【国内】新訳「カラマーゾフの兄弟」異例のベストセラー 男女の愛憎、幼児虐待、テロ…現代に通じるテーマ
1 :
シガテラな本屋さんφ ★:
8月22日16時38分配信 産経新聞
■男女の愛憎、幼児虐待、テロ…現代に通じるテーマ
ロシアの文豪、ドストエフスキーの名著「カラマーゾフの兄弟」の新訳本が26万部を突破し、
古典文学としては異例のベストセラーとなっている。最終巻が出版された7月にはインターネット
の文芸本ランキングで4週間連続のベスト10入り。旧訳本も相乗効果で売り上げを伸ばす。ミス
テリーとしてのおもしろさはもちろん、男女の愛憎や幼児虐待、テロリズムなど現代にも通じる
テーマが、混とんとした時代を生きる現代人の心をとらえているようだ。
≪26万部突破≫
「カラマーゾフの兄弟」は、1880年に出版されたドストエフスキー最後
の長編小説。新訳は東京外国語大学教授の亀山郁夫氏が担当し、光文社古典
新訳文庫から昨年9月、第1巻が出版された。
新訳は全5巻。同社によると、これまでに計26万5000部を達成。同社
翻訳出版編集部の川端博さんは「古典文学としては異例の売り上げ。増刷も決
まり、30万部は固い」と期待を寄せる。
最終巻が出版された7月中旬以降、インターネット通販「アマゾン」の文芸
本ランキングで4週連続のベスト10入りを果たす人気ぶり。アマゾン広報も
「古典文学のランク入りは珍しい」と話す。
≪東大教授も推薦≫
世界文学の傑作のひとつと評される同著。日本でも、これまでに数多くの
翻訳が出されているが、現在、市販されているのは、光文社の新訳のほかに、
岩波文庫(米川正夫氏訳)と新潮文庫(原卓也氏訳)がある。
新潮社営業部の河井嘉史さんは「光文社の新訳が出版される前から、
ブームの兆しはあった」と話す。(略)
新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070822-00000115-san-soci
unkmnkcnk
3 :
シガテラな本屋さんφ ★:2007/08/22(水) 18:19:30 ID:???0
続き
潮社は、東京大学教授が新入生に読ませたい小説ナンバーワンに
同著が選ばれているという東大出版会の月刊誌「UP」のアンケートに
着目。芥川賞作家の金原ひとみさんが「上巻を読むのに4カ月。中、下巻
はほぼ3日で読み終えた」と紹介した新聞書評にも目をつけ、昨年6月、
文庫本の帯を作成したところ、これまでに、上、中、下巻合わせて約
13万1000部と、爆発的に売り上げを伸ばしたという。
河井さんは「帯と新訳本の相乗効果かもしれない」と話す。
ウルトラマンゾフィの兄弟
まだ買ってない
6 :
シガテラな本屋さんφ ★:2007/08/22(水) 18:21:08 ID:???0
続き
≪なぜ今なのか≫
なぜ今、「カラマーゾフの兄弟」なのか。
光文社の川端さんは「亀山氏の新訳がリズムと勢いがあって読みやすく、若いころに
読んで挫折した団塊の世代が読み直しているとともに、巧みな仕掛けがちりばめられた
ミステリーとしてのおもしろさが若い人に受けている」と指摘。そのうえで「19世紀末
に書かれた作品だが、扱うテーマが、男女の愛憎、幼児虐待、テロリズム、父子・兄弟関係
や貧困、宗教、国家など、現代にも十分通じている」と分析する。
新訳を手がけた亀山氏も「この作品には運命とは何か、暴力とは何かという抽象的なことを、
生々しく自分のこととして経験させる吸引力がある。運命を描くことで人間の存在の小ささを、
また罪を描くことで人間の存在の大きさを表現している。人間の残酷さを直視して作品を書いた
ドストエフスキーの問題意識には現代性がある」と話している。
7 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 18:21:25 ID:zCu74RBN0
このまえ彼女に貸したよ。
まあ、天上のパンと地上のパン、どっちを求めるか。
クイズ電車のFlashにあったな
9 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 18:22:10 ID:wmbyZhu70
yonda? (´∀`)
10 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 18:23:31 ID:zJ5idXUtO
中巻コピペ↓
11 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 18:24:21 ID:/7n6rrw60
カラシニコフの兄弟
今度買ってみるか
13 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 18:24:39 ID:9mUUXEXx0
正直、ドストでもfateには勝てない。
14 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 18:25:10 ID:a//1aC0TO
兄弟ものか?
15 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 18:25:09 ID:0QHssZ4p0
>>1 カラマーゾフの兄弟はオレも感動したよ
ラスコーリニコフが老婆を殺すシーンのリアルさにはたまげた。
三晋晋晋晋晋晋晋,
晋晋晋晋晋晋晋晋晋晋三,
晋晋三 '晋晋晋晋晋晋晋晋i
晋晋晋 '無能晋三晋晋晋'
晋晋晋 三晋晋
晋晋 I ◆ ‖ ◆ 三晋
I晋 ◆ /) (\◆ 晋
丶,I ◆/● I I ●\◆ i'i
I │ // │ │ \_ゝ │ I 愚民の年金が消えたのと同じぐらいどうでもいい記事
ヽ I /│ │ヽ I/
│ ノ (___) ヽ │
│ I I │
I │ I I
i ├── ┤ │
\ /  ̄ ヽ ,/
ヽ_ 'ノ
17 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 18:27:11 ID:VOfBXX76O
罪と罰は面白かったけど
カラマゾは別に。
18 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 18:27:35 ID:9wPXGxqm0
>>15 いや、むしろ挙げるなら
囚人達による演劇のシーンでの盛り上がりだろ。
19 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 18:28:07 ID:zL8KGgw6O
名前覚えるのが大変ときいて読む気も起こりません
クレイモアは顔覚えるのが大変
映画化しないのか
22 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 18:29:08 ID:zCu74RBN0
23 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 18:29:53 ID:+UDlIhO30
ドストは学生時代に全部読んだからもういいわ。
24 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 18:30:54 ID:SuS9nII7O
新訳ならカラマーゾフ兄妹にすりゃ良かったのに
これから読むならやっぱ新訳の方がいいの?
するめジャコ麩
27 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 18:31:24 ID:T5AuBqYg0
カラマーゾフの兄弟は、名前をわかりやすくするべきだな。
長男 ボブ
次男 ジョン
三男 アル
とかでどうだ?
>>15 >>18 おーい
28 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 18:32:07 ID:AHHL/xic0
学生時代に読んだけど、つまらなかったな。
ネームバリューなくしたらどれほどの人が良いというか。
時代背景も違いすぎるし、国民性も違うから、基本的に
マッチしない。
30 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 18:32:38 ID:CqzOr4Px0
学生の頃読んでアリョーシャのように生きたいと思ったものだ。
31 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 18:33:26 ID:Mv5r1FWP0
罪と罰すら読み通せなかった私でも大丈夫ですか?
正直大審問官のあとはどうでもいい
33 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 18:33:46 ID:sO1wyrR90
罪と罰しか読んだことがないや、いつか読んでみるか・・・
幼児虐待のシーンだけダイジェストで
最後の三兄弟再会シーンはよかったね
盗賊の次男(´・ω・)カワイソス
ダイソーのあらすじ本100円で読んだ
37 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 18:37:06 ID:zCu74RBN0
高校の時、大審問官の伝説を読んだ時には衝撃があったわ。
まあ、大審問官がいかに偉大な人物かを理解するには時間かかったな。
38 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 18:38:14 ID:TFkpFzQ60
著者が死んじゃって前編だけの小説なんて読む意味ねえだろwww
大審問官だけは面白かった。それ以外は、そこらの愛憎ドロドロの
ドラマと変わらんし
「罪と罰」と混同するのはヤメロ。
41 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 18:40:06 ID:ToSjQp630
罪×しか読んでないや。
(^p^)人(^Q^)人(^q^) なかよし
43 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 18:44:45 ID:dRqJJxf20
301 名前:Mr.名無しさん[] 投稿日:2007/08/19(日) 12:19:27
>>283 「カラマーゾフの兄弟」上下巻を一気に読んだときは感動したよ
そのあと本屋行ったら「カラマーゾフの兄弟」中ってのがあってまたびっくり
44 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 18:46:12 ID:bBpcbJvX0
45 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 18:46:26 ID:7Kk9xZot0
実はエンタメ色が結構強いドストエフスキー。登場人物もアクの強いひとがいっぱい。
47 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 18:46:40 ID:wg/zjZ8V0
古い訳しか読んでないけど娯楽としては面白くもなかった。
殺人事件→犯人探し→裁判劇の流れも
ミステリーとしては特に面白くもない。
父殺し(フロイトの心理学と関連?)
無神論 VS キリスト教、ニヒリズム
近代の科学万能主義、理性主義と、その弊害など
深いテーマが詰め込まれているから
文学として価値が高いと評価されているんじゃないかと。
翻訳がよければもっとのめり込んで読めたかもなあ、
と思いつつ読む海外小説は多い。
最後の章で、
主人公がロリレイプを示唆するのって「白痴」だっけ。
50 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 18:49:33 ID:uSffNIGQ0
懐かしいな。ペトローヴィチは本当にムカつく奴だったよ。
51 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 18:50:27 ID:drWoaXBU0
いま1巻、読み終わった。字が大きいくて
けっこうリズムがいいので、2時間30分ほどでいけた
2巻買いに行くよ。これから
52 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 18:50:40 ID:nHXFdoKcO
戦前あたりの古い訳だと、その時代の日本人に合わせて内容をカット、
勝手にダイジェストして内容が全く変わってしまった小説があるからね。
「ルパン」なんかもそう。本来はフランス革命を巡る愛憎劇だったのが、怪盗物に変質した。
原作は、フランス革命の原因になったマリー・アントワネットの首飾り
を巡る二代に渡る愛憎劇だよ。
ドーミトリイという人物名がミーチャになったり
そういうのは確かに煩わしい。
読んだことあるけどわけわからんかった
これ読む場合ロシア人的な価値観や宗教観をよく勉強しないとダメだと思うぜ
55 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 18:52:34 ID:Mv5r1FWP0
若い人が読んでるのか、おじさまがたが読んでるのか
どっちなんだろう。
表紙を漫画家に書かせればもっと売れるんじゃないか?
58 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 18:54:22 ID:Uie4Js3v0
暇あったら読み直してみるか
59 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 18:54:50 ID:ABQQxTBz0
>>54 ロシア人とドイツ人と日本人の考え方は似過ぎている。
と一昔前の文化学の研究で明らかなのは、結構有名。
>>54チョン認定ww
60 :
粟野:2007/08/22(水) 18:55:28 ID:XWgVUBYg0
ウゴウゴルーガでやってた「あさのぶんがく」であらすじは掴んでいる。
61 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 18:57:51 ID:zCu74RBN0
>>59 何言ってんだかw
似て非ざるものだろw
宗教も国家成立背景も違うんだからw
そんな学者風情が言ったことなんて、真に受ける必要もねーよ。
っと科学者稼業の俺が言ってみるw
今の世の中は自称云わんが多すぎる。
亜両者の良さをもっと認めるべきだな。
64 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 18:59:41 ID:mW5yd12E0
ちなみに、その時代の
1ルーブル=1万5千円〜2万円ぐらいだそうだ。
カラマーゾフの兄弟は今まで読んだ小説の中で、ダントツに面白かった
一巻は、大審問官とその前のアリョーシャとの会話
二巻は、ゾシマ長老の腐臭に戸惑うキリスト教者のア○ども
三巻は、弁護士の熱弁と感激的な閉め方
高校時代にずる休みして読んだわ、懐かしいなぁ・・・・・・
罪と罰は?高利貸が殺される話はまずいのか?
日本の名著も読めよ。学問のすすめなんて最高だ。
貧乏の原因はバカって断言してる。
慶応卒の小沢が政権取ったらバカは粛清される。
67 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 19:01:02 ID:9wPXGxqm0
全五巻の新訳かあ。読んでみっかなあ。 米川訳や原訳にくらべてどうなんだろ
って、米川訳や原訳よんでないけどさ。
>>29 ドストエフスキーほど日本人が愛する作家もいないだろ
一万円は系オーだろ
71 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 19:01:23 ID:RR93HSROO
山手線内回り上野池袋方面
ハクチが一番感動すると思っていた、そんな時期がありました
白地もいいが堕落もいい。
地下室の手記は中二病に見せたら
『こいつ良い事言うな』とかいいそう
>>62 悪霊だったか。
昔はずっとドストエフスキーが好きだったけど、
最近話を思い出して、読み返して、トルストイはすごいな、と思うようになった。
76 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 19:09:11 ID:+XGUhnyN0
某出版社の『人間失格』みたいに、
表紙カバーをアニメタッチにしただけでは?
77 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 19:13:16 ID:v0SGudSA0
さすがの2chもカラマーゾフの兄弟を叩く奴はいないのか
78 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 19:17:25 ID:CXKWD1AG0
>>77 あなたの汚した大地に接吻してざんげするのです、ロージャ
79 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 19:17:58 ID:dZXmXlGP0
ドストエフスキーは挑戦したが一つも読み終わったことが無い。
80 :
1000レスを目指す男:2007/08/22(水) 19:18:11 ID:+dufhlUZ0
長兄が禿で悩む話じゃなかったのかな?
81 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 19:19:55 ID:v0SGudSA0
82 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 19:20:10 ID:NzilaCCR0
罪と罰が好き
>>78 ソーニャさん、あんたは呼ばれていませんw
カラマーゾフの兄弟ってミステリーなのか・・・・?
85 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 19:21:46 ID:+MDdrAht0
長くて読む気になれんかったな。昔。途中で挫折した。
86 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 19:21:52 ID:oon9QN160
キマイラに兄弟なんていたのか
87 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 19:22:58 ID:eRSv6PriO
知性のない云わんなんてどうだい
平均が眉間に皺よせたみたいな俺
これが男の生きる道
売れてるのかー。大学の生協で目に止まって買ったよ。
89 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 19:25:41 ID:sftCum8k0
ブックオフで下手したら300円でカラマーゾフ(新潮文庫)を買える時代で、
よくもまぁ5冊に分けて売るわw
90 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 19:26:09 ID:uSffNIGQ0
ほう、で、カラマーゾフの兄弟ってのは兄と弟のどっちが受けなわけ?
91 :
粟野:2007/08/22(水) 19:28:32 ID:XWgVUBYg0
ロシア文学は名前がよくわからんので苦手だ。
〜ヴィチだの〜コフだの・・・
>>89 5冊になってるのかw
どうせ紙厚くしてフォントもでかくしてるんだろうな
フォントでかくするのは構わないけど、最近の出版社の無理やり分冊して設けようとする姿勢はすかん
93 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 19:33:50 ID:1jNLfITW0
ドストエフスキ−の最高傑作は、ステパンコビッチ村の人々
94 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 19:35:26 ID:w+uDIHS7O
確かこれの解説のポリフォニーの概念がバフチンから引用してるくせに
バフチンのいうポリフォニーを理解してないとしか思えない使用法をしてるんだよね
そんなのが売れてるってのはちょっと怖いなぁ
後書きの解説は読んでもバフチンなんか読まないだろうし
中学生の時に呼んだな
懐かしいな
小学3〜4年くらいの時に無理矢理読んだもんだ。訳わかんなかったけどな(´・ω・`)
なんとなく、結局アニキ無実じゃんて記憶はある。あと池沼女が孕んだって話
これ未完の大作って訊いたけど。何百ページも読んで、おい続きは?wって最期だと辛いと思うが、それでも読み継がれるほど良いのか?
南洋一郎がリライトしてくれたら読むよ
そいや、スメルジャコフはなんで自殺する少し前に外国語を
勉強してたんだろう。
100 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 20:17:47 ID:yfKaWL6Y0
この流れw みんなけっこう読んでるんだな。
俺の読書量なんて大したことないけど、今までで一番圧倒されたのは
このカラマーゾフかも。
カラ兄は村上春樹が面白いとよく書いてたね。
102 :
粟野:2007/08/22(水) 20:26:59 ID:XWgVUBYg0
ツルゲーネフのはつ恋だっけ?
一応最後まで読んだけど、SM描写ばかりで何だコイツらと思った。
ロシアっていい所だな。女がSっ気満々で。
103 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 20:56:07 ID:yfKaWL6Y0
ツルゲーネフは読んでないな。なんていうか、ドストエフスキーは日本人にも
理解できる何かを強く持っていて、かつ、日本人が作家になろうと思う時に、
避けようとする書き方を、避けずにやってるって感じかな
104 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 20:57:58 ID:6K5QkEN70
長い話嫌いだから無理
短編ならいいけど
105 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 20:59:35 ID:hMPFAOCTO
罪と罰はgdgdだったな。
106 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 20:59:43 ID:wKvnnJEi0
>>103 いやあ、ドストエフスキーの小説はキリスト教やキリスト教文化を知らないと
理解できないと思う。特にカラマーゾフは。
その点、ツルゲーネフはクセがないから、まあ理解できるよ。
つまんないけど。
長すぎるんだよ。
50ページぐらいにまとめられないなんて小説家失格だなwwww
「貧しき人びと」
ドストエフスキーのデビュー作。当時流行したリアリズムにのって社会派的な同情と慈愛に
満ちた貧乏人物語。この路線はしばらく継続する。
「罪と罰」
大衆性と純文学性を兼ね備える。貧乏カワイソー路線から転換し、異常な人間心理への
挑戦が始まる。読みづらいことで有名なドストエフスキーの作品群でも、推理小説的アプロー
チとストーリー展開の興味から、軽いタッチで読める。当時ベストセラーになり、反響はロシア
を越えヨーロッパ全土に。ドイツの思想家ニーチェもこれを読んで大興奮。
「悪霊」
当時実際に起こった政治結社のウチゲバリンチ殺人事件を戯画化した作品。長々しく読み
づらいが当時の政治状況のリアリテイが垣間見え、また思想犯の異常心理への傾倒がうか
がわれる。
「地下室の手記」
ニヒリズム思想に傾倒し、世への憎悪・反逆をぶちまけて、観念的な優越感に浸る青年が、
現実社会に引き戻されると、軽蔑の対象だった「平凡な人間」に翻弄され、無視される。
作者の思想信条と絡めて前半の威勢のいい独白だけが、もてはやされてきたが、この小説の
醍醐味は、軽蔑したパンピー連中に従属してしまう「自尊心」を描いた後半にある。
「白痴」
がさつで殺風景な作品が多い中、芸術性に富んだ作品として名が高い。白痴の青年が人生の
一時期に「正常」に戻る、そのほんの一瞬をフルパワーで「実況」した力作。イマジネーションの
勝利。
「死の家の記録」
シベリア投獄体験を元に書かれ、いつもの「異常人」への創作魂は影を潜めて、リアリズムに
徹した作品。ドストエフスキーの「わけのわからん人々」カテゴリーを毛嫌いしてきた同時代の
トルストイやツゲーネフも、この作品のリアリズムに驚嘆し、手放しで絶賛した。
「カラマーゾフの兄弟」
晩年の長編。登場人物も多岐にわたり、とにかく長くて読みづらい。最後に登場する「大審問官
の物語」がハイライト。架空の大審問官が、蘇ったキリストに食って掛かる。後年よく文学者や
評論家に引用された。
110 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 21:10:44 ID:bYoRQr2qO
で、劇中劇で出てくる挿話は、イワンの馬鹿だっけ?
