★「中国は脅威でない」・中国副首相、米財務長官と会談
【北京=藤井一明】中国を訪問中のポールソン米財務長官は31日、北京市内で
中国の呉儀副首相と会談した。呉副首相は前日にポールソン長官が訪れた地方部と、
北京や上海などの都市部との経済格差が大きいことを引き合いに出しながら
「中国は脅威ではない」と主張した。対中強硬論が強まる米議会をけん制する発言だ。
これに対しポールソン長官は貿易不均衡を是正するため人民元改革を急ぐ
必要性を訴えるとともに、食の安全や知的財産権の保護などの懸案を巡り、
米国内で中国への警戒感が広がっている現状を伝えたとみられる。
呉副首相は会談の冒頭で「中国は今も将来も脅威にならない」と述べ、
地方部では貧困層がなお目立つと指摘した。
ポールソン長官が中国の環境対策を知るため西部の青海湖を30日に視察したことについては
「今後の議会でのあなたの証言にいかしてほしい」と語り、議会の強硬論を鎮めるよう
説得を促した。(07:02)
日経新聞
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20070801AT2M3102031072007.html ▽過去ログ
【中国脅威論】 ゲーツ米国防長官「米中関係は楽観的」 ラムズフェルド前国防長官らが強く主張してきた“中国脅威論”のトーンを弱める
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1180825069/