大麻草の種子、ネットで入手し栽培…摘発相次ぐ
インターネットで外国産の大麻種子を販売する業者が増え、種を購入した客が
大麻草を栽培して摘発されるケースが相次いでいる。
日本の法律では、発芽前の種であれば持っていても販売しても違法ではないが、
外国から輸入するには発芽しないよう熱処理することが義務付けられている。
しかし、実際は熱処理されていない種が空港などでの検査をすり抜けて、国内に
大量に出回っており、警察・税関当局も対応に苦慮している。
警察庁によると昨年、大麻栽培で摘発されたのは123人で、10年前の3・6倍。
昨年7月には新潟市のJA職員、今年2月には武村正義・元蔵相の長男が逮捕
される事件もあったが、いずれもネットで種を入手していた。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071107it07.htm