阿Q正伝なんだっけ?
111 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 21:12:23 ID:2cC0IeZb0
>>106 俺はトルストイの方が好きだな
ちなみにナボコフは『ロシア文学講義』でドストエフスキーに低い評価を下してたなぁ
112 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 21:13:05 ID:Z0sm1HBJ0
>罪と罰はgdgdだったな
同意。岩波文庫で読んだんだけど、「ございます」調で読みにくかった。
114 :
1000レスを目指す男:2007/08/22(水) 21:14:51 ID:+dufhlUZ0
一昔前には、こういうロシア文学の長編メロドラマみたいなのが本当の小説だと吹聴された時があったよね。
でも、よく考えてみると、物語の構造としては、テレビのモロドラマと大して変わらないと思うの。
115 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 21:16:21 ID:nu3fP30U0
黒澤の白痴ディレクターズカット版はいつ見られるの?
ゴリャートキン氏
117 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 21:17:38 ID:2cC0IeZb0
>>114 そういえば昼ドラの『金色の翼』ってヘンリー・ジェイムズの『鳩の翼』が原案だったな。
ずっと見てるわけではないが、全くの別物としか思えないんだがw
118 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 21:18:30 ID:lrwQHX5X0
アリョーシャだっけか。
ドストエフスキーは意外とポップなセンスがあるから、
取っつきやすいかもね。
120 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 21:20:16 ID:SeyzwSxv0
旧訳のほう読んでたけど、1巻目でだれた。罪と罰はよめたのに。カラマーゾフは難易度たけえ
121 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 21:23:29 ID:SeyzwSxv0
ドストエフスキーと埴谷雄高どっちが読みづらい?ちなみに俺は死霊は20ページでダウンした。
122 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 21:24:25 ID:2cC0IeZb0
>>120 個人的な意見だが、ドストエフスキーって小説的な面白さに対しての意識が低い作家だと思う。
思想的には深いんだけども、純粋に楽しむには辛いと思うよ。
>>97 そう言えばトリニティ・ブラッドも未完だな
あれはまだ六巻の終わりが綺麗な方だから良いが、続きが読めないのはイヤなもんだ
124 :
露伴は眠らない ◆OK.....Zoo :2007/08/22(水) 21:26:13 ID:ZFxDus8J0
押入れの隅っこにある本だ
125 :
◆C.Hou68... :2007/08/22(水) 21:27:29 ID:O6kLdF7d0
古いのが実家の本棚に置かれたまんまだな
126 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 21:27:58 ID:Uz+BjPfB0
昔の米川正男あたりの訳だと、何が何だかわからないんだよな。
単語の意味は正確なんだろうが、文章の流れがまったくない。
意訳でも日本語として読みやすくなってるなら試しに買ってみるか。
128 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 21:29:47 ID:wKvnnJEi0
>>111 俺もトルストイは面白いと思う。
ドストは分からなくても、読ませる力があると思う。
日本人にはチェーホフが合ってると思うけどね。
129 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 21:30:28 ID:2cC0IeZb0
>>128 チェーホフの『犬を連れた奥さん』は最高だ!
俺はドスト派だな
トルストイはとにかくつまらなかった
ドストの中で一番好きなのは罪と罰
131 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 21:32:01 ID:Rz0Mv5gn0
そろそろ、書庫から見つけて来たけどパラパラ捲りながら長いなーとか思ってるうちに
ちょっと読む気失せてきた頃だよね(´・ω・`)?
132 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 21:32:59 ID:wKvnnJEi0
>>130 「イワン・イリイチの死」はどうだ?
宗教色がほとんどなくて、死にゆくものの心理が描かれて面白いぞ。
133 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 21:33:14 ID:epf40ckU0
地下室の手記はすごいよ
中ニ病と言われるのがもったいないな
134 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 21:33:28 ID:nu3fP30U0
>>122 いわゆる文学作品としては、結構おもしろいと思うけどなあ。
なんかありえない頻度で修羅場が展開して、なかなか飽きさせない。
人物名だけが辛い。
ドストエフスキーは今でも通じるっていうと格好つけてるけど
あの萌えは今、一流で通じる
136 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 21:34:48 ID:Hjlt9k1x0
アレだろ。表紙がデスノートのヤツ。
俺はクドリャフカだな。
139 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 21:35:52 ID:aWlV4g8Y0
去年読んだな。
へ、へ、へ!
140 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 21:37:04 ID:Rz0Mv5gn0
>>136 _..._ __
∠7=「l== / l | lヽ | |
lニニl lニニl Vルlノlノ .ノ l
//ヽ\.,. '´ヽーノ`' / 人 \
</ \l : : : : `′:<_,ィ´ \_>
. ri ィ‐-, : l : : : 。 : : l ┴‐ r.─┐
lニl lニ' マ/| : |}: : : :。: ::{| 三_|.|_三 |
/. l.X ムヽ :\: : 。: : :| | l¨ニ¨!.| |
`|__|¨l = |¨\.:(`ュ_,ィ´|_| |_.二_|.|_|
¨Τ.: : :フヽミ )ノ<: : : :ヽ
| : : l´____`l : : :|
|: : :l .| : : |
|: : :| |: : :|
|: : :| |: : :|
|¨l´ `l¨|
,イー} {`ヘ
/__/ \_ヽ
141 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 21:37:11 ID:2cC0IeZb0
>>134 ありえないことばっかりで疲れちゃうんだよ
まあ、俺は軽くナボコヴィアンが入ってるようだから参考にはならんだろうがw
可愛い聖職者・アリョーシャが実の兄のイワンにキスをし、
その後、イワンから更なるキスをねだられると書くと、
腐女子が読むかも知れん
地下室の手記日本の役者でテレビドラマ化してもらえないかなぁ マヂで面白い 全然古くない
144 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 21:41:24 ID:9PPARFr90
罪と罰はおもしろいよ。
天才理論とか。
一瞬、これも表紙を漫画家が描いたのかと思った
146 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 21:42:07 ID:Z+bSlKmR0
>135
コーリャとアリョーシャのやりとりは萌える
147 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 21:43:45 ID:Wj9Dmvzy0
また表紙の絵を変えたのかと思った
マンガ版、コミケヤオイ版、ブーケット版マダー?
19世紀末のロシアで、超デブ達が繰り広げる熱い肉弾戦!
ほとばしる雄汁!「カラマーゾフの兄弟愛欲」
149 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 21:47:03 ID:SSU8yvKf0
>>147 表紙のゆるさも売り上げに貢献していると思う。「文学」の重苦しさが一掃されているの。
150 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 21:47:45 ID:LaZyQhlaO
最近目が疲れて大作は無理っぽい。
ポッドキャストとかオーディオブックにしてください。お願いします。
「罪と罰」と「悪霊」は、あえて中二病の年頃に一度読んでおくことがお勧め。
152 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 21:49:39 ID:Hjlt9k1x0
>>150 オレも。江守徹あたりに朗読して欲しい。
153 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 21:49:54 ID:wKvnnJEi0
>>149 あとは亀山さんね。
裏方である翻訳者が出しゃばるのは好きじゃないけど
あの人が売り上げに貢献したことは大したもんだよ。
154 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 21:50:22 ID:9S6OtCP50
長編なんて力が無くて短くまとめられなかっただけなんだがな
155 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 21:52:07 ID:tBh49TQj0
ん?ああ、カラ兄ね、読んだことあるよ房 や
俺、カラマーゾフの兄弟読んでんダゼ房
がわいてくるな。
バカが文学をわかった気になって高慢な態度なる姿を見るのがこの世で一番醜い姿だよな
156 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 21:52:45 ID:1usH96IT0
>>154 短編の得意な作家も、長編の得意な作家もいるよ。
どっちにしても、読んで面白いと思う人が多ければいい。
157 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 21:53:19 ID:UpBoGU6d0
なにをいまさら…
158 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 21:55:57 ID:v3FzUjibO
159 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 21:56:07 ID:eRSv6PriO
スキャナーで取り込んだ文章を好きな俳優さんの声で
朗読してくれるソフト出ないかな
松橋さんなんかに朗読して貰いたい
160 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 21:57:49 ID:/RVrQ5uB0
原卓也訳でしか読んでないけど充分今に通じる日本語なので
わざわざ新しく訳しなおすほどのものかと:::
新訳が必要なのはマルケスの百年の孤独だろ。「小町娘」
トルストイ原作の復活を原案にした昼ドラ華の乱ってのもあったね
読み応えのある長編読みたい。
ロリは、虐げられた人々がお勧め
163 :
ロンメル銭湯兵 ◆ahODwUhasI :2007/08/22(水) 22:00:06 ID:3VnF7ISU0
筒井康隆好きの私はどうすればよいのか・・・・
164 :
1000レスを目指す男:2007/08/22(水) 22:01:45 ID:+dufhlUZ0
長編なんて、歳をとって、頭がおかしくなった作家が書くものだよねー。
165 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 22:02:48 ID:SSU8yvKf0
>>163 オナニーするとテレポーテーションする人の話は面白かったよ。
魔の山よりは長いって感じはしないと思うけど
167 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 22:04:15 ID:GeUbMwzB0
海外の文学作品を読むやつは反日売国奴
日本の近代あたりの小説も新訳出したら売れるんかな
それでも、世界最高の小説は「戦争と平和」。
読んでみ。世の中を見る目が変わるよ。
>>168 夏目漱石作品をケータイ小説風になる悪寒
「心花」 NATSUME
>>169 あんどれい・ぼるこんすきいとぷらとん・かたらーえふが好きだた
172 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 22:08:20 ID:2cC0IeZb0
>>160 『百年の孤独』は新訳も必要なんだろうが、それ以上に文庫版を新潮社はいい加減に出せとw
井原西鶴とか新訳で出ないのは原文に独特の間とかがあって口語訳不可能だから?
174 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 22:08:42 ID:XWD2Ip0a0
175 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 22:09:11 ID:VLkCUtgh0
?ヲ冷房の効率を、今すぐ上げ節電する方法?ヲ
▼まず最大の熱源である日光をなるべく部屋に入れない
1、カーテン、ブラインドを閉める
2、できればサッシの外で遮光してい、スダレをかける
3、雨戸がある部屋は雨戸を閉める、
雨戸により削減できる冷房電力より蛍光灯の方が消費電力少ない
▼次に部屋内のムダな発熱源を無くす(発熱の電気とそに熱を冷やすのでWでムダ)
4、ビデオ、DVDプレーヤーや使ってなければ切る
5、保温してる炊飯器の電源を切る、あまり御飯は小分けして冷凍庫へ
食べる時に解凍せよ
6、冷蔵庫の背後を壁から5CM以上はなす事で発熱が押さえられ節電できる
陰毛が包皮にカラマーゾフ
177 :
(,,゚д゚)さん 頭スカスカ:2007/08/22(水) 22:13:15 ID:Ryfzu2hd0
好美のぼる版カラマーゾフの兄弟を持ってたのだが紛失
真樹日佐夫の「白鯨」とか桑田次郎の「般若心経入門」とか
「何を思って描いたのやら?」という作品てあるもんだ
今下巻途中まで読んだところで力尽きている
ロダーリとかブッツァーティなんかの幻想文学方面もっと売れろよ。
ドストやシェイクスピアみたいなもん、他の出版社の読めばいいだろボケ。
180 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 22:16:15 ID:eVE1+8tU0
ドフとエフスキーは、はっきり言って小説書くの下手糞だよ。だから読みづらいと
言われるわけ。ただ、彼の哲学というか考え方には注目すべき点が多々あり、そういう
のを知りたい人が読むと面白いのよ。全部読むと疲れるから、拾い読みするのが良い
と思うよ。
181 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 22:17:17 ID:kCqyGOhD0
一方ナボコフのロリータはそれ以上に売れた
182 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 22:17:48 ID:HGS17DCM0
>>160 あれはあれで好きだな。セピア色感でてて。
184 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 22:19:17 ID:eRSv6PriO
岩波文庫で「オブローモフ」が復刊されてる。
これは、元祖ニート文学だから必読だろw
読めるんなら米川正夫氏のが格調高くて良いんじゃないの?
187 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 22:21:27 ID:Z+bSlKmR0
岩波文庫も全部新訳にしてくれ 読めねえ
>>185 おまけに「オブローモフ主義とは何か」なんてのも文庫化されてるしなw
関係ないけど堀口大學は大学名だと思ってた
今夜がんばって○ク破する
今度こそ読む!!
192 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 22:28:13 ID:4otjA9A70
ドストエフスキーは日本人にはあってそう。
つかオタクにあってそうw
トルストイはダメだろな。
ひたすら自分とかかわってばかりで自意識過剰のちゃねらには、「地下生活者の手記」から入るのもいいかも。短いし。
195 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 22:32:11 ID:Rz0Mv5gn0
全然関係ないけど
おまえら、失われた時を求めてとかフィネガンズ・ウェイクとか余裕で読破してんの?
変態じゃないの?
196 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 22:34:37 ID:eVE1+8tU0
未だに実存主義に拘泥している団塊向けお子様本。
>>194 あれって2chねらを先取りしていると言えなくもない。バルビュスの「地獄」
の方が近いか。
>失われた時を求めてとかフィネガンズ・ウェイクとか
こんなんは積読もんぢゃないかなあ
>>195 失われた時を求めては、スワン家の方へだけ読んだ。
ユリシーズは5ページぐらい読んだ。
>>196 覗きで興奮するとこもあるからな。
こっちのほうが近いかw
200 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 22:36:38 ID:uk2s0/eX0
「カラマーゾフの兄弟」を3回読んだ。
と村上春樹の「羊をめぐる冒険」の主人公が自慢してたな。
201 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 22:37:36 ID:Rar+nOIJO
ドストエフスキーは『白夜』が1番好き。
ヴィトゲンシュタインも愛読していたとか
>>196 2ちゃんねらを先取りといえば、
初めて『罪と罰』を読んだ時、
作中の台詞で「ちょっ」が多いのに驚いたw
最近では「ちょw」に変換されてしまう。
204 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 22:38:34 ID:2cC0IeZb0
>>195 丸谷その他訳の『ユリシーズ』は文庫版で4巻までいってる
『フィネガンズ・ウェイク』は待機中だw
205 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 22:39:27 ID:jcgYEiad0
>>132 復活を途中まで読んだだけだ・・・
そんな俺でも楽しめるんだろうか?
207 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 22:40:27 ID:WzOA9xFT0
「カラマーゾフの兄弟」の登場人物の名前を3っつ書け (30点)
かつてロシア文学を読むためにロシア語を勉強した人がいたらしい、
209 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 22:41:37 ID:c2ZNdbOk0
新潮訳は読みづらいよ。
今から読む人なら亀山訳の方が良いと思う。
亀山訳読んだ事ないけど。
名前がどうのこうの言ってるやつは、新訳版を読んでないやつ
211 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 22:44:08 ID:TkSpx+ds0
アインシュタインもドストエフスキーを愛読してたらしい。
212 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 22:45:01 ID:WzOA9xFT0
アニメ見るために日本語勉強するヤツがいそうだ
213 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 22:45:24 ID:Ua1rSfXZ0
フィネガンズウェイクなんて読んでて何の苦行かと思ったよ
>>198 なぜおまいは自分と同じ読み方してますか?
215 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 22:47:35 ID:uDvEUkUp0
日芸に入ったのに、ドストエフスキーをゼミで読んで
カラマーゾフを原著で読もうとロシア語を勉強しだし
歴史や心理学、その他関連しそうな学問総てに手を出し
卒業後、他大学に進んだ。
おかげですっかり人生行路が変わってしまったよ・・・
216 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 22:48:11 ID:Z8Gxa4K90
モームの月と6ペンス
岩波文庫版は、さいきん知らないうちに訳者が変わっている。
217 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 22:49:03 ID:Jv3gfqn2O
地下室の手記。も読め
団塊が知ったかぶりたいために読んでるんだったりして
さすがにスレの伸びが悪いなw
しょうがないか・・
220 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 22:49:29 ID:2cC0IeZb0
>>213 だって読めないものを読めないままにきっちり翻訳しているわけでw
原書をそのまま乗っけてるサイトを発見したが1行読んだだけで嫌になったwwwwwww
221 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 22:50:32 ID:+UDlIhO30
しかしまあドストさんが死んだ後に革命がおこって
ロシアが共産主義国になったと知っている後生の人間にとっては
読み終わるとなんとなく哀しいものがあるな
アリョーシャがあまりに幻すぎてw
223 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 22:51:15 ID:uDvEUkUp0
ドストエフスキーは、分かる人間がこっそり読んでりゃあいい、と思うよ。
224 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 22:51:45 ID:5E+QsOCW0
白雉が一番面白いだろ
主人公のキャラに周りの人間がびっくりしたり、惹かれたりするのが面白い
トルストイは、幼年・少年・青年時代三部作もいいよ。
後期の作品はとってつけたように教訓的でつまらないけど、前期の作品は神。
3回も読むやつって、ただのバカだろ。
普通一回読めば十分
3巻は誤訳
5巻は抜け落ちとバフチンの誤解
そんなのが売れてるんだすげー
228 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 22:55:12 ID:2NjZiMmy0
文学版ではドストおたがトルストイ叩いてるが
229 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 22:58:46 ID:uDvEUkUp0
>>224 イディオート、いいよな。
現実にムイシュキンが現れたら、大学生ならともかく、社会でなら
一目散に逃げるしかない、はたまた終末まで付き合うか、だな。
>>225 禿銅。
学生のころはよく分からなかったが、年食うに連れ、そう思うようになった。
今となると、なぜトルストイが後期になって、ああもつまらぬ世界にいったか
少しだけ分かる気もするが。
チェーホフ、ソルジェーニツィンは好きなんだけど。
長い!長いんだよ他のひとは。
ゴーゴリはちょっと病的で怖いし。
われわれはみなゴーゴリの外套から生まれた
233 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:00:39 ID:/U1IMn2/0
ツンデレねーちゃんが出てくる話だっけ?
