極超音速エンジンの燃焼実験成功=日米間2時間の旅客機実現に前進−宇宙機構
東京から米西海岸まで2時間で飛べる極超音速旅客機(全長60メートル、20人乗り)の
基礎研究を行っている宇宙航空研究開発機構の航空エンジン技術開発センターは1日までに、
秋田県能代市の能代多目的実験場で、小型エンジンの燃焼実験に初めて成功した。
燃料はH2Aロケットと同じ零下253度の液体水素。極超音速機の巡航速度マッハ5(音速の5倍)では、
吸い込んだ空気が1000度もの高温になるので、液体水素をいったん冷却に使ってから燃焼させる。
この方式で燃焼実験に成功したのは世界初という。
最終更新:12月1日18時1分 12月1日18時1分配信 時事通信
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