★長崎市長射殺前の通報事実記載なし
長崎市の伊藤一長前市長が射殺された事件の直前に、長崎署の巡査部長が
実行犯の暴力団幹部城尾哲弥被告(59)=殺人罪などで起訴=の知人男性から
城尾被告の動向について通報を受けていた問題で、長崎県警が知人男性に
事情聴取して調書にまとめた際に、事前通報があったという事実を
調書に盛り込んでいなかったことが15日、明らかになった。
県警や男性によると、県警は事件当日の4月17日夜から5月上旬まで、
男性を任意で事情聴取。その際、通報内容に関する供述については
調書に書き込まなかった。
男性は事件の約2時間前に「城尾(被告)が告発文書を渡しに
選挙事務所に行くようだ」などと巡査部長に通報。
報告を受けた係長の警部補は当直主任や上司に連絡しなかった。
県警は「通報に緊迫感がなく、当時の状況において不適切とはいえないが、
警部補は当直主任に報告したほうがより適切だった」と結論付けている。
スポニチ
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2007/07/16/10.html