・日本民間放送連盟の全国大会が三十一日、東京都内で開かれ、「テレビ。誰が何を見たいのか?
〜最強のコンテンツとは〜」と題しシンポジウムが行われた。
「亀田問題」でTBS批判が強まる中、見城氏は、「TBSは亀田スタイルをきちんと見せた」と
述べ、パフォーマンスに走る亀田兄弟など現代の一面をリアルに伝えた点を、あえて評価した。
これに対して福田氏は「スポーツでは勝者が敗者をいたわる。敗者が勝者をたたえる。そう
した品位を踏みにじり、これにテレビが加担した。フェアであって初めてスポーツだ」と述べ、
テレビがネットなどよりも優位であるためには、基本原理を踏まえることが大切だと指摘した。
ドラマについて、デーブ氏は、「一番、不毛なのはドラマ。演技力がなく、昨日までモデルだった
人を平気で使っている。今はCS放送やテレビ東京で海外の優れたドラマをやっている。
比べれば分かる」と批判。小杉氏は、「本当に悪かったら使わない」などと反論した。
デーブ氏は、「タレントも楽屋でするのはCS放送の話ばっかり。自分の番組も見ていないの
では。視聴者も大人向けの番組を求めている。若い人にこだわりすぎではないか」と指摘。
さらに「米国では、地上波を見ている人が半分くらい。質の高いケーブル放送が客を取って
しまった。今年はリベンジの年。四大ネットが、ゴールデンタイムのドラマを放送直後から
ネットで見せている。ネットを敵と思わず、うまくやっている」と述べ、ネットを「敵視」する
日本のテレビ界との違いに触れた。(抜粋)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2007110102060924.html ※第55回民間放送全国大会・パネリスト
見城 徹 氏〔幻冬舎社長〕
重延 浩 氏〔テレビマンユニオン会長〕
デーブ・スペクター 氏〔タレント、テレビプロデューサー〕
福田 和也 氏〔文芸評論家、慶應義塾大学環境情報学部教授〕
小杉 善信 氏〔日本テレビ放送網編成局長〕
鈴木 克明 氏〔フジテレビジョン取締役編成制作局長〕
◇司会者:安藤 優子 氏〔フジテレビジョンニュースキャスター〕
※前★1(11/01 22:35):
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1194026999/