234 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:01:15 ID:WexzG+E10
カラマーゾフって実は未完なんだよな
後編では、善良な主人公がアンチクライストになって使途を引き連れて皇帝を暗殺未遂する
実話に基づいた話なんだよな
>>233 ドスト作品のほとんどにツンデレねーちゃんが出てくるYO!
236 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:03:30 ID:uDvEUkUp0
>>233 ・・・ドストエフスキーの作品は、ツンデレ女ばっかだぞ?
ツンデレロリ
賭博者でも最後のほうでツンデレっぽい何かが炸裂してた記憶が
>>206 イワン・イリイチは短編だし、きっと読めるだろう。
241 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:08:38 ID:7KYqpPkS0
新版翻訳に村上はるりんの出番はなかったのか。
ドストエフスキーはなんとか頑張れる(といってもカラ兄と罪と罰しか読んだことない)が、
トルストイは長すぎてつらい
トルストイもある種ネラー的なネタをところどころに挟んでくれてるから
嫌いじゃないけどw
いつも自分から喧嘩をふっかけるくせに
最後には他国にフルボッコにされるのがドイツ
とか戦争と平和の一節はワロタねw
ほかにもフランス、イギリスなどとくらべてしつこい位にドイツ人をコキ降ろしてたなw
244 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:10:40 ID:uDvEUkUp0
アニメの新世紀エヴァンゲリヲンに通じる「気持ち悪さ」があるよな、ドスト氏の描く世界には。
「貧しき人々」もいいね。
小学6年の時読んだけど、子供心に胸がキュンとした作品。
俺、昨日、賭博者買ったし、読み終わったらこれ読もう。
でも卒論の準備等でこんな大作よんでられるかなあ・・・。
そろそろ
『カラマーゾフの兄弟』/朗読:若本規夫
が出るな。
248 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:13:06 ID:uDvEUkUp0
>>245 あれはとしくってから読むと、かなり意地悪な作品とも読める。
単に自分の心が汚れているから、そう見えてしまうのかも知れんが。
ドストエフスキーの作品にも「このドイツっぽ」ってバカにする人物が登場するね。
当時のロシア人のコンプレックスなのかな
>>248 そうなのw
読み返すか。
いやいや、美しい記憶をとっておこうw
251 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:15:15 ID:ILhU+53c0
>>234 その説は日本でだけ流行ってるらしいよ
まあ、真実はドストエフスキーのみぞ知るw
252 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:15:28 ID:5E+QsOCW0
賭博者も面白いよ
これは一気に読める
賭博にいかれた男が怒涛の勢いで身を滅ぼす話だったと思うが
もう一回読んでみるか
ねらーを先取りといえば「永遠の夫」
254 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:19:02 ID:06GIek4o0
戦争と平和は人大杉で第一部で挫折しますた。
255 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:19:08 ID:uDvEUkUp0
>>246 卒業したら、就職でも院でも、精神的余裕がなくなり、読めなくなる。
今のうちに軽くでも初読しておけば、一生いつでも読み返せる、思い返せる。
256 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:19:51 ID:YnialKb6O
ドストエフスキーってやたら登場人物がいかに美少年であるか美青年であるかにこだわるけど、ホモだったのか?
カラマーゾフの兄弟はアリョーシャに対する父や兄達の振る舞いがホモ臭い。
アリョーシャに関する描写も、いかにアリョーシャが純真な美少年であるかを詳しく書いてる
さらに、アリョーシャと男子中学生達との関わりはショタ全開だろw
「白夜」も短い。
ブレッソンが舞台を現代のフランスに移して映画化してるけど、セーヌ河を行く観覧船のシーンが茫然とするほど美しい。
ラストは残酷。
あれ、DVDで出ないかな。
259 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:20:23 ID:Ua1rSfXZ0
>>247 それ知らんけど、昔カラマーゾフ原作の芝居見に行ったなぁ…吹越満とか出てた
ドストエフスキーに興味があったら、とりあえず『罪と罰』を読んでみて。
デスノートや刑事コロンボ、天国と地獄の元ネタになってるぐらいの娯楽小説でもあるから。
>>256 ツンデレお嬢様から
あばずれ奔放美女、ロリ、妹系まで揃ってるからそれはない。
「地下室の手記」を読んだ後、水晶宮の写真見たが凄いなこれ。
俺の中2病時代はドストエフスキーに多大に影響されてた
地下室の手記とか暗記するくらい読んでた記憶が
年取って背景知識とかを得た上で読み直し浅い理解しかしてなかったことを思い知った
265 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:25:01 ID:uDvEUkUp0
ラスコーリニコフが「踏み越え」て超人になろうと
白夜のペテルブルグを徘徊する「730歩」だが
あれ、駅の改札から歩いて五分の自分の大学までの距離だったんだ。
気づいたときは、ショックだった、毎日、超人への道を歩いているのか、とw
>>255 うん。ありがとう。
でも、夏休み中は卒論やらなきゃなあ・・・。
267 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:28:03 ID:401w34EHO
山手線内回り上野池袋方面行きです
次は東京です
降り口左側です
なおこの電車は本日5周目のチャレンジングクイズのため次の東京で5…
268 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:28:25 ID:prpZ37eyO
最近、カラマーゾフ読みはじめて偶然このスレを見つけた
今、中巻
大審問官はよく理解出来なかった・・
269 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:29:02 ID:uDvEUkUp0
読み返して、その年相応の内容に読めるところが、ドスト氏の作品のすごいところ。
10代には10代の内容に読めたし、30代には30代の内容があった。
たぶん、60代になったら60代の内容があるんだろう、と今からワクワクしている。
270 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:29:13 ID:SSU8yvKf0
小学生、中学生でドストエフスキーを読んでるなんて、皆早熟だなあ。
271 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:29:17 ID:1mGIO1k6O
>>235 ツンデレ娘と言えばオレのイチ押しは「白痴」のアグラーヤ嬢。
ロシア人にはああいうのがホントにいて面白いよ。
ちょっと古臭いよね
ラスコーリニコフはふらふら徘徊しすぎ
274 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:31:59 ID:uDvEUkUp0
>>266 卒論が一段落したら、ドスト氏長編の世界へ、ようこそ!
275 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:32:21 ID:TEDBEpR80
地下室の手記ってひきこもりの駄目男の話だっけ
277 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:35:19 ID:lQYkWC1r0
ドストエフスキーの本は登場人物の名前を覚えるのが一苦労。
カラマーゾフといえば、あの犬虐待を誰か真似しだすんじゃないかと
思ってしまう
278 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:35:33 ID:uDvEUkUp0
>>273 かなり狭い地域を徘徊して完結してるんだよ、ラスコーリニコフは。
渋谷ほどの広さもない、そうね、東京近郊私鉄駅前商店街くらいの広さ。
279 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:36:07 ID:kNYIGQtSO
やっぱ悪霊だろ。
おばはんと元祖ホストみたいな口だけ男のおっさんの掛け合いがたまらん
>>274 うん。卒論やってから、賭博者、カラマーゾフ、罪と罰と足を踏み入れてみるよ。
卒論のテーマはドスト?タイトルはなに?
私、このことは決して忘れませんからね!
6歳の時に読んだけど、イワンは俺に似てるなと感じたことをおもいだす
6歳はすごいね
285 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:39:03 ID:lQYkWC1r0
江川って野球しかしらないと思ったら、ドフトエフスキーも詳しくてびっくりした
286 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:40:30 ID:Xth4D9wcO
地下室と貧しき人々を同じ人間が書いてるのに驚くわな。
287 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:40:42 ID:o9L8kalP0
>>271 ツンデレといえば
罪と罰のナスターシャ:ツンデレ、しかもメイド
賭博者のポリーナ:ツンデレお嬢様
が自分にとっての二大ヒット
女性キャラはかなり萌えを先取りしてる感じだ
太宰治が「ドストエフスキーは女性を書くとき全くの男性視点で書いてる。
懸命に女装しようとしてるが毛ずね丸出し、それもいい」
と言ったとおりだ
288 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:40:53 ID:uDvEUkUp0
>>275 働いたら負けかな、と思って引きこもってるくせに
売春婦のとこへ出かけてえらそうな説教たれて
愛がやってきそうになると逃げ出し
また引きこもって日記に中二病してる男の話。
289 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:40:57 ID:5E+QsOCW0
ちなみにドストエフスキーはゲッペルスのお気に入りで
ナチス政権下でも焚書を免れ、ドイツ訳の全集が刊行された。
反ユダヤ的なところが評価されたらしい
290 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:41:09 ID:prpZ37eyO
このスレみなけりゃ良かった
デリカシーの無いネタバレ野郎がいることを忘れてた
兄弟再会が感動とか言ってたそこのお前だよ
地下室のなんちゃらって本が2chネラぽくて爆笑した。
292 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:43:18 ID:uDvEUkUp0
>>280 人生を豊かにする、価値ある卒論ですね。ガンガレ!
293 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:43:24 ID:w+uDIHS7O
ストーリーが分かったぐらいで面白さがなくなるほどやわな文学ではないよ
294 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:44:09 ID:o9L8kalP0
でもやはり
リーズたんはいい
アリョーシャに出した手紙を
真っ赤な顔して「返して返して」と執拗に叫ぶシーンのなんとすばらしい事か!
しっかり手紙を持ってきてるアリョーシャにもSの気質を見る
>>290 百年以上前の話にネタバレも何も…
>>117 昔は「レ・ミゼラブル」をパクって和物化してたぐらいだ>昼ドラ
しかもパン1本の盗みが、茶っ葉1袋になってたし…
296 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:46:04 ID:c2ZNdbOk0
297 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:46:15 ID:bLFhv6kf0
そんな話だったかな
江川卓の謎解きカラマーゾフの兄弟と併せて読むと面白さ倍増だお
299 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:48:25 ID:9bALwssG0
2ちゃんはスメルジャコフだらけだな
300 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:48:58 ID:TkSpx+ds0
24歳かそこらで「貧しき人々」書かれたんじゃ、他の作家はバカらしくて
やってられないと思うよ。
山手線のFLASH思い出した。
303 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:49:28 ID:Xth4D9wcO
こんなスレ、ぺっ、ぺっだ!
305 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:51:58 ID:SSU8yvKf0
>>299 でも、スメルジャコフはギターで弾き語りして女口説いちゃうくらい行動的なんだぜ。
306 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:52:12 ID:o9L8kalP0
2chはむしろラスコリーニコフだらけだと思う
江川は変な訳がある
「○×はとても・・・だったのでもし・・・だったら・・・したであろうほどだった。」とか
「○×はとても・・・だった。もし・・・だったら・・・だっただろう。」ぐらいに訳せよ
頭固いな
10年前に読んだ。
学生でヒマだったこともあるけど、最後は時間も忘れ、徹夜して一気に読んだ。
小説読んでこんな経験したことはないね。
ロシア文学っていうとちょっと構えてしまうけど、
よくできたミステリー小説だよ。
309 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:53:37 ID:KulGvo0j0
310 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:53:40 ID:w+uDIHS7O
再読のお供ならバフチンのドストエフスキーの詩学を推したい
ドストエフスキーを読むぐらい文学に興味を持つ人なら
きっと読書の楽しみが増えると思うんだ
311 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:53:42 ID:uDvEUkUp0
>>306 ポルフィーリイなしの、ソーニャなしのラスコリーニコフばっかになるじゃん。
それじゃあんまりだ、かわいそうすぎる。
312 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:53:56 ID:c2ZNdbOk0
一口知識。
トルストイが稿料を受け取ったのは「復活」だけ。
その稿料もバプテスト教徒の国外移住のために寄付した。
313 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:54:18 ID:3oNIt1qS0
有名古典には糞訳が多いから、新訳本はこれから伸びる市場だな
傑作だよねー
315 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:54:33 ID:PVdTHKud0
貧乏役人がコート盗まれて自殺する話なんだっけ
316 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:54:56 ID:VDxUQY8s0
ドストエフスキーのリアリティは
獄中での殺人犯への執拗なインタビューがネタ元だ。
これは卑怯ともいえるおいしい金脈ではないか?
>>281 >>292 ごめん、卒論とドストエフスキーは全く関係無いんだ。勘違いさせたみたいでごめん。
一応、文学部だから文学系の卒論ではるんだけど、ロシア文学関係無い・・・。
318 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:58:42 ID:o9L8kalP0
>>311 老婆を殺すほどの行動力がないからそれでいいのではないか。
逆に宅間みたいに行動をおこしさえすれば
獄中に支援者の女性が現れたりするのかも知れん
そう考えると
ラスコーリニコフ的犯罪者がポルフィーリイやソーニャを呼び寄せるのは
ある意味必然なのかも
>>316 有望若手作家から一転して冤罪?で10年のシベリア送り
死刑寸前まで行ったんだからそれなりに代償を払ってるw
319 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:59:12 ID:uDvEUkUp0
>>316 まあしかし、将来を嘱望されていた栄えある文壇の寵児が
革命運動に身を投じて検挙され、死刑執行寸前で減刑
シベリア流刑にあったんだ。
インタヴューするバイタリティ、作家根性に圧倒されるよ。
321 :
名無しさん@八周年:2007/08/22(水) 23:59:53 ID:c2ZNdbOk0
あんまり「傑作」って言うと、今時のミステリー小説みたいにグイグイ読めると勘違いする奴が出て来るぞ。
訳が新しくなったって、読み進むのにそれなりの忍耐が必要。
322 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:00:16 ID:Zc3sQnr00
>>307 野球だけでなくロシア文学者でもあったとは・・・・・・
すごすぎ江川卓。早く巨人軍監督になってほしい
323 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:02:18 ID:2rgX2iiM0
思い出したが、罪と罰は読んだが内容は思い出せない。
2chねらーも実は隠れた善行とかしてるかも
325 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:03:38 ID:9ywZpj310
今でも、深刻な問いを投げかけているね。
大審問官のところ。
虐待された幼児がいかに神さまに祈ったって・・・イワンが詰問する。
クリスチャンは「それは代々の血の中を流れている罪のせい」と言うけれど、
実際に虐待にあった子供は、そんなの納得しない。
激しく神を追及したドストエフスキーだが、
異教の国、日本ではキリスト教に批判的な人間を多くしたのではないかな?
326 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:04:40 ID:dq6NqVon0
>>318 ラスコーリニコフはソーニャのような存在が表れることを
無意識のうちに信じることができたから、踏み越えたのかもしれないな。
ポルフィーリィ然り。
あんな裁判が現代日本であれば、にちゃんで祭りになるのは必至w
>>317 それでいいと思うよ。
どんな分野を扱った論文であれ、文学の、ドスト氏の世界への扉を開けるものなら
それは人生に価値を与える、と思う。
カラマーゾフの兄弟は読んだけど、そんな内容だったっけ、、、、
328 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:06:11 ID:JCv+uqr7O
「永遠の夫」は、むしろ「万年亭主」と訳した方が
正確らしい。
329 :
名無しさん:2007/08/23(木) 00:06:45 ID:TvZnKQ5iO
フョードルを殺したのは結局誰だと解釈すれば良いの?
ドアはすでに開いていた、というマルメラードフだっけ、の証言はただの酔っ払いの見間違いではないんだろ?
訳が多少分かりやすくなっても、キリスト教の知識がないと理解するのは難しくないかこの小説?
330 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:07:30 ID:sfXq8WzR0
大学の頃がんばって読んだけどほとんど覚えてない
もう一回読もうか迷う
*******ネタバレ注意**********
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
332 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:08:23 ID:JmGOmYo60
ドラマ化決定だろな
333 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:09:14 ID:xBByM5ym0
>>326 宅間はラスコーリニコフすなわちドストエフスキーを軽々と超えてるよ。
だから戦後史上最短でこの世から排除された。
それが宅間の希望と一致していたのだから皮肉だ。損失だ。
宅間が言葉を紡いだとしたらどれほどの価値があったことか。
334 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:11:02 ID:bJZHZRqH0
おれも昔読んだ。カラマゾ、オソマゾ、ジュウシマゾ、トドマゾ……
あと二人なんていったっけ?
335 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:11:48 ID:7g9GwuCv0
>>333 まあ、そういう犯罪をやらかした奴がそれだけの文才を持つなんてまずないだろう
大体、そういう犯罪そのものがある種の表現なんだから
ちなみに永山則夫に関しては読んでないのでよく分からないが
336 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:12:01 ID:B9HMmQSFO
カラマーゾフの赤ちゃん
ローズマリーの兄弟
337 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:12:32 ID:wMSvadSL0
ホフラコワ夫人も何かエロゲキャラのようなボケっぷりだったな
338 :
名無しさん:2007/08/23(木) 00:13:34 ID:TvZnKQ5iO
宅間には良心の苛責もなければ思想もない、ただの気違いじゃん
339 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:14:28 ID:KSPeW4xg0
340 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:14:31 ID:dq6NqVon0
>>325 あの場面は読みやすいし、劇的だから。
全共闘世代にとっては、スターリニズム批判でもあり
現代なら(ry
ただ、信仰へは、飛躍が必要であり、それは論理でも感情でもなく
正義不正義の別もない。
踏み越えたラスコーリニコフも、川向こうから吹いてきた風で
不意打ちのように生まれ変わったのだから。
無定見な自称無神論者にネタを提供してはいるが、しかし、必要だろう
最後に、キリストが己に死刑を宣告する大審問官へ、接吻を与え
大審問官がぶるっと震え釈放し、しかし信念を変えぬ場面は。
341 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:15:06 ID:xBByM5ym0
>>335 じゃあまず永山と見沢知廉を読め。
ドストは世界最高の作家かも知れんが殺人者本人じゃない。
つまりその世界じゃおまえらがいつも軽蔑し
創造性の無さと実行力の無さを嘲笑する評論家、解釈者の類だ。
アーティスト本人ではなく、な。
342 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:15:12 ID:QkW+195l0
>>332 とりあえずガッキーが出演して欲しい。カラマーズフの兄妹の妹役で。
そして兄(妻夫木 聡)に禁断の恋心を・・・・
十年くらい前の新潮文庫の『地下室の手記』の帯封には、
元祖 19世紀の引きこもり小説
ってな内容でデッカく書いてあって平積みされていたな。
ありゃ、ウケたけどさ。でもフクザツだったなぁ。確かに引きこもりなんだけど・・・
今度は、
元祖 19世紀のニート小説 ってなるんかいな。
作家安岡章太郎の娘、治子さんが今度訳しているけどどうなんだろうね。
やはり添削してもらうのかな。
344 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:16:46 ID:ZDLbsRPO0
昔さらっと読んであまり記憶がないけど三兄弟の長男のキャラが弱いと思った記憶がある
あと女性陣がむかつく女ばかりだった
それと性格が悪いと定評のある父親は読む限り憎めないおっさんだと思った
346 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:17:38 ID:wMSvadSL0
>>341 超越者と「踏みとどまる」人間とはまさにラスコーリニコフ的考え方だなw
いや貶すつもりはない。
やっぱりこの作家のキャラ造形はかなり普遍的だなと思った
347 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:18:20 ID:sddKVa5j0
>>341 おまえは宅間をアーティストだと言いたいわけか?
