【青森】ねぶたのアルバイト集まらず

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1帰社倶楽部φ ★
青森ねぶた祭で、観覧席の管理や見学者の誘導・案内を担当するアルバイトの予定数を確保できていないことが、
二十六日分かった。祭実行委員会が県内の大学などで募集しているが、今年はなぜか応募が少ない状況。
このままでは最良のおもてなし態勢に“黄信号”がともることから、実行委は青森公共職業安定所へ異例の
求人票提出に踏み切るなどアルバイト確保に躍起になっている。

実行委によると、観覧席関係のアルバイトは、八月二−六日の勤務で日給は六千円。百六十人程度を確保する予定で、
六月下旬に各大学などに募集を出した。だが、今月二十日の締め切り時点では七割程度しか集まらず、
その後もほとんど増えていない。
「今年に限って試験や他地域でビッグイベントなどがあるのか、もっと高額のアルバイトに行っているのか、
応募が少ない理由は分からない。でも、これまではこんなことはなかったのに…」と事務局職員たちは首をかしげる。
ねぶた祭の運営には多くの人手が必要なため、ほかの部署からは人を回せないという。
実行委は当日までにあと三十−四十人ほどを確保したい考えで、締め切りを延長し、各大学や短大、専門学校などに
あらためて募集を出したほか、「これまでにない試み」として二十四日には青森職安に求人票を提出した。
実行委は「このアルバイトは単にお金を稼ぐというだけでなく、ねぶた祭を良く知ることにつながり、特に県外出身
の人は良い思い出になるはず」とし協力を呼び掛けている。問い合わせは、事務局(※電話番号割愛)へ。

[東奥日報]2007年7月26日(木)
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070726163116.asp