(略)「消費者はVistaに強い関心を持ち、熱心に支持している」。MicrosoftのCEOである
Steve Ballmer氏は、2007年10月24日のCNET News.comとのインタビューでこのように
語った。
Vistaの売れ行きはここ数カ月で勢いが増しているという、Current Analysis Westのア
ナリストSamir Bhavnani氏の発言もある。
「Vistaは波乱のスタートを切った。口うるさい少数派がVistaを激しく攻撃したからだ」と
Bhavnani氏は指摘する。
一方でMicrosoftは、Vistaの売れ行きに勢いをつけるのが難しくなってきている。Microsoft
は出荷後最初の12カ月間でVista対応ビジネスPCの数をXP対応ビジネスPCの2倍に
するという高い目標を立てていたが、最終的に達成できない見通しであることを認めた。
(略)
Microsoftは、企業向けでは販売に明るい兆しが見えていることを認めている。これは特に、
Windowsを対象とする長期契約を結ぶ企業数が増えているためである。
MicrosoftのWindows製品管理担当バイスプレジデントであるMike Nash氏は、「(Vistaを
導入する)気がないなら、企業がそうした契約を結ぶことはない」と語る。
しかしIDCのアナリストであるAl Gillen氏によると、Vistaへの移行を計画している企業も
あるが、一方で大手企業の多くは今でも、購入したPCにただちにWindows XPをインストー
ルしなおすという。
Gillen氏は「それはまったくあたりまえの行動だ」と言う。しかしその結果、互換性チェック
や導入支援に役立つ新しいツールを開発して企業のVista移行を早めたいというMicrosoft
の望みは大きく後退することになった。(以下略)
http://japan.cnet.com/special/ent/story/0,2000056934,20360016,00.htm 前★1(11/10(土) 14:46)
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1194673594/