348 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:18:49 ID:ruydeGCH0
>>337 金策にきたミーチャとの噛み合わないやりとりは可笑しかった。
ロシアはヨーロッパの野蛮であるが
文学はまちがいなく近代世界文学の最高峰である。
日本で世界最高峰といえば、自動車と家電製品かね
351 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:21:36 ID:rbTLZa3u0
ロシアの過去が長兄ドミトリィ、現在が次男イワンで未来を表すのが
主人公アリョーシャだということだったが作者の死で続編が作られなかった。スメルジャコフという意味深な存在もある。
読後、わが国には至る所に大審問官がいるような気がしたものだ。
荒野におけるキリストと悪魔の問答も圧巻。
352 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:23:30 ID:RkOroFF10
似非インテリども、どんどんネタバレしつつこれは読んどけってのをオススメしやがれですぅ
ヽ / / l \ ヽ / >
\!/ ! `ヽ \ ∨ /
/ / / ヽ } /
′ / / / / / / ! ', {/ |
l / / / / / / ∧ l ! j l
! l / // / /// \ l l l { l
! l l/∠ _丿// //ヽ __ \ ! ! ! ハ !
l l 、_ ィ´_‐_-/ / ′ _‐ -__ ヽ/ / / / ∧ l
ト、 ∧ヽ r ,ハヽ / 〃rヘハ 〃/ / / / ヽ! _
ヽ! \ ヽ \.ゞ=′ ゞ= ' / ∠ -‐  ̄ ̄
/{ ヽ、 ヽ、// ヽ //, -‐  ̄ _ -―
`丶、 / !  ̄ト ̄ _/ _ -‐  ̄
丶、j j `> .._/
`丶、 ヽ、 { / / / .
ヽ、 \ } / / -┼┼- -┼┼- .┼- ノ─
ヽ、 \/ / 大|大 ノ山ノ─ ├┐ノ┬
\ __/| -┬┴┬- イ─ | | ノ .ノ 大
l ̄ ̄! ! │ロ│ .│几乂 ノ ノ ヽ
.└─┘
昔、ドストエフスキーにはまって読んだ記憶はあるのだが、内容はほとんど忘れたな。
でも、いまさら読み直すのはつらい。罪と罰はさすがに内容覚えてるんだが。
354 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:24:22 ID:xBByM5ym0
>>347 アーティストというより、アーティストの極み。
人生そのものが作品として完成した。
勿論それが一般的に認められることは当分無いだろう。
355 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:24:28 ID:9ywZpj310
>>351 ロシアの未来がアリョーシャ?
「欧州共同の家」なんてことを言った政治家がいたね。
これには、トルストイもドストエフスキーもカンカンだろう。
>>351 プーシキンからチェーホフまでの100年は奇跡だね。
「お前は俺か」と思ったのは、ラスコーリニコフよりもむしろ
トーマス・マンの「トニオ・クレーゲル」だな。
ええブサですとも。
358 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:27:31 ID:HdFA1/1c0
>>350 で、おまえさんはその芸術にあこがれて
できれば自分でやってみたいと?
359 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:28:48 ID:wMSvadSL0
今の日本でいえばイワン的人間が多いと思う。
ドミートリイやフョードルのような人間(これもまだ日本に多い)を軽蔑するが
結局何もできない。
アリョーシャで連想するのは選挙になると電話をかけてくるあの宗教の信者とか…?だけど
結局こういう人々にかける適切な言葉もない。
そしてスメルジャコフのような人間に妙に惹かれる。
360 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:28:48 ID:dq6NqVon0
アリョーシャが示す「未来」は、歴史的未来ではなく、黙示録的未来だろうね。
時間が揚棄された時制、常に来たりつつある未来。
社会生活は、大とはいわないが小審問官になることに似ているかもな。
あの作品は、ロシア正教やキリスト教の枠を超えた、「霊性」の問題を突きつけてくる。
361 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:29:14 ID:xBByM5ym0
ドストエフスキーの長ゼリフが好き
363 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:29:32 ID:HdFA1/1c0
>>354 一般人とあなたは違うと言いたいわけか。
ローニャいや浪人君
364 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:30:47 ID:4KcKyvPH0
>>347 やったことは残酷で許せない事なんだけど
宅間が死刑になったって聞いた時、あ、あいつの勝ちだ!
って何故か思ってしまった。
新潮の、これくらいなら2週間で読み終わるだろうなあと思ったら
上巻だけで一ヶ月かかった。まじやばい
ドストエフスキーは人間か?
埴谷雄高スレ?
俺の長年の布教活動がついに実を結んだか
よし、お前等次はバタイユを読め。
カラマゾ産業
369 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:32:09 ID:xBByM5ym0
>>363 一般論を語るときに自分の立ち位置を明らかにするのは賢くない。
集合の中に自分を含むとややこしくなったり噛み付く余地を与えかねない。
370 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:32:42 ID:HdFA1/1c0
>>364 あなたの感覚は極めて鋭い。殺しちゃダメだよ。あんなやつ。
371 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:33:18 ID:wMSvadSL0
>>364 結局救済という形で彼を敗北させる事はできなかったからね。
ソーニャは現れず、彼の超越者としてのイメージだけが残った。
372 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:33:45 ID:Bw7k2ui40
新駅「カラマーゾフの兄弟」かと思った。
どないな駅やねん。
どんな形であれ教養の復権は良いことだ。
日本の若者は貧乏で暇だけはあるんだから、古典にハマるにはもってこいだ。
つうか、もともと文明とは人間の文化的向上のためにあるはずだったのだ。
大量消費社会から一回転して、近代はふたたび原点にもどる・・・と願いたい
374 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:34:03 ID:kmkJgbIe0
なぜ日本には「カラマーゾフの兄弟」のような雄渾で深遠な巨大文学が
なかったのか、昔から言われてることだけど、よく考えるとドストエフスキー
自体が破格な存在だと思う。フランスでも、なぜわが国からカラマーゾフ
に匹敵する深遠な文学が書かれなかったのか、という議論があると聞いた。
375 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:34:35 ID:tMlYj3BQ0
黒澤明の影響でドストをはじめ、ロシア文学を読み漁ってる。
おもすれー( ^ω^)
ザミャーチンの「われら」って作品知ってる?
そこそこボリュームのある文庫なんだが、ロシア人はこの本を
「パンフレット」と呼んでたみたいなんだが
連中の本に対する認識は日本人とはだいぶ違います
377 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:35:04 ID:dq6NqVon0
しかしイワンも、まじめに悩んではいるが、なにげに兄の恋人をものにしたりしてる。
あのバイタリティが現代日本人にあるなら、日本の将来は明るいぞw
ただ、肝心なところ、自分自身を乗り越えなきゃなんないとこで
熱病になっちまう、どうしょうもない脆さも、共通かも。
時間の外の時間を、時間の中に持ち込むのは、喜劇ではある。
ロシアはその後国家単位でそれをやり、悲劇となった。
スメルジャコフ、10代のころはただただおぞましい感じだったが
今読むと、逆だ。
378 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:36:34 ID:HdFA1/1c0
>>369 匿名で一般論を語るほど虚しいものはない。by布施明
379 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:37:38 ID:XZiBfE130
ここで一つ豆知識
マルメラードフはマーマレードから名前が来てるんだぜ
世の中甘くなめた駄目親父にはちょうどいいだろ?
それは罪罰だとか突っ込むのは野暮だぜ
380 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:38:01 ID:xBByM5ym0
>>371 獄中の結婚相手はそれをやろうとしたのかもしれないが真実はもう闇の中。
遺族はソーニャになるしか宅間に勝利する方法が無かったのに
それを怒りに駆られて放棄して宅間が勝った。ほぼ完勝。
381 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:38:44 ID:dq6NqVon0
>>376 そ、そうなの…
レーニン称号図書館が世界最大の蔵書数を誇るのは
パンフまで図書扱いしてるからだ、と聞いていたが
パンフとは、そういうものだったのか…
382 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:38:47 ID:JDcSU3xXO
普通なら
ドミトリーはスラブで
イワンがヨーロッパ的知性
アリョーシャがロシア正教
だろ
383 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:40:01 ID:xBByM5ym0
>>378 布施明でちょっと笑ってしまった。
匿名は謙譲を美徳とする日本の文化。
詠み人知らずの名歌は腐るほどある。
>>374 ジッドが言ってたかな。
深遠とはちょっと違うかもしれんが、日本には「源氏」がある。
あれは世界文学史上の奇跡。
385 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:40:42 ID:wMSvadSL0
>>380 ソーニャになるとしたら遺族じゃなくて世間の誰かだろうw
それにしても、厳罰化の流れは止まらない昨今だが
罰の軽重と救済の本質とは何の関係もない以上
魂の救済についても考えていかねばならんようだな。
そういうことも底流にあってのプチブームかも知れん
386 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:40:47 ID:9ywZpj310
>>374 ドストエフスキーどころか、ディッケンズのような作家さえいない。
なるほど
いろんな見方ができるものだな
>>374 プルーストは現地では評価が高くないのか?
389 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:42:38 ID:dq6NqVon0
このスレに寄せられたレスの多様性が、すでにドストエフスキーの世界だw
Amazonで1巻をカートに入れて買うか迷ってたが、
「在庫あり」が「通常4〜5日以内に発送」に変わってた…('A`)
391 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:43:21 ID:xBByM5ym0
>>385 遺族じゃないと宅間が敗北しても遺族の勝利にはならない。
「こころ」ってかなりドストに影響受けてるんだね
>>381 パンフはおろか新聞記事まで古典になってしまう
歴史的瞬間というのがある。
394 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:44:02 ID:DzeY5GNe0
>>385 許すとしたら遺族しかないだろう
他人が許したって意味がない
395 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:45:06 ID:dq6NqVon0
396 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:45:14 ID:7g9GwuCv0
カラマーゾフが文庫化されても別に思うことはなかったが、フィネガンズ・ウェイクの
文庫版が出た時は「こりゃ完全にボランティアの世界だ」と爆笑してしまったw
ところでいまさらスレタイだけど。テロなんてあったっけ?
398 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:46:26 ID:8hqsQmK50
学生の頃に読んだけれど、
ズタボロのガンダムがクビだけの状態のジオングとあい討ちになるシーンには衝撃を受けた。
399 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:47:13 ID:6/nWE4TZ0
>>383 これはこれは、名歌を詠うほどの詠み人知らず公爵でしたか!
みなさん!わたしはまったくもって、失礼いたしました!よりによって!
ヨミーゼフシラーチェん子公爵に向かって!
もうね・・・
400 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:47:20 ID:dq6NqVon0
401 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:48:56 ID:9ywZpj310
>>388 プルーストはねぇ。
そりゃ、素晴らしい世界を作ったし、時間や意識とか、もたらしたテーマ、影響はすごい。
ただ、それは「文化」なんだよね。
自分は、無人島に流されたら「失われた・・・」か「魔の山」を持っていこうと思っていた。
しかし、結核で4カ月入院し、帰るときに持って帰ったのは聖書だった。
結核菌が外に出て、肋骨が痛くて咳もできなかったとき、頭をよぎったのは
「死の家の記録」の、収容所病院で亡くなる囚人のエピソードだった。
一言ひとこと、その情景が頭に浮かんだ。
恐ろしい作家だと思ったな、ドストエフスキーは。
プルーストやトーマス・マンは文化の世界の人。
死や苦悩に直面したときに想起されるのはドストエフスキー。
最後に読む本は聖書か・・・・
402 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:50:06 ID:wMSvadSL0
>>391>>394 分かるような気もするがいまいちぴんと来ない。
ソーニャも確かに友人が殺されてはいるけど…
誰が許すかではなくて
どのようにして彼の理論をくじくかの方に自分の頭は行っている
>>393 日本の古典文学、たとえば「太平記」や「神皇正統記」もパンフといえばパンフだな
プロレタリア文学や戦時文学(志賀直哉「シンガポール陥落」とかw)もパンフになるか
403 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:50:14 ID:dq6NqVon0
>>397 テロリスト集団の少年時代を描いた作品、という読みもポピュラーなのだよ。
404 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:51:02 ID:jdJzNo/O0
『罪と罰』の2人も殺した強盗殺人で懲役7年って、安田弁護士でも活躍したのか
405 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:52:19 ID:GEoGG93M0
お前らそんなに本読んで知識たっぷりなのに
なんで無職ニートや引き篭もりだったりするの?
406 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:52:41 ID:ITzjDnnA0
村上春樹ファンの間でも広がりつつあったからねぇ、カラマーゾフの兄弟。
>>405 文学は、知的DQNが読むものだからさ。
408 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:53:59 ID:dq6NqVon0
>>405 お前まだ、にちゃんが無職ニートや引き篭もりの巣、だなんてネタ信じてるのか?!
409 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:54:22 ID:ruAxBzbu0
ホント今更だなw
410 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:54:59 ID:jdJzNo/O0
>>405 それって金儲けに役に立たない知識だから
小説のことに下手に詳しかったりしたらキモがられるかもよ。イケメンだったら
カッコいいとか言われるかも知れんけどw
アリョーシャが好きです。でも、ドミトリーの方がもっと好きです。
412 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:55:55 ID:GEoGG93M0
数多の本を読み知識を詰め込んでも
現実の生活に全くフィードバックされてない気がするが・・・
413 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:56:30 ID:xBByM5ym0
>>402 フランスの哲学の授業では
許す主体は被害者に限られるから
殺人の場合原理的に不可能という簡単なことになってるな。
414 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:56:34 ID:A5bnh5JP0
大島弓子が漫画化したら読みたい
ニートや引きこもりで時間だけはあって自我に不安定な部分があるから文学とか読むんだろ
417 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:57:33 ID:TtFIMoHy0
ライトノ−ベルを読んでいる若者と
ドストエフスキーを読んでいる若者
その差が大きすぎるんで理解できない
ドストエフスキーを読むのは若者の極一部としか思えない
中高年が読むならわかるけど・・・
趣味って役に立つものじゃないといけなかったんだ
ドストエフスキーは普通に面白いが、キリスト教が背景になってる部分に違和感も感じるな。
たとえば「神がいなければ、すべてが許される」というような悪霊的な思想というのは、どうかと思うね。
ちょっと白けてしまう。
パスカルの賭けの理論と同じで、レトリック臭がするな。
ステパン最高
421 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:58:42 ID:wMSvadSL0
>>413 それはレヴィナス以降の(おそらくホロコーストに関連付けた)論なのか?
よく知らないからこの際何か読んでみようと思う。
422 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:58:58 ID:dq6NqVon0
文学は知識ではないので、生活へのフィードバックはないだろう。
だが、文学を知った人生は、知らない人生とは別物だ。
生活の内容自体が、自然と変容しているだろう。
423 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:59:10 ID:9ywZpj310
英国の女流作家アイリス・マードックは、本来は哲学者で、サルトルなんかを批判していたが、
世界文学最大の作家として、プルーストとトルストイを挙げていた。
ただし、ドストエフスキーは別格として評価外に入れていた。
「ドクトル・ジバゴ」のボリス・パステルナークはプルーストを評価しなかった。
ただし、最後の「見出されたとき」は「トルストイ的」と評した。
共産党政権下で、生きるか死ぬかのギリギリのところで苦しんだいた
パステルナークにしてみたら、プルーストは贅沢で自意識過剰の近代人に過ぎなかったんだろな。
424 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:59:23 ID:GNbN3ro20
>>415 自分に自信がないから、不必要な教養をつけて自分をよく見せようとするんだよ。
ある引きこもりは、更生施設に入れられたとき、読めもしないラテン語の本を
いつも読むふりしてたそうだw
425 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 00:59:49 ID:luYOt/MX0
質問だけど
宅間ってそんなに
いろんなこと
かんがえていたの?
426 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:00:12 ID:xBByM5ym0
>>418 美しい野蛮な国ではそういうこと。
負け組に属する人間のあらゆる趣味は現実逃避オナニーとみなされる。
427 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:00:27 ID:XZiBfE130
>>423 マードックは、「鐘」というアッー!な小説を読んだことがある。
ということを唐突に思い出した。
>>417 ドストエフスキーも当時は流行作家だったわけで。
430 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:02:05 ID:dq6NqVon0
>>417 現実には、その距離はかなり近い、というかむしろ0であったりするよ。
どっかのスレで「犯人はアリョーシャ」って書き込みを見たせいで、
「最後にどんなどんでん返しが」って思って最後まで読んでしまった
みんな結構読んでるなあ
工房の頃に人物相関図まで書いてよんだが
あんまり理解できなかった
もう一回読もうかな…
ところで動物農場って誰だっけ?
