【話題】「かもすぞ!」…菌やウイルスが大活躍するアニメ「もやしもん」

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1 ◆SCHearTCPU @胸のときめきφ ★
目には見えない極小の「菌」が見え、言葉が交わせる農大生とさまざま個性を持った菌やウイルスが繰り広げる
ドタバタ劇を描いた石川雅之さんのマンガ「もやしもん」。「かもすぞ!」と叫ぶカワイイ菌たちが評判となり、
コミックスも売り切れが続出、10月からフジテレビのアニメ枠「ノイタミナ」で放送が始まったアニメも好調だ。
女性たちの心を「かもす」世界初?の“菌マンガ”の魅力とは……。
「もやしもん」の主人公の沢木惣右衛門直保は、酒造などで発酵に必要な麹(こうじ)を作る元となる
種麹(たねこうじ)を扱う通称「もやし屋」の老舗の息子。幼いころから、菌と話せる特殊な力を持っていた直保は、
造り酒屋の息子で、幼なじみの結城蛍と農大に進学する。祖父の紹介で、菌について語り出すとうんちくが
止まらない樹慶蔵教授と出会う。なぜか白衣の下にボンデージファッションというセクシーな大学院生・長谷川遥や
元ミス農大で唯一の樹ゼミ生・武藤葵ら先輩たちに、除菌マニアの同級生・及川葉月らちょっと変わった人々が樹研究室に集まって来る。
直保は、水虫に悩む遥の秘密を見抜いたり、新入生オリエンテーションで出された畜産科のサラダに食中毒の元となる
「O|157」を発見したり、学内での酒の密造を企て、失敗する先輩と知り合ったりと、「菌」や「発酵」をめぐる
さまざまな騒動に巻き込まれていく。

「もやしもん」の一方の主役は「菌」だ。石川さんが顕微鏡写真を見てデフォルメした菌は、まるで何かの
マスコットキャラのように可愛らしい。直保の実家から付いてきて、いつも肩に乗っているのは、
麹をつくる黄麹菌「A・オリゼー」。ほかにも納豆菌の「ナットー」や乳酸菌「L・ヨグルティ」、抗生物質の
材料として知られる青カビの「P・クリソゲヌム」、クーラーの奥などにいる黒カビ「C・トリコイデス」など
日常生活と切り離せない菌たちが続々登場する。さらに、筋を無力化して、薬品や生物兵器としても
使われるボツリヌス菌「ボツリナム」や、オリゼーにそっくりで、カビ毒の一種「アフラトキシン」を
作り出す「フラブス」など変わった菌も現れ、健康や生活と菌との関係を分かりやすく解説しながら
物語が進んでいく。

*+*+ まんたんウェブ 2007/12/09[**:**] +*+*
http://mainichi.jp/enta/mantan/news/20071208mog00m200022000c.html