【文化】性も種も超える愛「犬身」　「親指P」の松浦理英子氏、7年ぶり長編小説

http://book.asahi.com/news/TKY200710310092.html
作家の松浦理英子氏が７年ぶりとなる長編小説『犬身』（朝日新聞社）を刊行した。主人公の
女性が犬になるという奇抜なストーリー。松浦氏は「あえてバカバカしいと言われる小説を
書こうと思った」と語るが、性愛の枠組みを超える愛情のあり方を探求した野心作だ。

主人公の房恵は本来、自分の心が人間ではなく犬であり、性同一性障害ならぬ「種同一性
障害」だと考える３０歳の女性。ゲーテ『ファウスト』のメフィストフェレスのような怪しげな
バーテンダーとの契約で、子犬に変身を遂げる。

松浦氏は、足の親指がペニスと化した女性を描く『親指Ｐの修業時代』（９３年）で性の通念に
揺さぶりをかけた。『犬身』では、性どころか種をも超える世界に踏み込んでいる。

「『親指Ｐ』以上に、性器結合中心の性愛から離れた形での関係性を考えたかった」と松浦氏は話す。

「人間の男女はそれほど相手を愛していなくても、体の仕組みから簡単にセックスできる。
相手に別のことを求めているのかもしれないのに、親密になるにはセックスに進むのが
自然だと思いがちです。そこで、セックスを介さずに大切な相手に喜びを抱き合える関係として、
犬と人間との絆を思い出したんです」

房恵は子犬のフサとなって、惚れ込んだ２９歳の陶芸家、梓に飼われ始める。

「犬好きの人はなぜ犬を愛するのか。犬はなぜ人を慕うのか。言葉も交わせないのに、そこには
確実な愛情関係がある。性的欲求とは別の、愛情と、皮膚感覚の官能的な喜びを描けるのでは
ないかと考えました」

ところが、フサは梓の異常な家庭をのぞき見ることになる。兄は１０代から梓に性的虐待を加えており、
母は兄をえこひいきして見当違いの采配を下す。フサと梓が慈しみ合うのと対照的に、兄は
梓に対して卑劣な行為を重ね、負の関係性もエスカレートしてゆく。

>>2に続く

「若い頃には一対一の濃密な関係に関心が強かったが、幅を広げて家族を題材にするにあたって、
いびつな家族をイメージした。梓が可哀想で、パソコンから目を背けながらも、手が
止まらなかったんです」

バーテンダーは、犬になったフサと交感して会話する一方、梓には露悪的なブログなど仮借ない
事実を突きつけ、認識の触媒としての役回りを果たす。

「犬には言葉がないので、フサの内面を小説の中に引き出し、発展させるために、バーテンダーと
ブログを利用しました」

終幕、兄に暴行を加えられた梓を救うために、フサは兄に飛びかかるが、逆に撲殺される。だが、
兄は器物損壊罪にしか問われない。まさに犬死にであり、しかし主人公の死でもある冷徹な落差が
提示される。

「フサは何の役にも立たず、助けられなかったことを悔やむが、梓にとってはいてくれるだけで
うれしい存在です。人間も、愛している人の役に立たなくたって、愛情を受ける資格はあるし、
大切な存在になりうると思うんです」

−以上−

>>3あなたと合体したい

>3
がんばれ

獣姦キター！

>>3
がんばれ

>>3
がんばれ

あれ？馬とやって死んだオッサンどこの人だっけ

またエロ本書いたって？

小説って一般装ったエロ小説しか話題にならないな

『犬身』


献身のﾀﾞｼﾞｬ（ｒｙ

>>3
がんばれ

badendを記事で明かしちゃってるけどいいの？

>>8
シアトル

あらすじってﾚﾍﾞﾙじゃねーぞ...

カオス

昔は美人だったからエロい話を書いても様になったんだが

欝になりそうな話だな。
たぶん読まないと思う。

＞　性的欲求とは別の

そのものズバリとしか思えません。＞＜

「松浦理英子は言語哲学をやるべき。」

ニュー速に入り浸ってライトノベルしか読んでないオタクには理解できないと思うよ。
ナチュラルウーマンは最高の恋愛小説だ
犬身も良かった。
萌え〜とかいうのも別にいいけど、ちゃんとした小説も読んでみたら？

こんだけあらすじ書いちゃったら読まなくていいんでね？

>>13
好ましくはないが、ミステリでやらかす程の影響はなさげ。

ヤギ対ロシア女には負けるだろうな、きっと

ナチュラルウーマンは良かったが、親指Pは途中で投げちゃった。
円タクシーの創刊号か何かに載った短編がいくなかったので、以降読んでなかったが
久しぶりに読むかな。
ラノベしか読んだことのないやつには理解できないというのは同意。

