【動物】動物で最長寿?400年以上生きた二枚貝 大西洋のアイスランド沖海底で発見…英バンゴー大学(画像あり)

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★動物で最長寿、400年以上生きた二枚貝を大西洋で発見

 大西洋アイスランド沖の海底から、400年以上生きている二枚貝が発見された。これまで
知られている動物の中で最長寿とみられる。英バンゴー大がホームページで発表した。
 見つかった貝はハマグリの仲間。同大の研究者が昨年、気候変動の調査中に海底から
引き揚げたもので、大きさは約8・6センチ。研究チームは、貝殻が木の年輪のように1年ごと
に層を作ることに着目。
 顕微鏡で貝の層の数を調べたところ、年齢は405年から410年で、過去に発見された
最長寿の貝より30年以上も長生きだったことが分かった。
 貝は採取時には生きていたが、年齢を調べるために肉をはがしたことで長い生涯を終えた。
 研究チームは「この貝は、シェークスピアが『ハムレット』や『オセロ』を執筆していた時代から
生きていた計算になる」とたたえた。
 貝が発見された水域は、200年以上生きてきた貝がたびたび発見されているが、研究者の
一人は「生育環境が貝の長寿にどのような影響を及ぼしているのかを知る手がかりとなるだろう」
と話している。

(2007年10月30日13時39分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20071030i305.htm

 発見された二枚貝は長寿で知られ、ギネスブックでは一九八二年採集の貝が二百二十年と
認定されている。長寿の理由は不明。
 今回の二枚貝は長さ約八・七センチ、重さ約五十二グラム。昨年採集した貝類などの中に
含まれていた。木の年輪を測定するように貝殻の層などを調べ、年齢が四百年を超えることが
分かった。貝の分析は、気候変動に関係する海洋の環境変化を知る上でも参考になるという。

東京新聞(共同) 2007年10月30日 夕刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2007103002060513.html
アイスランド沖の海底で発見、生息期間が400年以上とされる二枚貝=バンゴー大提供、共同

http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/images/PK2007103002160574_size0.jpg