青梅労働基準監督署(東京都青梅市)は31日、労働基準法違反(賃金不払い)の疑いで、レジャー施設
「東京ムツゴロウ動物王国」(東京都あきる野市)の元運営法人「グローカル二十一」(千葉県流山市、
中山晴夫社長)と、中山社長、ゼネラルマネジャーの2人を書類送検した。
調べによると、同社と中山社長らは昨年1〜6月分の動物王国従業員39人の賃金計約3880万円を、
毎月所定の日に支払わなかった疑い。
同社は昨年7月に事実上倒産し、現在も未払い賃金が約3000万円残っている。中山社長らは「入場者
数が伸び悩み、賃金が支払えなかった」と容疑を認めている。
動物王国は平成16年7月にオープンしたが、入場者数の低迷で11月25日に閉園することが決まっている。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/071031/crm0710311600030-n1.htm