肉体的限界でえっちが出来ない話なら、内田春菊の「南君の恋人」だのでもやってるし……
獣姦はヨーロッパ辺りじゃわりとポピュラーな性癖だし……

あらすじだけでわかるような類の話でもないだろうしね

いやオタだし松浦理英子は親指Pを十年以上積んだままで読んでないのでアレだがw

オチというか、結末まで記事になってるよ！バカ！

親指シフトのキーボードと聞いて今北

親指Ｐも面白いよ。
他の作品に比べたら明るい感じだけどね。

つまんなさそうだな

すげぇ、つまんなそう
ぜってぇ、買わねー

犬夜叉を描いてる人より頭イカれてるな。

訳もなくラノベをけなして俺だけが理解できる小説！とかきめえ

>>34
萌え絵のイラストがついてないから、お前には難しいであろうｗ

獣姦はすかん

>>1
＞愛している人の役に立たなくたって、愛情を受ける資格はあるし、

それとこれとは別だろ？
ずいぶん歪んだ発想だな・・・・

>>26
＞肉体的限界でえっちが出来ない話なら、内田春菊の「南君の恋人」だのでもやってるし……

これそもそも種族超えだけでなく、女×女でもあるんだよね。ｾｸｰｽじゃ何の解決にもならないのは分かるけどさ。

>>21
これもラノベみたいなもんだから

> 犬好きの人はなぜ犬を愛するのか
そりゃ、犬以上に無条件に飼い主に従う生き物なんてこの世の中にいないから
決して嘘をつかず、決して裏切らず、調教さえちゃんとすればどんな命令でも聞き……
そして邪魔になったら捨てる事が可能な生き物
それが犬という生き物

＞犬はなぜ人を慕うのか
犬はそういう風に作られた人工の生物
世界でもっとも古く品種改良された哀れな生き物
犬は生まれる以前から人に尽くす事を仕込まれた哀れな生き物なんだよ……

故に
> 人間も、愛している人の役に立たなくたって、愛情を受ける資格はある
と言うのは違う
犬は生まれる以前から人に全てを差し出してる生き物なんだよ
犬が人に差し出している物の大きさに比べたら、恋人が恋人に与える物よりも遙かに大きな物を差し出している
だから、犬は愛される

それが犬にとって幸せな事かどうかは……知らんがね

アブノーマルだなと私の感覚では思うわけです

スレ全部読まずに書く、







川上犬身　は、リーブ２１です。

>>37
こんなテーマで書こうって時点で歪んでるのはあたりまえ
だからどうしたって話だな

栗田勇午スレはここですか？

性差は勿論、種差（？）ですら、性的関係持つ話って
エロ妄想話（漫画・小説）としてなら割とﾎﾟﾋﾟｭﾗｰだし、
それで「性的欲求とは別の」と言われてもなぁ。。

まぁ、小説は書き手の脳内で設定自由だから、ど〜でも良いけどさ。ｗ

多和田葉子の作品にも、同居の男が犬になる話あったよね。

朝日の連中自身は性を越えるなんて馬鹿にしてるに決まってるのに、
他人には野心作がどうのと。
死ね。

犬になってご主人様に飼われるなんて話は定番だろ
ＳＭ小説をパクッたと正直に言えばいいのに

どこがニュース＋なんだ？？？

この前病気になったんですよ、末期のね。
で、生まれて初めて飼い主との別れを経験したわけですわ。

正直最初は別れって簡単なもんだと思ってたのよ。野良猫時代は普通のことだったからさ。
あのね、俺が間違ってた。あれは猫が経験するもんじゃない。
冷血動物だね、は虫類だけが耐えられるものだよ。
最初に動物病院に入った時さ、めちゃめちゃ痛くて脚そろ〜って動かしてそろ〜っと尻尾ひきずったのよ。
１０秒くらいかけてさ。
でなんか体が動かなくなって診療台の上でへたりこんじゃったのさ。
そしたら飼い主がさ「苦しいのか」とか目で訴えてくるの。同じ過ちは２度繰り返さないのが俺よ。
だからニャーンて鳴いたのさ。えぇ、そりゃもう鳴きましたとも。全てを忘れて鳴いたよ。
家に迷い込んだ時のヤツの暖かいまなざしとか、初めて膝で寝たときにホントに気持ちよかった事とか、
エサをくれる時の呼び声とか色々思い浮かんでくるのを頭から振り払ってね。
だって長引くと飼い主がつらいだろうって思ったからね。そしてらエライ事になった。
もうすごい即死。そして飼い主のすごい涙。幅３ｃｍくらい。昔の漫画だけど星飛雄馬やはだしのゲンにも負けない。
それで横見たら飼い主がすごい悲しそうな顔を俺の方に向けてんの。ホントごめんなさい。
正直「飼い主を苦しみから救ってやるのが義務だぜ！」
なんて見栄張らないで素直に最後まで悪あがきしてやればよかった、
せめて自然に任せて死ねばよかったと思ったよ。
心の底から承諾書にサインさせた事を後悔したね。
でも埋葬が終わって天国で
「飼い主って寿命ありすぎるよな！これだから人間は。今度は長生きするカメにでも生まれるか」
とか言っちゃてんの。ホント俺ってダメ猫。

…もう泣かないで下さい｡

セバスチャンだけ読んだな 松浦作品

＞ゲーテ『ファウスト』のメフィストフェレスのような怪しげなバーテンダーとの契約で


来夢来人？

ものすごい勢いでネタバレしてるけどいいのか

松浦理英子の写真は若い頃とはだいぶ違っていたな

健速にはかなわない

読み終わった。
全然エロティシズムは感じなかったけど、嫌いな作品ではないな。
自分はネット好きな人に受けそうな印象をうけた。
後、主役に熱心なアイドルヲタの姿を重ねて読んでた。

だから2ちゃんに読んでる人多そうだな、と思ったけど
ここ見ると完読した人が少なくて意外。

一方海外では…

【海外/オーストラリア】飼い主を救うため毒ヘビと戦った牧羊犬が昏睡状態に
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1193820257/