433 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:02:31 ID:3GJkFexf0
カラ兄は読んでおいて損は無いよ
ロシア文学の授業はなんだか面白かった。俺理系だったけど。
>>425 宅間は存在そのものが文学。
世の文学者はみんなヘタレなので、実行できないところを
宅間が肩代わりする形で、実行してしまった。
罪と罰なら読んだことあるけど、こういう文学ってその時代背景が分からないと
いまいち理解できんな、と思ったラノベ読みです。
439 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:04:10 ID:dq6NqVon0
>>432 『動物農場』は、ジョージ・オーウェルだ。
440 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:05:25 ID:WSFEX/oV0
カラマーゾフは面白いよね。
第二部が完成されてたら良かった
441 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:06:03 ID:TtFIMoHy0
>>427 若いとき読んでもむずかしくてわからん
中高年になると経験をつむから深く読める
つまり中高年でも若いとき読んでいるのは少数
その少数が読み直していることは確か
古典はわからなくても読んでいた方がいい
中高年になってそういうことだったのかと理解できる
古典は教養なんだからライトノ−ベルの暇つぶしより
あとで何かしら役に立つしあとで理解できることもあるから
442 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:06:03 ID:6/nWE4TZ0
>>435 「宅間」と「ガンダム」入れ替えたらしっくりくるな。
>>436 そんなことは無い。
ただ、ちょっとばかし世間の味というのを知っておく必要がある
>>438>>439 dくす
そうそう
投げた瞬間思い出した
いやほんまに聞きたかったんは『紫煙』
タイトル合ってるかも分からんが
たしか個人の回想長編小説
多くの人間が挫折したといううわさだけ知ってる
445 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:06:21 ID:A5bnh5JP0
刑務所等の面会制限を緩くしたら何か生まれるかもしれんね
447 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:07:21 ID:9ywZpj310
>>432 高校2年の夏休みの宿題だった>「動物農場」
英国の学校に行っていた友人は、「日本人は英語ができないから」と
学校で読まされたのが「動物農」だったんだって。
英国に行っても同じことだったのか〜
448 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:07:27 ID:WSFEX/oV0
ああでも現代的なテーマたしかに含んでるよなあ。
アリョーシャが少年犯罪について語るとことか、
今と一緒だもの
449 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:08:06 ID:SPHlyQqE0
>>443 まー読んだの工房の頃だし、今なら少しはわかるかも。
山手線のフラッシュで誤回答のヤツだ。ドア開かない。
懐かしさに記念カキコ。
そういや青木雄二のドストエフスキー解説?本というのを、図書館で見かけた。
読んでないけど。
452 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:08:54 ID:dq6NqVon0
>>440 それはそう思うが、でも、現実世界で第二部が実行された壮大な実験を
20世紀の世界は体験したではないか。
もちろん、第二部が作品化されていれば、現実世界では実行されなかった
という可能性はある。
453 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:09:09 ID:jdJzNo/O0
俺の友達の彼女は小説家気取りで、彼女の創作した小説を半ば強制的に
毎週読まされてる。しかも魔法使いだの魔王だのお城だの王子様だの魔法の鏡だの出てくる奴w
ドストエフスキーみたいに多少読み応えあるのならまだしも・・・
本当に気の毒。でも彼女おっぱいがでかいのでなんとか我慢して読んでるそうだ
絶対、若いうちに読んでおいたほうがいい。良くない方向に捻れるかもしれんが。
455 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:10:22 ID:aoDWtSY+0
>>435 実行したらもう文学じゃないだろ。
やれないからヘタレってどんなDQN理論だよ。
>>454 こんなの読まない方が良い。共感できるとしたら社会不適合の
可能性あり。そういう作家が書いてるんだから。
こんなの読んで変に自我が膨らむなら漫画でも読んでたほうが
よっぽどまし
457 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:12:31 ID:9ywZpj310
>>454 捩れる。中学の教師がやたらドストエフスキーを読ませようとした。
おかげで暗い中・高時代をおくった。
友人(♀)の愛読書はオースティンの「高慢と偏見」。
正直、羨ましかった。自分も幸福な人間になりたと思って。
しかし、彼女の物事に対する見方の皮相さを知って、
やはりドストエフスキーで良かったんだと思った。
458 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:12:32 ID:JDcSU3xXO
人生で知るべきことは全てカラマーゾフに書いてある
でももうそれだけじゃ足りないんだ…
スローターハウスより
ボネガットはローズウォーターの方が好きだけど
ご冥福を
罪と罰読んだんだけど、主人公の呼び方が何の説明もなく2種類あって
最初混乱した。
読んでればわかるけどね。
460 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:13:22 ID:dq6NqVon0
ドストエフスキーを読む人たちは、解説として
江川卓、バフチン、清水正、その他の人々の本も
図書館などで読んでおいたら、もっと楽しめるよ。
>>456 うんなこと言ったら読まんほうがいい小説のほうが大半やってw
基本構成に名を残すような小説家は頭のねじ2・3本吹っ飛んでるのが当たり前
世にメロドラマ多々あれど、読むことそれ自体がメロドラマになりかねない作品はそう多くない
そういう意味でドストエフスキーの著作は最高のメロドラマだな
お前ら新聞小説ごときで何熱くなってるのよ、とか言ってみるテスツ
463 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:16:10 ID:XZiBfE130
>>456 とはいっても19世紀の社会不適合ですからwww
>>459 まさか+でもあるあるwwwwwwwwwwwをやるとは
464 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:17:05 ID:27CPfGO40
ところでおまいら、宿題の読書感想文はもう書いたのかよ。夏休み
もあと一週間でおしまいだぞ。もし書いてなかったらこのスレから
パクるといいぞよ
465 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:17:34 ID:fNAir3B30
戦争と平和も読み始めたけど挫折した。
オレにはロシア文学はさっぱりだ。
466 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:17:57 ID:YTD3pqsi0
最近読み直して,この小説はミステリー云々ではなくてロシアのキリスト教的価値観が主体って事がわかって面白さに気づいたが
続きを読めないのが残念
467 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:18:04 ID:9ywZpj310
>>460 江川卓なら、パステルナーク関係がおすすめ。
従兄妹のオリガ・フライデンベルクとの「愛の手紙」では
ロシア革命、その後のロシア・インテリたちの苦悩が生々しく分かる。
パステルナークの婦人の連れ子は、ピアニストのブーニンの父親だよ。
祖父のゲンリヒフ・ネイガウスはロシアのピアノ四天王の一人。
スビャトラフ・リヒエルはゲンリフ・ネイガウスの弟子。
468 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:18:52 ID:WSFEX/oV0
>>457 ディケンズがジャストでベストな気がする。バランス的には
読書感想文でお悩みの方々
ちゃっちゃと読めて(薄い)
なんとなく純文学
今の所
風林火山
と
海と毒薬
ページ数少ないでっせw
470 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:22:19 ID:eeW3oawb0
高校時代はヘッセ読んでた。
層化の友人に戦争と平和を読むようやたら勧められた。
カラマーゾフの兄弟、漫画化してください。
471 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:22:19 ID:fjrg/Pnj0
だれか三行であらすじを要約してくれ
472 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:22:57 ID:WSFEX/oV0
清水正って黒くて太い本の人だろw
情熱的なドストエフスキー論でおもろかった。
彼の世界がズンズカ広がってて
まるで別の小説読んでるみたい
473 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:23:17 ID:V8kN2iyfO
コミック化するなら、誰の絵がいいかな?
474 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:23:28 ID:27CPfGO40
萌え挿絵をふんだんに取り入れたドストエフスキーを出版してください
475 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:23:35 ID:wMSvadSL0
トルストイは人物描写がどうも皮相的に見えるんだよなあ
だからストーリーも辻褄あわせに思える
苦労しらずの癖に人生語りたがるウザイ人、という印象がある
>>469 星新一のショートショート
とか
山月記
とか
山頭火句集
とかだと一瞬で読める。
477 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:24:01 ID:LFWcanoZ0
ぶっちゃけ粗筋はどうでもいい。
宗教関連を除けば単なるキャラ萌え小説。
478 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:24:08 ID:9ywZpj310
>>468 ドストエフスキーはディッケンズの賛美者だった。
トルストイもプルーストもね。
新聞小説だったので構成がナニだが、
ディッケズは英国の国民的作家と言われることだけのことはある。
カラマーゾフがこんなに売れるなんて不思議だ
罪と罰ならまだわかるけど
ドストエフスキーの小説どれでもいいからアニメ化してみるといいよ
>>471 親父が殺されて
長男がつかまって
次男が発狂
482 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:26:00 ID:xBByM5ym0
483 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:26:36 ID:27CPfGO40
484 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:26:47 ID:WSFEX/oV0
>>471 長男がDQN
次男がヲタ
三男がブリッコ
>>476 それでは短すぎて全文載せても
原稿余っちまうじゃねーか
487 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:29:05 ID:V8kN2iyfO
>>472 あそこまで深読みされるとなw
ちょっと仰天するが、スゴいとは思う
488 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:29:04 ID:luYOt/MX0
カラマーゾフの兄弟は
聖書の副読本ですな。黒い表紙の。
白い表紙は戦争と平和。
489 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:29:42 ID:WSFEX/oV0
>>376 SとかOとかが出てくるあれだろw
SとOしか思い出せねえw
>>485 読書感想文にしては長いぞ。
何ページ書かされるんだ?
491 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:30:07 ID:5Dfp/he10
長すぎて読む気にならない
読書感想文てあらすじ書いてページ数埋めるもんでしょ。
>>490 400字詰5枚程度でね?
自分のときはそれぐらいだった記憶がある
>>454 白痴あたりだと、それほど毒の無いロマンスで読みやすい。
>>435 おい、「さん」付けようぜ。「宅間さん」な。
>>401 聖書か
マリアが私生児のキリストを神の子と言うところが最高だったな
マジで凄い!
496 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:33:04 ID:Z70oQCOL0
文学好きな俺の友人は「ドストエフスキーは深夜のファミレスに一人で行って
フリードリンク一つ注文して読むといいよ」と言っていたが・・・・
497 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:34:32 ID:XZiBfE130
読書感想文てどうしても「〜〜、面白く、勉強になった。僕も○○のようになりたい」
で終わるよね。子供のときこそもっとワガママな感想で構わないのにさ
498 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:34:40 ID:mU7P7jkF0
結局、幼児虐待もテロも「現代の病」みたいに報道するメディアはうそっぱちだってことだw
原稿用紙考えたら
ショートショートでも埋めれる気がしてきた
でも引用箇所少ないと
いちいち深読みせなあかんからなあ
逆に難しい気がする
500 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:35:33 ID:f6rVKmKB0
日本のサスペンス小説の源がドストエフスキーの作品にある。
カラマーゾフはその最たるもの。
内容はおどろおどろしいけど、なんだかんだで最後には「カラ
マーゾフ万歳」だからね。強引だけど、そうかなとも思えるラ
ストだよ。
学生時代に岩波で読んだけど、もう一度読んでみようかな。
501 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:36:33 ID:fjrg/Pnj0
ついでに表紙絵も流行の漫画家に書いてもらったイラストに変えれば、
もっと売れるんじゃないか?
人間失格の新装版みたいにw
502 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:36:35 ID:eeW3oawb0
太宰の本みたいに表紙絵で売れたわけじゃないんだな
504 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:37:15 ID:xBByM5ym0
>>497 読書感想文は最低中学生以上じゃないと無理。
要は書評なんだからある程度できるやつじゃないとそういう無意味な作業になる。
>>493 教師が読んでなさそーな長大文学のあらすじ適当にでっちあげて
脳内あらすじ書いておけばいいんじゃね。
>>498 それこそ、聖書やギリシャ神話のような太古のファンタジーから存在するからなw
>■男女の愛憎、幼児虐待、テロ…現代に通じるテーマ
むしろ、ないほうが珍しいだろうな >古今東西の神話・文学・ファンタジー
507 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:38:02 ID:VUBGnhXM0
中学生のときに読んだな
今読んでもあんまおもろくないけど
>>498 西欧近代の病ってところじゃないか?
近代は人間性に無限なるものを織り込んで、なにかに駆り立てる。
モーレツ会社人間になるか、テロリストになるかは紙一重かもしれない
>>497 自分のところ読書感想文
・面白かった
・勉強になる
あとなんかあったけど忘れた
使用禁止やった
グルメ番組で
おいしい
禁止と同じ措置
510 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:38:39 ID:LFWcanoZ0
>>501 てかデスノの月ってまんま「反省しないラスコ」だよな。
511 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:38:43 ID:ToLYyKjk0
フェラポント神父とスネギリョフと
イッポリートとラキーチン が増える、美しい国
512 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:39:23 ID:mU7P7jkF0
>>505 プルーストの「失われた時を求めて」とか、ジョイスの「フィネガンズ・ウェイク」とか?w
昔、中二病だったころ、「いつかピョートルのような
やつが現れて、俺を崇拝するようになるな」って思ってた。
514 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:40:28 ID:59drvAya0
イワンの話に出てくる大審問官の主張は
おまいらどう考える? キリストや神は信じるに値しないのか??
すめるじゃこふ → 住めるじゃ国府
516 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:42:00 ID:VUBGnhXM0
みんなのレス読んでるだけで懐かしい気分になった
517 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:42:06 ID:WSFEX/oV0
>>498 納得できない事件というのは常に意識上の「現代」の事件。
正直、苦手な小説家。賭博者だけは最高に面白かったが・・・
長編でも白鯨や魔の山は10回以上読み返すほど相性がいいんだけど。
ドスト先生に嫌われてるのでしょうか、俺?
>>512 にいさん!!!そうそう、、
それじゃ、『失われたときを求めて』!!
あれ最後まで読めたん??
読破した香具師見たことないんだがw
読もうかと思ってたうちにタイトルと作者忘れてしまってたわ
たぶん挫折するけど
521 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:43:02 ID:V8kN2iyfO
うーん、仕事あるから面白いけどこの辺で落ちる。
続きは文学板で。
外ものは苦手
まず、名前がカタカナなのが苦手
あと、いちいちデイティールが細かい説明調な文が嫌。
523 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:44:47 ID:XZiBfE130
>>503 宅間が事実は小説より奇なりをやってのけてしまったのは否定できない
>>514 正直あまり覚えてないんだが、モノ(現世利益)で釣る思想は人気が出るが
廃れるってのは心に強く残ってる。確かこれをキリストが言ったよね
524 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:45:04 ID:59drvAya0
>>519 カラマーゾフはこの論点がすべて。
簡単には論じれないけど、
「この世に正義はあるか」というシンプルな問いがまず提示されている。
ドストエフスキーにディテールも説明も糞もないだろ
526 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:45:45 ID:VUBGnhXM0
>>518 俺もカラマゾフより白鯨のほうがおもろいと思うよ
528 :
在日lolita(女 ◆FsmAvZlgmM :2007/08/23(木) 01:47:12 ID:A7onzqD60
年とるとあまり読み返す気にならない作家ではある
主人公が若いからか、神とかもうどうでもいいと思うからか
ま、若いうちは感化されるだろうね
529 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:49:04 ID:59drvAya0
>>528 死んだ後、
天国、というか良い所にいけそう?
530 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:49:20 ID:xBByM5ym0
>>525 全くだな。ラノベそのもの。ツンデレとか美少女とか中二病満載。
531 :
在日lolita(女 ◆FsmAvZlgmM :2007/08/23(木) 01:51:25 ID:A7onzqD60
>>518 俺とまったく逆だな
魔の山と白鯨と、ドストエフスキーでも賭博者があんまり好きじゃない
>>512 ここはひとつ、静かなドン(ヤクザ漫画じゃないほう)で。
俺様の脳内静かなドン(当然未読)
ポーランドの圧政に苦しむコサックが武装蜂起。最初は劣勢であったコサックだが
主人公の最凶コサック(船戸与一の主人公みたいなの)の登場により、形勢逆転。見事勝利する。
しかし安堵の日々もつかの間、手を組んだはずのロシアが猛烈な圧力をかけてくる。
ロシアは勝手にチェルノブイリに原発を作り、やりたい放題。
そして再び蜂起、ロシアとの最後の戦いに挑むコサック。最凶主人公は次々とロシア兵をなぎ倒すが
ロシア軍はミグ35まで投入し、コサック軍は風前の灯!
意を決した主人公は、チェルノブイリ原発に潜入。ハイテクセキュリティシステムをかいくぐって最深部に到達。
そしてロシア軍を引きつけたところで、原発をメルトダウンさせる!!
コサックは全滅したが、ロシア軍にも再起不能なダメージを与えたのであった。
そして、大河ドンは今日も静かに流れるのであった。チャンチャン。
みたいな感じで。
534 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:52:53 ID:h00RKJsQO
読書感想文かぁ、懐かしいな
まあ、確かに今思うと本を読んだ直後の感想なんて
あんまり意味はないな、醗酵する時間が必要だったりするよな
535 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:53:14 ID:XZiBfE130
>>530 つまりシャナは150年後も生き残るわけですね
俺も魔の山は駄目だったな
>>524 ドストエフスキーは思想部分と感情部分のカオスっぷりがキモだと思うから
はっきりさせることの意味を感じない
537 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:54:52 ID:ultljE4a0
つーかさ、旧訳読んだやつはこのスレには多いようだが
新訳読んだやつはいねーのか?
538 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:55:27 ID:59drvAya0
>>531 キモデブハゲオタニートに300年貧相チンコで犯され続けてもOK?
539 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:55:30 ID:9ywZpj310
聖書は、カインとアベルを読んで、それから4福音書・・・で十分。
540 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:56:00 ID:t35hR5vN0
売れてるのか
俺も最近新潮社のを買ったけどw
541 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:57:31 ID:VUBGnhXM0
江川卓って巨人のピッチャー?
と思ったのは俺だけではないはず
542 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 01:58:28 ID:QtD6d+TI0
カラマーゾフの兄弟はまだ読んでないわ。
罪と罰は面白くて?上下巻一日で読んだ。
イワンの大審問官のくだりは何度も読み返したな
544 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 02:01:28 ID:59drvAya0
すべてが許されると悟った時、
人はどうするか??
