【米国】子猫に授乳　犬が母代わり〜バージニア州　[10/09/2007]

□子猫に授乳　犬が母代わり〜バージニア州　[10/09/2007]

米国バージニア州で、捨てられた子猫をある一家が拾って預かったものの、哺乳瓶ではミルクを飲まずに
途方に暮れていたところ、ペットのメスのゴールデンリトリーバーが子猫を世話するとお産もしていないのに
乳が出始めて授乳を始め、周囲が驚いている。

　地元Winchester Star紙8日付によると、授乳を始めたのはJimmy Martinさん一家が飼うメス犬のHoneyで、
最後に子犬を産んでから18カ月間も経ているが、子猫の鳴き声を聞いて母性本能が目覚めたとみられている。
Jimmyさんは約6週間前、勤めているコンクリート工場でトラックを運転中に目の前にグレーのトラ模様の子猫が
飛び出してきたので、トラックから降りて子猫の後を追った。産まれて間もないとみられたメスの子猫は、工場内の
古タイヤにたどり着いたが、周りに母ネコの姿は見えず、捨てられた猫だったのでJimmyさんは子猫をタオルに包んで
家に連れ帰った。瓶にミルクを入れて与えようとしたが子猫は飲もうとせず、小さい体で生き残れないのではと心配していた。
　
　体の大きいゴールデンリトリーバーのHoneyは、Preciousと名づけられた子猫を見て尻尾を振り、飛び跳ねて喜んでいたが、
Jimmyさん一家は当初は子猫にはHoneyの動きが乱暴すぎると思い遠ざけていたという。奥さんのKathyさんは「Honeyは
子猫を舐め始め、世話をし始めたんです。2日も経たずに自然にお乳が出るようになって子猫に授乳し始めたんです」と語った。
今ではPreciousは元気に犬用の骨で遊んだり、じゃれてHoneyをかじったりしているという。「Preciousは自分が子犬だと思っている
ようです」とKathyさんは語った。

http://eureka-i.jp/news/2007/10/0710094148.html　（引用元配信記事）
eureka
http://eureka-i.jp/index.html　[10/09/2007]　配信