【防衛】国産ステルス機、縮小模型初公開 来月まで飛行試験 大樹

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レーダーに探知されにくい「ステルス性」と機動性を備えた国産ステルス戦闘機の導入に向けて、
防衛省技術研究本部(東京)が開発を進めている実証機のスケールモデル(縮小模型)が一日、
十勝管内大樹町の多目的航空公園で報道陣に初めて公開された。

縮小模型は無人の小型飛行機。実際の機体の五分の一の大きさで、長さ約三メートル、
幅約二メートル。機体には炭素繊維強化プラスチックを使用、機体重量は約四十五キロ。
流線形の鋭く長い機首に三角形の主翼、二つの垂直尾翼を広げたデザインが特徴だ。

航空公園では九月十一日から縮小模型を使って、遠隔操作や自律飛行などの飛行試験が
行われている。試験は十一月初旬まで、計約四十回行う。

データを同本部で解析し、来年度防衛費に概算要求中の実証機の設計に反映させる予定。
ミサイルを搭載しない実証機の初飛行は四、五年後、戦闘機の実用化は十−十五年先とみられる。

大樹町役場で会見した防衛省技術研究本部の石渡幹生技術開発官(航空機担当)は「大樹町を
選んだのは天候が安定し、施設が整っているため」と話した。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/52601.html
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/photonews/image/5559_2.jpg