これがドストの問いかけだ。
ドストは「かえって罪を犯せない」と結論付けた。
おれは彼に同意する。
多分そうだと思う。
545 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 02:03:13 ID:xBByM5ym0
>>544 しかしドストの読者は地下室の引きこもりとして
社会ではDQNに卑屈に屈服せざるをえない現実
546 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 02:05:37 ID:6ZMUbjen0
547 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 02:06:22 ID:4PTkesZQ0
ぼくはトルストイさんもドストエフスキーさんも好きだよ
ドストエフスキーさんのは文庫で「貧しき人々」「「罪と罰」「地下室の手記」「白痴」は読んだだけど
「カラマーゾフの兄弟」は、むかし文庫買うお金がない時にケチって、
古本屋さんで全集の分厚い上下2巻を買って持ってるけど
小さい文字で1ページ上下二段になってるから、なかなか読み進まず、
途中で別な本読んだりしていまだに読破してないWWWWWWWWW
巻数が多くて読みやすい文庫のがいいね、この5巻の新訳と旧訳、両方欲しいなWWWWWWW
ドストエフスキーの描いた人間の思想をあんま深刻に受け止めてもなあと思うが
登場人物を右往左往させて悲喜劇を起こすためのネタみたいなもんなんだしさ
まあ基本的にはどう読もうと人の勝手だけど
549 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 02:09:53 ID:Wp+imXrF0
アリョーシャたんとちゅっちゅしたいよ〜
550 :
在日lolita(女 ◆FsmAvZlgmM :2007/08/23(木) 02:11:54 ID:A7onzqD60
ロシアの公衆トイレは半端じゃないらしいな
551 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 02:13:04 ID:ImtNorbY0
罪と罰を買ったんだけど
なんでカラマーゾフの兄弟が売れてるんだよ
552 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 02:13:27 ID:WSFEX/oV0
ちょっと待てw
光文っていったら、あやしげな小説一杯出してたあそこかw
「カラマーゾフの兄弟」は父親が買ったらしき
昭和40年発行・岩波文庫の年季が入ったのがあるわ
面白いの?
554 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 02:16:41 ID:oOIZp4QA0
ドストエフスキー
ヘミングウェー
夏目漱石
三島由紀夫
いろいろ読んだけど、俺感受性無いから全然記憶に残ってないw
555 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 02:16:46 ID:60OZjbJ90
ゲンダイに通じる物があるって事は、
ゲンダイが危険な状態にあるって事なんだよなぁ
そろそろ、第三次世界大戦かも知れんね・・・
556 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 02:16:57 ID:kmkJgbIe0
世界で最も偉大な文学がベストセラーになる日本という国は、まさに
美しき国。政治が3流でもどうってことないな。
557 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 02:18:11 ID:t2m//qQmO
>>544 こりゃまたとんでもなくキモい万年一次落ちくんが現れたなw
>>539 聖書はエロネタをひたすら探してしまうw
ロトの二人娘が酔っ払った親父と騎乗位でヤってるところを想像するだけで
お代わり三杯は・・・ってスレ違いだ。
でも悪霊のマトリョーシャタソでハァハァするのは普通・・・だろ?
559 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 02:20:38 ID:WSFEX/oV0
まだだ。まだこの国にはアマディスがない。
560 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 02:20:41 ID:2UJXYjh70
これ、難しい本だよねぇ、ほんとは。
結局、キリスト教賛美の思想で終わるんじゃなかったっけ、この物語
561 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 02:21:03 ID:XZiBfE130
>>558 時計仕掛けのオレンジみたいな奴だな君はw
562 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 02:21:51 ID:oOIZp4QA0
酔いどれに子馬が虐待されて死んじゃうシーンがあるのって罪と閥だっけ?
あのシーンで不覚にも勃起した思い出がある。
563 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 02:22:28 ID:kudfe43CO
地獄兄弟か
>>560 厳密に言うと終わってない
未完の作品。
でも、日本人の感覚からするとドストの宗教観はちょっと物足りないかもなあ。
東洋思想もうちょっと勉強した上で書いてくれたらもっと面白かったのにと。
カラマゾは、まじめに読めば腐女子うけしそうな設定が随所にあるんだがな
腐女子が読んでくれてればの話だが
高村薫先生(最凶腐女子)が、カラマーゾフ好きやん。
>>546 車は買えなくても、文庫本ぐらいは買えるからな。
568 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 02:25:39 ID:oOIZp4QA0
鷲は舞い降りたが面白かった
569 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 02:26:27 ID:Wp+imXrF0
>>564 物足りねぇだと?wwwwww
まぁドスちゃん曰く
「西洋化していないアジアの未開人共は
我らロシア人がぜひとも教化してやらなきゃいけない存在」だったんだけどね
罪と罰、読めばニートってのが最近うまれたもんでも
なんでもなく昔からいるのがよくわかるお
571 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 02:28:25 ID:XZiBfE130
>>562 多分カラマゾフだと思います。後半あたり。
世界文学全集みたいなのなら700ページあたりw
572 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 02:31:17 ID:mpNnyTQsO
カラマーゾフイの兄弟
に見えた
573 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 02:31:30 ID:WSFEX/oV0
>>564 トルストイがドストエフスキーを評して、感じる力は十分だが考える力が足りないとかいってたのはその通りだと思うなあ。
夏目漱石が高等遊民という言葉を作っておられます
576 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 02:34:19 ID:oOIZp4QA0
三島由紀夫が仮面の告白の冒頭にカラマーゾフの一説を引用していたね
そのうち、3巻組みの翻訳は全部5巻組みの新訳が出るわwww
>>573 そういうつもりはないんだが、そう見えたらすまん。
579 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 02:37:19 ID:t2m//qQmO
ちっぽけな文学知識をすまし顔で恥ずかしげもなく披露しているスレはここですか?
まあええことよ
581 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 02:41:45 ID:oErJTPfqO
これ村上春樹の影響で読み始めた人どんくらいいるんだろ。
582 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 02:42:02 ID:XZiBfE130
>>574 逆にトルは考えすぎの感じがする。カッチリしすぎて読めなかったよ
ドストは評判の悪い米川正夫訳しか読んだ事無いけど大好き
584 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 02:45:49 ID:WSFEX/oV0
キリスト教というよりは、西欧思想の伝統みたいなもんだと思うね。
人間にとってもっとも大事なのは精神の自由で、
実生活においても自由が実現されるべきだという理想を
俗世間の人間の卑小さ汚さを知りつつも、中二病ワラといって切って捨てない。
だから普遍性をもって後世に残る。
泥水をかぶりながらも、純朴さをギリギリの一線で保っている懐のデカさが
ロシア文学の模範たるゆえんだ。
日本人は簡単に屈服して終わっちゃうんだよな。
建前とか何にもなくても空気で回っちゃう社会だから、哲学も文学も不要なんだろうな
とりあえずソーニャはオレの嫁
587 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 02:51:42 ID:V7vYpivS0
登場人物多すぎてどんなキャラか忘れちまうからメモりながら罪と罰読んでた俺はアホ。
588 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 02:52:44 ID:vJyJv5zw0
この種の西洋の名著って少し読んでもまったく進まない。
日本のはどんどん読めるが。
やはり訳文がまずいんだろうと俺は思ってたが、
お前らずいぶん読んでるな。
ちなみに俺はお前らより遥かにエリートなんだが、、、、、
589 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 03:04:27 ID:zw3CQGxU0
590 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 03:09:09 ID:uRBe4Fkp0
>>583 ワタシも
カラマーゾフは,その昔,拾った子猫(生後数日?)に
24時間体制でミルクをやりながら読んだ
猫が肩の上で寝て,おしっこして,それが分水嶺のように……
その猫も今は亡く……
え〜〜ん
591 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 03:09:57 ID:qXDZjOAA0
新訳の必要なんてあるのかなあ・・・・・。
原訳が古くて読みにくいと思うやついる???
592 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 03:10:11 ID:XZiBfE130
>>587 多分作者はそんな熱心な読者を泣いて喜ぶと思うよw
ロシア人ってあだ名のバリエーション多いし
593 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 03:11:35 ID:vzBCFTXlO
この文庫誤植多いから買うのやめた。
なぜ新訳を選ぶ人が多いのはどうして?
594 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 03:13:27 ID:Ob8tYvgE0
俺が持ってるのは新潮文庫の
訳者原卓也って人の昭和53年に初版が発行されたやつの54刷版
光文社のと、微妙に訳し方にズレがあるのか。
地下室の手記ほど救いのない小説があるだろうか
596 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 03:15:16 ID:5PGrhm1m0
また萌え表紙か
皆さんもっとドストエフスキー的会話をしましょうや、へ、へ、へ!
598 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 03:19:16 ID:ORJ4onnK0
こういうブームに乗って読み出すやつが鬱陶しい
俺はもっと前から読んでるのに!と叫びたくなる
599 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 03:20:20 ID:7g9GwuCv0
>>587 筒井康隆は内容をきっちり把握するためにそうする
だが、俺は面倒くさいのでそんなことはしない
まあ、既に読んだところを軽く振り返ったりはするけどw
>>597 工藤精一郎乙
600 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 03:21:53 ID:QzJZ5dnN0
それよかこの作者は分裂気質程度ではなく
晩年は実際に重度の精神分裂病(最近言う統合失調症)だったらしいが
そこらはどうなの?もう廃人だったわけ?
601 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 03:22:23 ID:lIyoiWYnO
>>595 っ車谷長吉
>>598 「カラマーゾフ? あー、ドストエフスキー作品の中では唯一読んでないわ」と言ってやれ。
602 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 03:22:33 ID:3JmCbRST0
昔読もうと試みたけど文章難しすぎて読みきれなかった
604 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 03:27:49 ID:lIyoiWYnO
>>600 流刑地での厳しい生活が引き金になってテンカンを発症したって話は聞いたが。
605 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 03:27:59 ID:QzJZ5dnN0
それからこの作者の一連の作品は昔
巨人軍の有名な投手が訳してなかったか?
606 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 03:29:00 ID:r6Eoz+iqO
607 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 03:44:58 ID:pAII8V8g0
>>29 に同意だな。
くだらん小説。冗長。駄作。
当初の価値はもうないよ、古典として生き残ってるだけ。もう読むな
608 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 03:45:02 ID:FjnLukjx0
ドストエフスキー=青木雄二を連想してしまう・・・・
610 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 03:47:23 ID:14oECvja0
>>595 こっちまで恥ずかしくなったりしちゃうよね
611 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 03:53:25 ID:vJyJv5zw0
>>589 エリートのうちどれだけの人数がロシア語読めるものか。
俺の同級生にロシア語ドイツ語フランス語英語ラテン語
一人ですらすら読んでる奴がいたが、それ例外。
俺は他の一つはすらすら読むけど、ロシア語は分からん。
612 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 04:00:16 ID:QzJZ5dnN0
>>589 そもそもこの小説に出てくるロシアエリートは
ロシア語満足に喋れずに、仏語で会話してるみたいだぞ。
613 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 04:02:16 ID:oHTQRvm40
これ昔読んだけど何が言いたいのかさっぱり分からなかったな
614 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 04:07:33 ID:14oECvja0
>>611 >俺の同級生にロシア語ドイツ語フランス語英語ラテン語
>一人ですらすら読んでる奴がいたが、それ例外。
何それ?どうやったらそんんことできんだ?
615 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 04:20:03 ID:biMgByzS0
>>602 自分は岩波で読んだけど、1巻の2/3を超えるところまでが大変だった。
(実は1回挫折して置いてた)
そこを越えた瞬間から、加速度的に面白くなって、あっという間に読んでしまった。
誰か忘れたけど、小説家で同じようなこと言ってる人もいたし。
是非機会があったら、再チャレンジしてほしい。
616 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 04:21:43 ID:ib5JbI+iO
誰も書いてないので、あえて書きます。
「平成モンド兄弟を忘れるな」
617 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 04:27:14 ID:3qAWcpER0
>>616 忘れないよ。もう談話室滝沢も無くなっちゃったよ…
618 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 04:27:26 ID:/RzTgFXuO
よく読み返したくなるけどあの分量が障害になって
カミュの異邦人を読んでしまう事が多い。結構似てる部分がある気がする。
619 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 04:38:40 ID:ORJ4onnK0
ゾシマ長老が悟りを開いたシーンしか覚えてないな。
620 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 04:41:55 ID:3JmCbRST0
>>615 もろ該当の箇所で躓いてるわ俺w
あの時は自分の語彙の無さを自覚させられたな〜
今度また挑戦してみるわ。助言ありがとう。
621 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 04:50:34 ID:ldz+xB8+O
小学校の国語の教科書にあれのワンシーンが
「大きなシラカバ」というタイトルで掲載されてたなあ
622 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 04:53:15 ID:sxezKM+V0
百年の孤独も名前がややこしかった覚えが
624 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 05:08:45 ID:qXo0uINj0
>>585 >建前とか何にもなくても空気で回っちゃう社会だから、哲学も文学も不要なんだろうな
つまり空気読むのは考え物だと。
>>622 リアル人脈に迫る勢いだな。
625 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 05:08:48 ID:sJ62tBQF0
ドストエフスキーは珍しく生前から国民的な評価を受けた作家
当時のロシア人は理解できたのかな・・・
626 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 05:12:25 ID:jQ29oIx+0
いやぁ、古典は作者がお亡くなりになってるから出版社が
ガッポガッポ(死語)ですな。
休みの度に教育機関とグルになって推奨される古本が大っキライです。
627 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 05:13:50 ID:25ZwihJ/O
中学生くらいの読書感想文に最適
スルメジャコフが死で勝ち誇るのだけは如何にもロシア的だけど
628 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 05:18:04 ID:25ZwihJ/O
>>626 損な人生だな
とりあえず読んでみれって突っ込んだら
当然、読んだあらゆる書物を読んだとか言いだしそうなタイプだね
629 :
偽モルダー ◆BB5smM8fi. :2007/08/23(木) 05:33:08 ID:yEhuIlPG0
ドストエフスキー読んだあとチェーホフ読むと、全然ロシア人の印象が違う件w
630 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 05:36:09 ID:Rr9XsEct0
みんなイポリートの主張んとことか飛ばしてんだろうなあ実際
大審問官なんかはまだ普遍的なテーマだから読めても
あそこはモロに当時のロシア人に対する描写オンリーだから
631 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 05:40:42 ID:LwIFEoJa0
986 名前:Mr.名無しさん[] 投稿日:2007/08/23(木) 05:40:06
>>950 おい俺がレスしたら止まったぞ
なんとかしてくれ><
時間帯考えろ屑
632 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 05:43:33 ID:PL9GDXm00
これからも毒雑をよろしく!
イェ〜イ!
633 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 05:58:57 ID:1OvIAqj90
タルコフスキーの映画もなんかうっとうしいしな
634 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 06:10:29 ID:ONClRCmjO
635 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 06:10:40 ID:n2BwD68lO
レーニン全集復活を。
大月書店どお?
カラーゾヌと兄弟
637 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 06:12:09 ID:fv7flVHp0
落葉松族の兄弟に読めて仕方ない。
638 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 06:16:18 ID:n2BwD68lO
パステルナークもお忘れなく。
639 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 06:16:28 ID:5kF6lt0M0
単なるブームでも、古典がベストセラーになると嬉しいな
中公よ、池田訳を増刷しろ。
ついでに池田訳『悪霊』も文庫にしろ。
642 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 06:26:39 ID:ruydeGCH0
はじめて読んだロシア文学が「罪と罰」だったので、ロシア人は一旦火がつくと延々としゃべり続ける人間ばかりだと思ってた。
うちにあったんでなー、文学全集。
小6の夏休みに読んだ。
ちゃんと意味がわかってたかは疑問だが、面白かった。
644 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 07:32:50 ID:JZx3LeE+0
またツンデレ小説家ドストエフスキーか
645 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 07:39:50 ID:HGp4HKd00
バクチで身を滅ぼしたおっさんの妄想が、そんなにありがたいか?
646 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 08:02:29 ID:smxsngpe0
なぜ今カラマーゾフなのか
普通にあの車掌FLASHの影響でしょ。
647 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 08:04:59 ID:JDcSU3xXO
身は別に滅ぼしてもいないよ
妄想ってなんだろ
648 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 08:07:58 ID:NRxyPbyN0
>>647 筒井康隆によると、晩年発狂したと書かれてたのを
読んだ事あるけど。
筒井のなんでもありのハチャメチャ小説の中でじゃないよ。
649 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 08:43:34 ID:JDcSU3xXO
カラマーゾフの完成から、たった2ヶ月後にドストは亡くなっているよ
しかしちょうど中断してた悪霊を再開して
読書が軌道に乗り始めた頃にこんなスレを見ると
カラマゾフっちゃうな
悪霊読んだら他のもいくつか読むかなぁ
651 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 09:07:30 ID:JDcSU3xXO
カラマーゾフは誰かが言ってたけど読み始めたら登場人物達と
寝食を共にするような強制力あるからな
出来たら学生時分に読んでおいたほうが良いと思う
カラマーゾフはじめドストエフスキーの作品は学生時代に買い集めたけど
その後10年たっても読んでないなあ。
ドミートリィがあれ結構複雑なやつなんだよ
一番すきだな
>>569 それはトルストイだろ
どうも2ちゃんには平気で嘘つくやつがいるからかなわんw
もっともただの無知なのかもしれんがw
655 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 09:53:40 ID:V8kN2iyfO
>>650 ストーリーが比較的起伏に富んでいてサスペンスとしても楽しめるのは『罪と罰』、叙情的なのは『白痴』、どちらもいいよ。
656 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 09:57:22 ID:EnfiBggl0
子供殺しの最大の殺人犯はダントツで母親である。
警察庁の犯罪統計(児童虐待)
http://www.npa.go.jp/safetylife/syonen3/h13jidougyakutai.pdf 【殺人犯数】
実母 26 (殺人以外にも傷害致死も10件あり)
実父 5 (傷害致死は5件)
継父母 0
※以上は児童虐待による殺害であって、嬰児殺は全く含んでいません。
嬰児殺犯は別に女31人・男4人います。
日本で起こる全ての殺人既遂事件総数(当然嬰児殺含む)が年600件なのに・・・。
なお、この件数がいかに酷いことかイメージしてもらうために敢えて書きますが、
この600件中、あの凶悪な中国人の犯行が年約10件(未遂含まず)。
永住在日を全て含む韓国・朝鮮人の犯行が年約15件です。
老若男女外国人・全殺人に占める小さな子供を持つ母親の児童殺害は、
誇張なしで本当に酷い数字になっているのです。
子供にとって全てである親に、密室で延々と虐待され続け、ついに殺害される・・・
被害者の立場に立ったとして、これほど悲惨な犯罪はちょっと他に想像できません。
しかも被害者の児童は年々増えるばかりです。
(参考)警察庁犯罪被害者総合統計 (レイプ殺人なんて実は年0件)
→ちなみに「遺棄致死」に数字が入ってますが、
この中身も殆ど全てが母親の子供捨て殺しという実態です。
http://www.npa.go.jp/toukei/keiji8/H14_05_2.pdf 先進国中、実効性のある児童虐待防止法がいまだにないのは日本だけ。
先進国のなかではまだ甘いとされるアメリカですら、
パチンコ屋の駐車場でほったらかしの子供が死んだら、まずブタ箱行きです。
日本ではDVや幼児虐待の加害者は男性であるとイメージ付けていますが
これはほとんどが嘘、誇張であり、実際の加害者の多数は女である事を知ってください。
女が言葉や力による暴力を振るっても、男性側が被害を申告しにくい心理状況に
ある事を認識すれば、DV防止運動で実際に行わなければならないのは、
女に対する厳罰化だとわかります。
657 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 10:03:03 ID:1tYdhKAbO
どうせ糞長い話しなんでしょ。読む気しないから誰か一行で内容教えてくれ
658 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 10:09:20 ID:V3STiPm/0
ネットばかりで小説読まなくなったな
カラマーゾフの801本とか描いたら売れるかな
青空文庫で読めるドストエフスキーってなんかないですかね
661 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 10:13:09 ID:s0DHXu4C0
せっかく洋梨のような、ねっとりとした味わいを覚えたのに、
いまいち家族には分かってもらえない…orz
662 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 11:15:26 ID:zw3CQGxU0
マンガ化してくれないかな
665 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 11:23:31 ID:sDgudDQD0
>>663 罪と罰は手塚治虫と大島弓子でよんだから
なんとなく知っちゃった気がしてまだ読んでないんだよな…
667 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 11:41:09 ID:V3STiPm/0
萩尾望都あたりが漫画化してくれないかな…
668 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 11:43:55 ID:Boctcxg40
大審問官のくだりはヤバいんじゃないかね
669 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 11:49:13 ID:C99xxDu4O
山手線チャレンジクイズだな
670 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 12:34:10 ID:14oECvja0
>>630 読んだよ
18歳であれだけの文章書けるって意外に凄くね?
