・12日午後、勝利の会見場となった宮田ジムには、約60人の報道陣が詰めかけた。
ジムが手狭だったため、会見は第1部がテレビ、第2部が新聞・雑誌の2部構成で行われた。
第2部の冒頭、亀田家の反則指示に関する質問が飛ぶと、内藤から笑顔が消えた。全身に怒りを
滲ませながら、内藤は「(大毅は)サミング、もも打ち、ヒジ打ち、ゴング後のパンチなど反則の
オンパレードだった。ホント、ふざけんなよ。もう一発入ったら乱闘するところだった」とまくし立てた。
30分近く続いた独演会では、内藤がリング上であった大毅の情けないヘタレ秘話まで明かした。
試合終盤、クリンチ中に繰り返されるサミング攻撃にキレた内藤が、倒れ込む大毅に「お前いい
加減にしろ!」と一喝したところ、大毅が殊勝にも「ハイ…」と小声で返事したというのだ。
宮田博行会長は、興奮する内藤を制しながらも、「試合中は(亀田側の反則指示の)認識はなく、
試合後に後援者からのメールで知りました。それにしてもひどすぎる。亀田選手の反則は勝ち負けでは
なく、選手生命にかかわる問題。彼らは、今後も同じことを繰り返すでしょう。JBCに抗議文を送り、
亀田側にキッチリ謝罪を求めます」と宣戦布告した。今後、亀田戦を拒否する意向も明らかにした。
当初は淡々と話していた宮田会長も徐々にヒートアップ。大毅の父・史郎氏が試合前、リング上で
メンチを切ったことについて、「ヤクザの脅しと一緒で、反則の域を越えた単なる恐喝」と断言。
宮田会長は「本当は、『切腹パンチ』と名付けたボディーショットで倒して、切腹の代わりにして
あげたかった。でも、反則がひどすぎて披露できなかった」と、亀田家にトドメの一発を放った。
一方、宮田ジムから徒歩約15分の「亀田道場」は、人影もなくひっそり。
入り口には、ファンからの花束やグローブが積まれていたが、近寄った瞬間、警備員が駆けつけ、
「お引き取り下さい」と一言。大通りを隔てた道路の反対側で様子を見ていると、監視カメラでも
あるのか、再び警備員が駆けつけ、「警察を呼ぶぞ!」などとスゴまれた。(一部略)
http://www.zakzak.co.jp/spo/2007_10/s2007101302_all.html ※前:
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1192289874/