【海外/米国】下院で「アルメニア人虐殺(ジェノサイド)非難決議案」承認 ブッシュ大統領は決議案を非難
なので、アルメニア人が海外に行った時、外国人に「アルメニア?何処それ?」と
言われると非常に狼狽する。「どうして我々の事を知らないのだ!そんな事が許されて良いのか?」と。
そして、ある事無い事(殆どは無い事)を交えて必死にアルメニアについて説明を始める。
「如何に素晴らしい国か?なんと興味深く歴史的な土地柄か!アルメニア人と知り合えたアナタは
非常に幸運だ。何故なら、世界はアルメニア人を中心に回っているのだから」と。 (中略)
実は、ヨーロッパ人でもアルメニアの事を知らない人が多い。(僕はソレが普通だと思っている)
僕が知る限り、日本で知り合ったオーストラリア人、ブラジル人、カナダ人、イタリア人は
「アルメニア?何処それ?」と言っていた。
イタリア人ですら、「確か、バルカンのー、、、ユーゴスラビアの構成国でしたっけね?」と
言っていたので、知らないのが普通らしい。「知らない」という事は、時には幸せな事でもある。(中略)
在アルメニアのEU加盟各国の大使館が何故アルメニア人の入館を禁止しているかなんて、
知るはずも無いし、知ろうともしない。おめでたさ加減大爆発である。
しかし、アルメニア人はEUに加盟するのは何時頃の事だろうか?と真剣に考えている。
そして、トルコのEU加盟をどのように妨害するかを毎日、必死に考えている。
コチャラン大統領が日本を訪問した時も、何を勘違いしたのか
「日本がアルメニアに大使館を作りたがっている。我々はソレを了承した」
という発表をテレビで堂々と何の躊躇いも無くしでかした。
通訳がアホなのか、それともアルメニア人の思考回路がそうなのか?
とにかく、日本からの援助や円借款の話はまるで出てこない。
「まぁ、そんなに日本人がアルメニア人と仲良くしたいというのなら
まんざらでもないな」というのが、平均的アルメニア人の感想である。
金ずるが一つ増えた、という事で大統領府は歓喜している事だろう。
なので、老若男女を問わずアルメニア人は日本人を見付けると
「日本はアルメニアに大使館を作りたがっているそうだが、何時頃になるのだ?」
と聞いてくる。彼等に罪は無い。殺意を感じても日本人は大人の器量を見せなくてはならない。