671 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 12:36:36 ID:93KvtavG0
672 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 12:36:46 ID:NVbgJ2y70
あらゆる時代に通じるからこそ「古典」なんだろ。
「現代に通じる」とかほざいてる馬鹿記者の程度が知れる。
673 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 12:37:20 ID:/iFdI7PZ0
いい加減、くだらんブンガクだので子供を汚染するのはやめろ!
文学読むのなんか中学生と隠居後のジジイだけでいい。
675 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 12:45:23 ID:Bh2E1w+f0
未成年の新訳出してくれ。岩波も何故このタイミングで復刊しないのかがわからん。
676 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 12:55:41 ID:1jAHBAna0
「カラマーゾフの兄弟」上下巻を一気に読んだときは感動したよ
そのあと本屋行ったら「カラマーゾフの兄弟」中ってのがあってまたびっくり
677 :
Cinema:2007/08/23(木) 12:56:17 ID:zMYsTiwM0
678 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 12:57:26 ID:MYyBMVj70
タビンチ・コードとかハンニバル、大河の一滴とかしか呼んだことない俺は
挫折しそうだな。
680 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 13:01:58 ID:MYyBMVj70
京アニがアニメ化しる。
あんま古臭い訳だとあんま読まれないからな
今読んでるホメロスのイリアスは15年前の訳だけど
すらすら読めて面白い
684 :
ホットカルピス(;´Д`)ハアハア ◆NPFA19Bf7o :2007/08/23(木) 13:29:24 ID:cESM1QN20
カルピスからの一言
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(; ´Д`) < イワンって 大学で 何を学んでいたの? 京都大学っぽよな
_, i -イ、 | イワンの大学
(⌒` ⌒ヽ \________________
ヽ ~~⌒γ⌒)
ヽー―'^ー-'
〉 |
/ |
{ }
| |
{ ,イ ノ
685 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 13:32:48 ID:CcFbbMVI0
今引っ張り出して開いてみたんだが、字の小ささに驚いたw
平成14年の発行みたいだけど、この5年の間に一気に字が大きくなったんだな
ついでに紙の厚さも・・・・・
686 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 13:37:43 ID:FMtBzfNGO
>657
頭のおかしい人たちがベラベラガヤガヤする話。
687 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 13:45:53 ID:ywgixnVv0
罪と罰のネタバレ
犯人はラスコリニコフ
688 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 14:06:03 ID:GX53vaeW0
「ギャ!グッワ!待ってくれ!待ってくれ!」
フョードルは、叫んだ。
「許してくれよ!グルーシェニカに会いたかっただけなんだから」
「バキッ!ボコッ!」
ドミートリイはかまわず殴り続ける。
「ヒッー!助けてー!助けてー!」
フョードルが悲鳴に近い叫び声をあげた。
「お前がグルーシェニカに熱をあげるからいけないんだ!」
ドミートリイが叫びながら殴り続ける。
「ギャー」
フョードルの血があたりに飛び散った。ドミートリイのコブシも血で染まっている。
「ロシアは狂ってんだよ!狂ってんだよ!」
ドミートリイの形相は、もうフツウではなかった。その様子を見ていた、大審問官もキリストも言葉を失ってしまっていた。
思わず大審問官が言った。
「人間という者は議論の余地なく崇拝に値する者を求めている、万人ことごとく打ちそろって、一時にその前にひざまずき
拝し得るような、絶対的に崇むるに足る対象を求めているのだ。」
「ガッシ!ボカ!」
ドミートリイには、まったく聞こえていない。フョードルも失神したのか動かなくなった。
「明日はおまえを焼き殺してくれるぞ。Dixi」
大審問官が叫んだ。
「……」
不意に囚人は無言のまま老人に近づいて、九十年の星霜を経た血の気のない唇をそっと接吻した。
幼児虐待もあるのか
690 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 14:17:27 ID:qkbH6FPZ0
俺、近所の高校に通うヒョードル。17歳っ!!男子だ。
ひょんなことから遅刻することになったんだっ!
「おーーーい、ヒョーードルー」
おいおい、俺の友達が呼んでる。
「おーーすっ」
そういった直後、大地震が起こった。
気がつくと、見知らぬ部屋のベッドで寝ていた。
ほわわわわん
急にからだが光った。けがをしていたところが直った。
「うぁわ???けがが直った」
「ふふふふ、魔法よ。そんなにめずらしい?」
ドアのところを見ると、魔女のような格好をした女の子がたっていた。
「ここは、アンファラフィーラ帝国よ。あなたはどこの国の人?」
「ああ、えっと、ロシアから来たんだ。俺、ヒョードル」
「ロシア?聞いたこと無いわね?あたしは、紅桜神如月 萌よ。よろしくね。まだ魔女見習いなの」
俺はあの大地震で魔法世界に来てしまったようだ。
691 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 14:19:58 ID:wiUkRHHQ0
>>312 トルストイは実家が豊かな地方豪族だからねwww
693 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 14:54:22 ID:t35hR5vN0
コーリャは中二病
694 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 15:01:35 ID:UL5O3+Lj0
こんな大掛かりな設定で、しかも二元論だぜ。
くだらねえ。
志賀直哉なんかたいしたテーマ無しで傑作がかけるんだぜ。
どちらが本物の文学かは誰でも分かろうというもの。
695 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 15:57:37 ID:Nujgl0Hs0
トルストイ信者は、ドストエフスキーが売れ続ける現状に必死に抵抗www
>>694 二元論なんて単純化してるけど、反キリスト、キリスト者、どちらの立場も
平等に汲み取ったのが、カラマーゾフの兄弟だろ
それに、カラマーゾフの兄弟は、テーマは確かにあるが、物語の筋は非常に
曖昧。全体的な筋こそあるが、それ以外は、対話に次ぐ対話が小説。
物語の筋を登場人物が飛び越えてるところに、凄さがある。
こういう小説は、はっきり言って、今後書かれることはないだろうな
696 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 16:05:18 ID:Ph9UAPX80
お薦めドストエフスキー小説
1・カラマーゾフの兄弟・・・未完ながら壮大なる人間ドラマ。家族の喜怒哀楽。
2・罪と罰・・・ミステリーの様なおもしろさ。ラスコーリニコフの犯罪と愛。
3・悪霊・・・宗教という名の阿片。オームを彷彿とさせ政治思想をも描く。
697 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 16:09:18 ID:tTg3vPFd0
もっとわかりやすく、シドニーシェルダン調の翻訳にしてくれ。
そしたら読める。
そのうち、続編「カラマーゾフ兄弟と中国帝国」が来る予感。
どこが良かったかっていうと
『少年たち』でアリョーシャがコーリャに
「これ以上何か言ったらもう一生口きかないよ!」
みたいに怒ったところ。なんか萌えた
700 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 17:03:18 ID:uD69cJH00
つーかよ。萌え声でポッドキャストで売ったらちょっとした名作とかでも売れんじゃねえの?
著作権切れてるやつを一個50円くらいで萌え声録音して売るビジネスどうよ?萌え声の
持ち主求む。
>>556 でも
「読む価値のない本を探す一番いい方法は、
ベストセラーを確認する事である」って言うからなぁ。
>>514 読んでないけど信じるに値しないと思う
だが、あえてキリストや墓に小便かけるようなマネはせんだろ
ぐらいな感じ
703 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 18:08:57 ID:tMlYj3BQ0
新訳は満場一致で糞
704 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 18:33:39 ID:haBKCJbh0
ゾシマ神父の言葉だったか、懺悔した医者の話で、
“まわりの人間が嫌いになればなるほど概念としての人間を愛する”だか
“人間の概念みたいなのを愛すれば愛するほどまわりの人間を嫌悪する”だか、
これどんなんだったっけなw
>>704 “まわりの人間を嫌いになればなるほど概念としての国を愛する”だか
“国の概念みたいなのを愛すれば愛するほどまわりの人間を嫌悪する”だか
おまえらだな
706 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 18:43:47 ID:xBByM5ym0
>>705 「愛国主義者がいる限り世界が平和になることはないだろう」
バーナード・ショウ
707 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 18:46:33 ID:YkofVMvM0
>>705 いやこれは国じゃなくて患者にからめた医者の話なんだが。
人間愛的な行為を確かに毎日ひいひい言って続けてるんだが
ともすると実際に愛を行うべき患者すら嫌いになってしまう、っていう
NHKの「名作平積み大作戦」っていう番組の影響も
あるんじゃないか?
源氏物語40頁くらいで挫折した俺にも読めるでしょうか‥
710 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 19:35:25 ID:dq6NqVon0
>>709 新訳は読みやすい。
江川卓などの謎解き本を併読すると、意外と楽に楽しく読めるよ。
小林秀雄の解説も面白かったよ<ドストエフスキィの生活(だったかな?)
小林秀雄自体は難解なのが多かったけど、これは読みやすかった。
当時のロシア状況がわかるとより楽しめるね。
トルストイはあれはあれでドストエフスキーとは違った面白さがある。
大体、この二人が同じ風味だったらそれこそ面白くない。
個性が対照的なので比較もたくさんされたが、人間洞察の鋭さは
ドスエフスキーに負けず劣らずだろう。
トルストイはキリスト的な平和主義のほかに何度も書き直しては清書する、
きれいで安定した文章の感じから平和的な作家と連想されがちだが、
その心象風景はドストエフスキーなど比べるべくもなくカオスかつ
グロテスクである。
あのおぞましいほど整然とした文章がトルストイの正反対な内面を
雄弁に語っている。
714 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 21:05:17 ID:/lUnU6Pa0
でも俺が最も好きなのはカミュだ
カミュをまともに読めば「不条理」という言葉が
巷で言われてるような意味ではないとわかるし、
ムルソーが「太陽のせい」という言葉を発した意味もわかる
715 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 21:13:18 ID:14oECvja0
なんで太陽のせいと発したのか10行以内にまとめよ
716 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 21:35:07 ID:Tqthc0l90
>芥川賞作家の金原ひとみさんが「上巻を読むのに4カ月。中、下巻はほぼ3日で読み終えた」と紹介した
小説って1冊読むのに4ヶ月もかかるのか・・・
もの凄い時間の浪費だな。
717 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 21:37:56 ID:JZQBWFbH0
どんなもんじゃい
これを題材にしたドラマとか映画ってなんかある?
御茶ノ水の丸善、夜7時時点で1巻売り切れ。
本当に売れてるっぽいな。
一昔前は春樹風というか淡々とした作品が流行ってたけど
最近は結構激情的なものが売れてるのかな。
722 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 22:17:58 ID:he1oUAdl0
>>714 シジフォスの神話を読んだ後にカラマーゾフを読むと、面白さが倍になるよな。
723 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 22:21:06 ID:Tqthc0l90
まあ、俺も本を読む暇が無いと言いつつ、こうやって2ちゃんに書き込んでるワケだがな。
読むのが面倒くさいからなあ、本は。
>>714 そんでその後にカフカ読んでさらにパワーアップ!
そして、ベケット。
726 :
名無しさん@八周年:2007/08/23(木) 23:48:40 ID:a4agA4ID0
フォークナーは?
フォークナーは重苦しい・広がりがないで辛いずら
ここでゆとり全開で足跡ぽろん。このスレ年代層高そうだな。
>>514 あれは19世紀のキリスト教圏内の話だから、
日本人が読んでも、実感ないと思うよ。
ニーチェとかも、正直、なんで現代日本人が崇めなければ
ならんのか分からん。分からないほうが、当たり前なんだ
>>729 確かにニーチェなんか大したことない事でいきがっちゃって俺すごいみたいな、
日本人からすると、それがどうかしたか?って感じだよな
732 :
名無しさん@八周年:2007/08/24(金) 00:18:19 ID:Sw4HAvLp0
アニメ化してくれ。
ロミオ&ジュリエットも面白いから。
定番の名作を脚色してもいいからアニメ化してくれ。
いつも書店の文庫に並んでいるのかと思ったら、こんなことだったんだね。
今日早速買ってみようとしたら、駅ナカはともかく丸善も1巻が無くなってて、
ドストエフスキーが一気に買われたことに驚いた。
へぇー、売れてるんだ。
新しく命を吹き込んで貰ってよかったね。
735 :
名無しさん@八周年:2007/08/24(金) 00:47:44 ID:YFJarUgg0
日本人が、って一括すんなよ。
クリスチャンもいるのに。
736 :
名無しさん@八周年:2007/08/24(金) 02:14:07 ID:uFJqbw0B0
オナニー小説じゃん。
737 :
名無しさん@八周年:2007/08/24(金) 02:18:46 ID:YFJarUgg0
736の自慰・・・無価値、むしろ有害
ドストの自慰・・・芸術、人類の宝
>>736 綺麗なおねーちゃんがオナニーしてるビデオなら、需要あるだろ。
736がオナニーしてるとこビデオで撮っても、誰も見ない。
ま、そういうことだ。
とりあえず中二病やらオナニーって否定しとけば自分は大人とか思ってるやつ多いね
740 :
名無しさん@八周年:2007/08/24(金) 04:54:19 ID:YFJarUgg0
僕はがんばって自意識おさえて協調してんのに、こいつは
調子こいてでしゃばって自由に物言って・・くやしい・・
てのが中2や自慰を連発する人の本音だしね。
741 :
名無しさん@八周年:2007/08/24(金) 05:37:47 ID:Il0u+T6I0
個々のオナニーの価値が違うと言うのは悲しいことだよね
どこかの文豪の超絶オナニーに大興奮して
自宅でシコシコしてみるも凡庸なオナニーの域を出ず
自らのオナニーの絶望的な無価値さに気づくだけの感性があればまだ良いが
それを察する事も出来ず凡オナと超オナを混同し
評価されない我がニーを嘆いて曰く「カラ兄弟なぞオナ小説に過ぎぬ」
つまりオナニーそのものの価値という点での混同悲しい悲しすぎるよ
>>716 少ない投資で長時間楽しめる優れた娯楽と言いたまえ
743 :
名無しさん@八周年:2007/08/24(金) 06:31:57 ID:vYOhESUt0
美女の前でしかオナニーできないオレはダメだな
結局未完なんだよね、これ。
冒頭の伏線が丸々放置。高校の頃読んで泣いた。
745 :
1000レスを目指す男:2007/08/24(金) 07:21:21 ID:PWtnkWpt0
>>744 つまり、伏線というより、真犯人が誰かわからなくする、無駄線って奴でしょ。
多分、真犯人は別にいて、また連続殺人が起きるんだよ。
>>732 カラマは知名度足りないんじゃないかな。
なにより子供が楽しめるような内容じゃなくね?
正義は勝たないし男女の愛憎劇は激しいし。
>>745 ちょw そういう伏線じゃないw
「これは続編の理解を深めるための物語です」という前置きがあるんだよ。
748 :
名無しさん@八周年:2007/08/24(金) 09:01:48 ID:j94WvtXv0
「悪霊」読みたくなってきたな。
正直どうなの?読みづらい?
749 :
名無しさん@八周年:2007/08/24(金) 09:20:14 ID:Rb0egg570
10ページ読んだが挫折。
日本は無宗教の国だから、一神教の国民の話はわからないと思う。
やっぱ無宗教が一番だよ
日本人最高!!
