正義と勝利の座談会 71-80
http://www3.plala.or.jp/cobatch/soka/20040123/08.htm#20040512 原田 その意味で言えば、インターネットも、あくまでも広宣流布を進めるための「手段」だ。安易に便利さに走り、溺れたら本末転倒だ。
杉山 機械というのは「諸刃の剣」ですからね。便利な道具であるほど、使い手によっては危険な凶器にもなる。
青木 インターネットをめぐる犯罪も、ここ最近、急増しているそうじゃないか。
原田 インターネットを利用した詐欺、悪質な勧誘、性犯罪などが社会問題になっている。
西 なかでも、インターネット上で特定の個人や団体を誹謗・中傷する「言葉の犯罪」は悪質だ。裁判沙汰になっている事件も多い。
弓谷 警察庁によると、全国の県警などが受理したインターネット上での名誉毀損に関する相談は、1999年には383件だった。
それが2002年には2566件。約7倍もの激増だ。
杉山 つい先日も、インターネットの掲示板の書き込みで名誉を傷つけたとして、大阪地裁で、ホームページの運営者に200万円の支払い
と書き込みの削除などが命じられた。インターネット絡みの裁判沙汰は、ここ数年、挙げたらキリがないほどだ。
西 なかには、ろくろく仕事もせずに、朝から晩までパソコンにかじりついて、狂気じみた妄想を書き殴っている連中もいる。
弓谷 深夜までの「ネット狂い」で、朝も起きられない。満足な社会生活もできない。そのくせ言うことだけは一人前。バカバカしいやつらだ(笑)。
杉山 先日もテレビで白?大学の福岡政行教授が、こう言っていた。
もうちょっと皮膚感覚の中で行動しないとね。頭の中で、バーチャル(=虚像の世界)で「ワァーッ」とやっているだけ。頭の中だけで
描かないで、自分の取った行動が、どういう波紋を呼び起こすかを考える部分が、今の若者たちにはないですね≠ニ呆れ果てていた。
青木 まったく正論だ。