米国マイクロソフトは11月14日、Windows Vistaの早期導入ユーザーを悩ませていた互換性
問題が緩和されているとの見解を発表した。
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マイクロソフトがこのような発表を行った背景には、同社が2009年後半から2010年にかけて
リリースする予定のWindows次期版(「Windows 7」:開発コード名)の存在があるようだ。多
くの企業がVistaへのアップグレードを見合わせ、代わりにこの最新版を採用する可能性が
強まっているとの見方があるからだ。
(略)
同氏は、Windows 7のリリースまで社員のデスクトップをアップデートしないとする企業も少
なくないことを明らかにした。
アップデートしない理由として、ユーザーらは、やや古いハードウェア上でVistaがうまく動か
ないことを挙げている。古いと言っても1〜2年前のPCであり、場合によっては、プリンタなど
の周辺デバイスで問題が生じることもあるという。Vista用に最適化されているはずのPCで
すら、一部のデバイスやアプリケーション、OS機能のパフォーマンスおよび互換性に不具
合が生じるため、最適なエクスペリエンスが得られるどころではないのだ。
したがって、こうした問題をWindows Vista SP1が完全に解決しないかぎり、「多くの人々が
次期WindowsのリリースまでXPを使い続ける確率は高くなる」と、マイクロソフト製品を専門
に扱っているあるコンサルタントは述べている。
みずからもVistaの不安定なパフォーマンスに不満を持ったことがあるという、ディレクションズ・
オン・マイクロソフトのアナリスト、マイケル・チェリー氏は、もしもマイクロソフトが当初のスケ
ジュールどおりにWindows 7をリリースするなら、企業にとって「Vistaへのアップグレードは
必要性の薄いもの」になり、Windowsでは恒例の「1バージョンおき」の更新へ流れるケース
が増えそうだと話している。(以下略。全文は
http://www.computerworld.jp/news/plf/87129.html )
<関連>【OS】Vistaの次のWindows、「Windows 7」に搭載したい機能リストが流出
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1195090674/ ★1(11/16 00:20) 前★2…
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1195163383/