【海外/イタリア】黒いというだけで年間6万匹が殺害 「黒猫は縁起悪い」は迷信と啓発イベント

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イタリアでは17日、動物愛護団体が主体となって「黒猫の日」のイベントが開かれた。

多くの国で汚名を着せられる黒猫だが、かつて「黒猫は悪魔の手先」などとされていた
イタリアではそれが極端で、「黒猫は縁起が悪い」という迷信を信じる市民によって黒猫の
殺害が横行。当地の動物愛護団体AIDAAによると、同国内では昨年1年間に推定
6万匹の黒猫が殺害されたという。

AIDAAでは、17日、国内200カ所に情報センターを設置し、道行く人たちに黒猫に関する
チラシを配ったり、嘆願書への署名を募ったりした。同団体ではまた、愛猫家として知られる
ローマ法王ベネディクト16世あてに、支援を求める書簡を送ったという。

http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-28955020071119