750 :
名無しさん@八周年:2007/08/24(金) 09:21:42 ID:NcQcdvtH0
同じ人間の名前が略称だったり蔑称だったり、
はたまた発音が違ったりしてわけわからないというのがあれだ
751 :
名無しさん@八周年:2007/08/24(金) 09:29:23 ID:Iv4bcpHW0
>>750 つ栞
新訳のこの文庫はえらく親切な部類だと思うけど、それ以上に難しいか
まだあんまり読んでないからなんともw
このスレ読んだネタバレされてて絶望した
753 :
名無しさん@八周年:2007/08/24(金) 09:32:38 ID:bgFf14qUO
アリョーシャが皇帝暗殺を企てる話しだっけ?>>書かれなかった後半
読みたかったな〜
754 :
名無しさん@八周年:2007/08/24(金) 09:35:56 ID:uOfHJ53p0
これでちったあ芸術?界もマシになるかな。
今まで本当にひどかったもんな。
755 :
名無しさん@八周年:2007/08/24(金) 09:36:30 ID:xSxJ9necO
大審問官のところと、イワンと悪魔の会話はものすごい
756 :
名無しさん@八周年:2007/08/24(金) 09:41:31 ID:ZwEw8Jd0O
タイトル見てがホモ臭いと感じた中二の夏
757 :
名無しさん@八周年:2007/08/24(金) 09:43:14 ID:pdxF/0e30
子供殺しの最大の殺人犯はダントツで母親である。
警察庁の犯罪統計(児童虐待)
http://www.npa.go.jp/safetylife/syonen3/h13jidougyakutai.pdf 【殺人犯数】
実母 26 (殺人以外にも傷害致死も10件あり)
実父 5 (傷害致死は5件)
継父母 0
※以上は児童虐待による殺害であって、嬰児殺は全く含んでいません。
嬰児殺犯は別に女31人・男4人います。
日本で起こる全ての殺人既遂事件総数(当然嬰児殺含む)が年600件なのに・・・。
なお、この件数がいかに酷いことかイメージしてもらうために敢えて書きますが、
この600件中、あの凶悪な中国人の犯行が年約10件(未遂含まず)。
永住在日を全て含む韓国・朝鮮人の犯行が年約15件です。
老若男女外国人・全殺人に占める小さな子供を持つ母親の児童殺害は、
誇張なしで本当に酷い数字になっているのです。
子供にとって全てである親に、密室で延々と虐待され続け、ついに殺害される・・・
被害者の立場に立ったとして、これほど悲惨な犯罪はちょっと他に想像できません。
しかも被害者の児童は年々増えるばかりです。
(参考)警察庁犯罪被害者総合統計 (レイプ殺人なんて実は年0件)
→ちなみに「遺棄致死」に数字が入ってますが、
この中身も殆ど全てが母親の子供捨て殺しという実態です。
http://www.npa.go.jp/toukei/keiji8/H14_05_2.pdf 先進国中、実効性のある児童虐待防止法がいまだにないのは日本だけ。
先進国のなかではまだ甘いとされるアメリカですら、
パチンコ屋の駐車場でほったらかしの子供が死んだら、まずブタ箱行きです。
日本ではDVや幼児虐待の加害者は男性であるとイメージ付けていますが
これはほとんどが嘘、誇張であり、実際の加害者の多数は女である事を知ってください。
女が言葉や力による暴力を振るっても、男性側が被害を申告しにくい心理状況に
ある事を認識すれば、DV防止運動で実際に行わなければならないのは、
女に対する厳罰化だとわかります。
758 :
名無しさん@八周年:2007/08/24(金) 10:19:26 ID:UnptKWZb0
そういや舞城の「煙か土か食い物」にも カラマーゾフの兄弟の再会シーンの朗読あったね。
罪と罰。。主人公根暗っって印象強い
>>749 10ページで挫折するのは、日本の無宗教とは関係がない。
単におまえが・・・
760 :
名無しさん@八周年:2007/08/24(金) 11:22:02 ID:bpZn8ZEM0
>>609 トルストイの歴史 「戦争と平和」
テレビ放映でちらっと見たナターシャの表情に惹かれて中学ジュニア版を読み
その後原作3巻購入してお宝とする。
後年てっきりその映画だと思いアメ版ビデオをレンタルして観て唖然w(ヘプバーンは好きだが)
中学の時の記憶なのであのナターシャはソ連版だったのだと思いたい。
どうもあのようなカラフルなアンドレイを見た記憶がないしw
ドストエフスキーの歴史
高校図書館で「罪と罰」に出会い一言一句の言葉が自分の中に食い込んでくる。
その後「カラマーゾフ」にたどりつきすっかり侵食される。
装丁版を持っていたのだが現在手元にないので訳がよければまた買おう。
というか持っているだけでずっしり重いものを感じてしまうのだがw
映画「ALWAYS三丁目の夕日」で東大卒の売れない文士が
「ロシア文学も知らないくせに!」と叫ぶセリフのたびに大笑いしてしまいますw
言っとくが亀山訳は初版は誤訳や誤字が多いからな、3刷以降にしとけよ。
初版を買って泣いた文学板の住人がどれだけいることか
>>61 そこを「なぜ?」と思って追求するか、あるいは「そんなことあるわけねえよ」と鼻で笑うか、
研究者としての資質にかかわる姿勢の違い。
>>107 まとめられなくはないだろうが、それじゃ伝えられないものがあるんじゃないか?
ゲルニカ(あるいは睡蓮でもいいけど)でかすぎ、画用紙に描けなきゃ画家失格。
ピエタでかすぎ、フィギュアで作れよ。才能ねえpu
とは言えんでしょ。
764 :
名無しさん@八周年:2007/08/24(金) 16:35:42 ID:YFJarUgg0
確かに、長いとかそんな台詞は
ローダンだとかグインだとかタイムホエールとかに言って欲しいな。
>710
ありがとう。‥というか、母親が旧訳持っているのに気づいた。
いちおう開いてみて考えます。
>>3 >芥川賞作家の金原ひとみさんが「上巻を読むのに4カ月。中、下巻
>はほぼ3日で読み終えた
4ヵ月とか時間掛かりすぎだろwww
どんだけwwwww
新聞小説だぞ、長くないとお飯の食い上げだろうが
>>766 上巻に四ヶ月も長いが中下巻を三日で読んだからといってもそれがどうした?としか思えんな
>>756 元祖ショタコン小説家なのでその直感は正しい。
元祖ロリオタでもあるがww
770 :
名無しさん@八周年:2007/08/24(金) 22:16:52 ID:flYVgEQSO
中、下巻を3日ということは飯食べてる以外はほとんど夢中で読み耽ってたということだな
俺がそうだった、最初は取っ付きにくいかもだな
771 :
名無しさん@八周年:2007/08/25(土) 00:13:03 ID:6WRFtGZH0
772 :
名無しさん@八周年:2007/08/25(土) 00:25:07 ID:SEgSfEpsO
ドストエフスキーは実人生で辛酸(経済苦、病気、人間関係でのつまずき)を舐めた人が読むと、
血液を注入されてる気分になる。
幸せな人生を歩んでる人が読んでも苦痛なだけ。
「罪と罰」なんて職場を追われるように去った人が読むと
読み終えるまで眠れないと思う。
773 :
名無しさん@八周年:2007/08/25(土) 00:30:06 ID:PT+64Tlu0
セリーヌ,ミラーなんかもどうよ?
774 :
名無しさん@八周年:2007/08/25(土) 00:41:40 ID:hoswBpmy0
ラズーミーヒンはいいやつだよな
775 :
名無しさん@八周年:2007/08/25(土) 07:58:49 ID:mTI3i5DK0
うれてるんだなー。
でもケータイ小説読んで涙流している連中が
理解できんの?これ
776 :
1000レスを目指す男:2007/08/25(土) 08:00:25 ID:UDapM2gu0
>>747 原作読まずにカキコしてしまいました。
犯罪小説と間違えてごめんなさい。
777 :
名無しさん@八周年:2007/08/25(土) 08:05:09 ID:xaABxy110
この間どこかのブログに、
「第2巻に入りました。これから面白くなるのでしょうか?」
とボケたことを書いていた奴がいた。
カラマーゾフの兄弟を苦労して読んでも
まったく教養にもならず
人生にとって何の役にも立たず
「おれちょっと賢くなったかな?」という
つかのまの幻想が味わえるだけ。
実社会の負け組のための本だろう。
勝ち組はこんな本を読むほど暇じゃない。
779 :
名無しさん@八周年:2007/08/25(土) 08:08:44 ID:mTI3i5DK0
普段から本読まない人が「教養」を身につけようと
高名な作家の作品を手当たり次第に読んでいるだけの気がする。
たしかこち亀で両さんが即席インテリ警官として
ロシア文学を一夜漬けした回があったが
あれとかわらんような。。
780 :
名無しさん@八周年:2007/08/25(土) 08:11:10 ID:qSUpIUVIO
まともにメディアないもんだから
背景描写に200頁使うパターン?
昔の大作はしんどい
描写はそんなでもない
セリフはすごい長い
油断すると5ページ改行なし喋りっ放しとかよく出てくる
782 :
名無しさん@八周年:2007/08/25(土) 08:15:08 ID:KiocXFifO
>>778 こんなことを書けなくなる事が教養というならいいんじゃないかな
783 :
名無しさん@八周年:2007/08/25(土) 08:41:33 ID:bVncS2bJ0
ドストエフスキーって深刻なイメージを持っている人が多いけど、
意外にギャクセンスがある作家なんだよな。それもウディアレン
にも通じるような精神分析的で自虐的な感覚をもっている。
あのラスコーリニコフですらあまりに深刻癖なんで、自分で自分
に突っ込みを入れてるものな。
この辺りは他の19世紀の作家にはない感覚だと思う。
外国の特に有名な作品って翻訳した人によってイメージがガラッと変わるからなぁ
ドストエフスキーはどの翻訳が読みやすい?
785 :
洩れ車:2007/08/25(土) 09:13:52 ID:WjWW31sA0
罪と罰のほうが好きだな。
カラ兄弟はちょっと長すぎる。
787 :
785:2007/08/25(土) 09:38:08 ID:WjWW31sA0
>>779 ロシア文学一夜漬けって逆にすごいよ。
まず有名どころに手をつけるとしても
トルストイ「戦争と平和」ドスト「罪と罰」だけでも一夜では読み終わらん。
789 :
名無しさん@八周年:2007/08/25(土) 10:25:33 ID:/7xiJUr30
オレって、普段記憶力悪いくせに昔読んだ小説の登場人物の名前が頭にこびり付くことがある。
スメルジャコフとかヨアヒムチームセンとかコンスタンチン・ドイミィートリィ・レーヴィンとか。
オレ的にはドフトエフスキーよりトルストイの方が好き。「アンナ・カレーニナ」が最高だな。
791 :
名無しさん@八周年:2007/08/25(土) 11:04:12 ID:48TLSLJl0
だめだよ 新聞の宣伝に煽られては これがあきんどの手口なんだから
俺なんか新潮文庫版を三日で投げ出したぞ
>>778,779
お前らみたいな読書への劣等感持ってるやつのせいで
ドストが「小難しい」みたいなイメージ持たれんだよ。
ドストは普通にエンタメ小説としても楽しめる。
793 :
名無しさん@八周年:2007/08/25(土) 11:37:36 ID:GCWh8SRP0
今のライノベは、ライノベしか参考にして書かれないからな・・・
図書館なんかが出てくると人類の偉大な歴史書として「ハルヒ」や「スレイヤーズ」が
並べられている次第・・・・・
まあそうやって神棚の上に祭り上げちゃうから古典があまり読まれないんだけどね
795 :
名無しさん@八周年:2007/08/25(土) 12:02:07 ID:tveNY3Vx0
つーか日本の古典たとえば、源氏物語とか当時は今でいうラノベやアニメみたいな
扱いだったろ。それが今じゃあ国語の教科書に載ってるわけだ。
>>778 そうだな、読むだけで偉くなったと錯覚できるからな。
これくらいの内容は日本のドラマでもやってるしな。
それと、やはり小説って古臭い表現手段だと思えるよ。
オペラとかもさ、全然今の時代にマッチしてないのに、一段
上のように評価されてる。あんなの本当に面白いと思える
奴らなんて、それこそ本当に一握りのもの。
権威主義って馬鹿らしいね
797 :
名無しさん@八周年:2007/08/25(土) 12:13:21 ID:KiocXFifO
>>796 読んでその感想ならもう何も書き込まない方がいいよ
あの作品に権威主義ほど似つかわしくない表現はないだろ
798 :
名無しさん@八周年:2007/08/25(土) 12:16:41 ID:sOZjcVYt0
>>771 昔、美人の先輩がドストエフスキー作品の話で「そりゃアリョーシャも素敵だけど・・・」
と話すのを聞き、あの作品の登場人物をそのような観点から見るのもありなのかと
一種のカルチャーショックを受けたw
>>797 ドストエフスキー自体が権威だろ。文豪とか言われてさ。
これくらいの読解力もないのか?
800 :
名無しさん@八周年:2007/08/25(土) 12:21:03 ID:D5RWrKKUO
ラノベ風の表紙をつければ売れそう
…「仮面の告白」とか
ドストエフスキーの小説読んでない奴がけなそうとひっしw
802 :
名無しさん@八周年:2007/08/25(土) 12:24:23 ID:GCWh8SRP0
新訳まで売れてなかったんだから権威ではないでしょ
804 :
名無しさん@八周年:2007/08/25(土) 12:37:12 ID:KiocXFifO
ドストは寧ろ十代に読み易いと思うけどね
みな身近なものに思えて小説世界に入りやすいからね
つまり貴方に親身な奴と言いたいんだよ
805 :
名無しさん@八周年:2007/08/25(土) 12:41:01 ID:XTnIshpK0
ハリウッドが現代アメリカを舞台にリメイクしそうだな。
806 :
名無しさん@八周年:2007/08/25(土) 12:47:43 ID:qSUpIUVIO
おまいらもいい歳こいてんだから
なんか書け
皆が読んでしまえば権威云々は消え、一般教養に
皆読んだらいい
808 :
名無しさん@八周年:2007/08/25(土) 13:56:24 ID:0e42eDgb0
809 :
名無しさん@八周年:2007/08/25(土) 14:00:35 ID:tLw/KGLA0
ロシアがソ連だった頃は、ソ連国内の作家の著作物は著作権料フリーで
勝手に翻訳したり演奏したり上映できたので、ロシア語からの翻訳もの商売
は元手が要らずにいろいろと扱われた。今は(もちろん権利保護期間が
切れたものは相変わらずフリーだが)そういうことは無くなった。
812 :
1000レスを目指す男:2007/08/25(土) 14:45:41 ID:UDapM2gu0
813 :
名無しさん@八周年:2007/08/25(土) 15:00:47 ID:1RyxBh3cO
ドストエフスキーはロシア人、ヘミングウェイはAMERICA人death
何を勘違いしてるんでしょうか?
ってやつだな
814 :
名無しさん@八周年:2007/08/25(土) 15:08:24 ID:ab5Sjgl+0
俺の嫁も今読んでるけど、推理小説と思ってるようで呆れた
誰がハゲ親父を殺そうがそんなこと関係ねーんだよ。つーかドミトリーのわけねーだろ。そんなことイワンけど
815 :
名無しさん@八周年:2007/08/25(土) 16:52:23 ID:F8bxCXfV0
>>772 うろ覚えでスマンが図書館のドストエフスキーの評伝(だいぶ以前読んだんだが)
巻末に他の作家がどう評価してるかの文が載ってて
「“あぁ自分はなんてちっぽけな人間なんだ”とため息をつき、
人生そのものが白熱した一つの傷のように思える時、
その時こそ我々はドストエフスキーを読まねばならない」とかなんだとか
ヘッセが書いていたと思ったよ
「時間が経てば経つほど、トルストイの山脈の陰に隠れて見えなかった、
ドストエフスキーの山脈がますますはっきりと見えてくる」
みたいな事も、誰か別の人が言ってた
816 :
名無しさん@八周年:2007/08/25(土) 16:53:51 ID:F8bxCXfV0
つまり近くだと陰になって見えない高い山が離れると見えるようになる、
っていうのを例えにしてるらしいんだが、伝わったかな?
>>772 よく「罪と罰」で母親の手紙が長くてダルいとかいうけど、
オレなんか読んでて泣きそうになったよ
ν即民にはドストエフスキーよりトルストイのほうがずっとむいてると思うが
なんせ男尊女卑でばりばりの右、阿婆擦れとスケコマシが死ぬか不幸になって
モテない真面目君が彼氏彼女ゲットで幸福になるパターン多いし
819 :
名無しさん@八周年:2007/08/25(土) 19:57:52 ID:Edd0H+f20
820 :
尾崎 ◆COTamVwEls :2007/08/25(土) 20:20:55 ID:TF7FhQ4B0
表紙がDEATH NOTE
821 :
名無しさん@八周年:2007/08/25(土) 21:15:28 ID:sOZjcVYt0
「デスノート」の月(ライト)って神という存在とサシで対話する機会は
永遠に巡ってくることのない現代日本のラスコーリニコフだろw
ドストが後世に影響与えたのは、物語のテーマじゃなくて人間の心理描写な気がする。
第1巻が無かった。
824 :
名無しさん@八周年:2007/08/25(土) 21:40:17 ID:CoMV1JrV0
ドストエフスキーといえば、小説の中に出てくる寓話に蜘蛛の糸そっくりな話があって
それがドストエススキーの創作なのか、それともロシア民話なのか?
芥川の蜘蛛の糸の元ネタはこれなのか?とか本筋に関係ない所ばかり気になってたことが印象深い
「へ、へ、へ!」はロシアでは普通の言い回しなのか?
826 :
名無しさん@八周年:2007/08/26(日) 00:42:07 ID:MPEDbkzm0
>>824 そうそれ、ネギの話だよな
年代から考えて、蜘蛛の糸は芥川がパクったのかな
827 :
名無しさん@八周年:2007/08/26(日) 00:59:32 ID:bETaLUCG0
カラマーゾフの兄弟は最も面白い小説であるとは思うが、
俺は「悪霊」が一番好きだ。
新訳っていうのもいいアイデアだな。
>>826 つwikipedia
俺も気になって芥川でググったんだが
カラマからの引用ではないらしい
830 :
名無しさん@八周年:2007/08/26(日) 04:32:22 ID:xiMoYwLfO
すぐ書物に答えを求める現代人
学生の頃、
「罪と罰」→「悪霊」→「カラマーゾフ」→「白痴」の順で読んだ。
今思えばヒマで時間を持て余していたんだろうなあ。
832 :
名無しさん@八周年:2007/08/26(日) 09:23:29 ID:v1WLYgKHO
現代人はネットしかみんだろw
833 :
名無しさん@八周年:2007/08/26(日) 13:32:20 ID:yBk8/BTe0
ググってたらドスト氏ゆかりの地を巡るロシアツアーあるのな。
行きたいなぁ
旅行代金392,000円…( ゚Д゚)
ツアーコンダクター「はーい、今日は地下室で生活してもらいまーす」
ツアー客「え?今日はモークロエで夜通し宴会って聞いたけど…」
837 :
名無しさん@八周年:2007/08/27(月) 02:59:16 ID:XneyBVq+0
>>357 トニオ・クレーガーは別にブサじゃないでそ。
金髪碧眼に比べたら髪の色や目の色が濃くてそれがコンプだったってだけで。
ドストエフスキーといえば「悪霊」に続く新作「女の子」もいいよな。
大学時代の教授がドストエフスキーのことを
「ドァステスキィ」と連呼していたのが忘れられない。
841 :
名無しさん@八周年:2007/08/27(月) 04:07:35 ID:iNEONOLK0
842 :
名無しさん@八周年:2007/08/27(月) 04:09:59 ID:VUnUtTVOO
未完の作だというのはあまり知られていない
>>841 本人にはなったんでしょ。
そもそもそういうコンプの小説だし。読んでみたら?
844 :
名無しさん@八周年:
光文社って出版社、初めて知った