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【政治】35億円の国連大使公邸「お荷物」? 前大使が売却意見 古くて遠くて駐車場無し
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なべ式φ ★
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2007/08/22(水) 10:19:58 ID:???0
日本政府が99年に購入し、改修費と合わせて約35億円を投じた国連大使公邸について、
今月退任した大島賢三・前大使が「売却を検討すべきだ」との意見書を外務省に送って
いたことが分かった。老朽化で管理修繕に膨大な費用がかかる上、国連からも遠くて
活用度が低いとして、「当時の関係者の判断に強く疑問を感じる」と指摘している。
写真マンハッタンの高級住宅街でも凝った造りが際だつ国連大使公邸=ニューヨークで
http://www.asahi.com/international/update/0822/images/TKY200708220019.jpg
写真レセプションホールとして使われている国連大使公邸の応接間=ニューヨークで
http://www.asahi.com/international/update/0822/images/TKY200708220018.jpg
図国連大使公邸の周辺地図
http://www.asahi.com/international/update/0822/images/TKY200708220025.jpg
セントラルパーク近くの高級住宅街にある公邸は、米国の鉄道王ゆかりの築100年を
超える歴史的な建造物。地上5階、地下2階で、延べ床面積は約2350平方メートルに
上る。国連安全保障理事会の常任理事国入りを目指す日本にふさわしい建物をと、
小和田恒・元大使の在任当時に購入を決断。99年に約2100万ドル(当時のレートで
約24億円)で購入し、約11億円かけて改修した。
だが国連本部から2キロ以上離れている上、駐車スペースがないため、関係者によると
100人以上の会合が開かれるのは年10回程度。本部の近くにレセプションホール
付きの事務所ビルを持つ韓国やドイツと比べると、外交の場としての利便性や活用度
は低い。
朝日新聞が入手した内部文書などによると、公邸に住む2人目の大使となった大島
前大使は今春、外務省の塩尻孝二郎官房長あてに送った意見書の中で、公邸について
「不便が多々あり、客足も鈍りがち」と説明。水漏れなど深刻な老朽化のため、昨年
1年間で修理・管理費用は15万ドル(約1700万円)にのぼり、経費は「増すことはあれ、
減ることはない」と警告している。 ■以下ソースにて
http://www.asahi.com/international/update/0822/TKY200708220001.html