★買い控えわずか2週間
・2003年12月に米国で初めて牛海綿状脳症(BSE)感染牛が見つかった直後、
米消費者が牛肉を買い控える動きは2週間しか続かなかったことが、米農務省が
2日までに公表した報告書で分かった。
米国産牛肉への抵抗感が強い日本の消費者とは対照的な反応。日米は米国産
牛肉の輸入条件緩和に向けた協議を続けているが、両国の「食の安全」に対する
認識の違いをあらためて示した。
報告書によると、スーパー店頭などで販売された生肉は、BSE感染牛発見後の
最初の1週間で発生前の予測値を32・6%も下回り、2週目も18・7%下回った。
しかし、3週目以降はほとんど元の水準に回復したという。
報告は、自国内でBSEが確認された後の牛肉消費が日本などでは急減したことを
引き合いに「大幅に落ち込まなかったのは驚きだ」(経済調査局)と指摘している。
http://www.minyu-net.com/newspack/2007100201000625.html