【社会】冷蔵庫と冷凍庫に赤ん坊の遺体を隠す…母親(28)を逮捕 - 宮崎

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46名無しさん@八周年
27歳婦人警官の妊娠残酷物語
育て方わからず衰弱…
美樹(27)=仮名=は下腹部を襲った突然の激しい痛みにうずくまった。
「予定日はまだのはずなのに…」
初めての妊娠。しかも、病院や助産院には一度も行っていない。
自己流で「十月(とつき)十日(とおか)」を数えた出産予定日は来月のはずだったが、実際には臨月を迎えていたのだ。
六大学を卒業した後、2年間の浪人生活を送ってまでなりたかった憧れの仕事・婦人警察官。
きのうも制服姿で駐車違反の取締りや児童のための交通安全教室に出向いていたが、周囲の誰も美樹の妊娠には気づかなかった。
決して妊娠が分かりにくい体形をしていたわけではない。
合コンで知り合い、5カ月前に別れた、子供の父親となる男(25)も、婦警には似つかわしくないほど小柄で細い美樹の身体と白い肌に驚いたほどだ。
平成15年8月25日未明、結局、美樹はU県警女子独身寮の自分の部屋でひとりで男の子を産んだ。
へそは消毒もしていないハサミで自分で切った。へその緒は、両親がそうしてくれたように取っておいた。
そして、携帯電話のカメラで産声をあげた子供の写真を撮った。
か細い泣き声の赤ん坊の口に、乳首を含ませた。母乳は出なかった。
仕方がないので、牛乳を化粧用のパフに染み込ませて口にあてた。ほんの少し吸ったように見えた。
47名無しさん@八周年:2007/11/27(火) 23:39:58 ID:uf5EN93L0
うまいのか
4846:2007/11/27(火) 23:41:40 ID:1XRpM0kY0
つづき

この美樹の行為を、検察側は後にこう指摘した。
「牛乳は乳児には肝臓への負担が大きすぎることがよく知られています」
当時の美樹はそんなことは知らなかった。出産した数時間後には、署に出勤。
上司から「顔色が悪いぞ」と指摘され、すぐに帰宅している。翌日は欠勤届を出した。
予想もしないタイミングの出産で気は動転。「病院に連れていかなきゃ。誰かに相談しなきゃ」と思う。
だが、田舎の両親には言い出しづらいし、同僚に話せば、「独身なのに妊娠したことが署内にバレたらクビになってしまう…」という恐れもある。
一方、十分な栄養を与えあられず、赤く化膿したヘソに絆創膏を貼っただけ、産着も羽織らずに放置された赤ん坊は、見る見るうちに衰弱していった。
そして、出産2日後の深夜。美樹は激しい腰痛に襲われ、独身寮のトイレで2時間ほどしゃがみ続けた。
ふらふらになって自室に戻ると、赤ん坊は息をしていなかった。美樹は死体をポリ袋の中に入れて、冷蔵庫にしまった。
ごめんねとつぶやいて手を合わせた。涙が止まらなかった。
幕引きは、子供が死亡した翌日に偶然起こった火災報知機の誤作動だった。
寮の職員が寮内を巡回し、美樹の部屋のただならぬ様子に初めて気付いた。婦人警官の美樹は死体遺棄容疑で逮捕された。
実は、美樹は出産前の8月、赤ん坊に「ヒサシ」という名前をつけていた。
漢字名はまだなかったが、拘置所で『永久』という字をあてた。
「赤ちゃんのことより自分のことばかりを考えていた。そのために赤ちゃんの命を失い、たくさんの人に迷惑をかけた。
これからは赤ちゃんのためにもしっかり生きていきたい。まだ赤ちゃんのお墓に行っていないので、行って手を合わせたい」
かすれがちな声でそう話した美樹を、裁判長は「妊娠を職場に隠そうという浅はかな考えから乳児を粗末に扱っており、厳しい非難を免れない」と断罪した。
懲役3年、執行猶予4年。クリスマスイブの判決だった。