【社会】 「私は壊れた人形」 リストカットする若者達の姿を写真集に…「自傷者、特殊な人と思わないで」★5

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1☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★:2007/07/17(火) 00:47:58 ID:???0
・若者に広がるリストカットを撮り続けてきた写真家、岡田敦さん(27)が写真集「I am」を出版した。
 「何か特殊な人たちの写真と思わないで。テーマの入り口は自傷でも、僕が撮りたかったのは生きる
 ことそのものだから」と岡田さんは語る。

 写真集に登場するのは高校生から20代前半までの約50人。ネットを通して自傷経験者ら約100人から
 応募があった。「私は14歳。リストカット、社会不安、アルコール、薬物依存、不登校……。私は壊れた人形」。
 誰もが撮られることで変わろうとしているように見えた。
 多くの子が自傷を親や周囲に打ち明けられずにいた。撮影後、「隠してきた傷跡を光に触れさせて
 あげられてうれしい」「生きるための一歩になった」などのメールも届いたという。

 岡田さんと自傷との出合いは大学時代。友だちの自傷を身近なテーマとして自然と撮り始めた。02年には
 生気のない子どもの表情をテーマにした作品「Platibe」で第4回富士フォトサロン新人賞を受賞、評価を得た。
 しかし翌03年、自傷がテーマの写真集「Cord」を発表すると周囲の反応は一変。「イメージが悪くなる」と
 写真展開催やカメラ雑誌への掲載も断られた。
 岡田さんは「外国の戦争の生々しい写真には関心を寄せるのに、なぜ若者の現実から目を背けるのか。
 勇気と覚悟を持ってモデルになった若者の思いを黙殺しないで」と語る。

 写真集の最初には自傷経験のある妊婦を、最後には自傷跡だらけの腕の女性と固く手を結ぶ男性の写真を
 配した。表紙には、本を手に取る人の顔を映す鏡のような紙。「自傷者とあなたの顔とはそんなに違いますか。
 僕もあなたも彼ら彼女らも、同じように生きている」。そんな岡田さんの思いが込められている。

 孤独や不安などをやりすごすための「リストカット」などの自傷行為は10〜20代を中心に広がっている。
 調査では、ある私立女子高2年生126人の14・3%、別の公立中学校2、3年では女子238人の9・3%、
 男子239人の8・0%にそれぞれ刃物での自傷経験があった。(一部略)
 http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/news/20070715ddm013100112000c.html

※前:http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1184527449/