★「全頭検査を継続」BSE対策で知事表明 道議会(11/30 13:53)
道議会は30日、一般質問に入った。高橋はるみ知事は、国産牛の牛海綿状脳症(BSE)の
全頭検査について「道産牛肉に対する信頼と期待に応えるため、道単独でも継続しなければならない」
と述べ、生後20カ月齢以下の検査に対する国の補助が来年7月に打ち切られた後も、
道の全額負担で全頭検査を続ける方針を正式に表明した。自民党・道民会議の山本雅紀氏(室蘭市)の
質問に答えた。
理由として知事は道内四カ所で開催した意見交換会で検査継続を求める声が多数を占めたことを挙げ、
国の全頭検査打ち切り方針について「消費者の十分な理解が得られていない」と指摘した。 (以下略)
北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/63410.html ★BSE全頭検査 北海道は継続
北海道は29日、生後20カ月齢以下の牛に対する牛海綿状脳症(BSE)検査の補助を
国が来年7月末で打ち切った場合、道独自で全頭検査を継続する方針を決めた。
高橋はるみ知事が30日の道議会一般質問で表明する見込み。安全で安心できる牛肉を求める
消費者らの意向を重視しての結論で、態度未定の都府県の判断に影響を与えそうだ。
道は10、11月に道内4カ所でBSE検査についての意見交換会を開いた。
参加した消費者や生産者、流通関係者から全頭検査継続を求める声が多く、
来場者に行ったアンケートでも76%が検査継続を求めた。
北海道は乳用種雄などの主産地。消費者の理解を得られない中で検査をやめた場合、
牛肉の販売が低迷する心配があり、道経済に影響が出ることも考慮した。
道内の生後20カ月齢以下の牛の検査頭数は7万6000頭で、
その分の検査費用は1億3500万円(2006年度)。
日本農業新聞
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/modules/bulletin2/article.php?storyid=286