【社会】 「自分も村八分になるかも…」 有力者の“村八分ルール”で分断続く村、夏祭りにも影…新潟★4

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603名無しさん@八周年
山形マット事件も、大人が主体の地域ぐるみでの村八分の末の事件なんだよな。
聞き取り調査の結果、被害者遺族が保育園経営しているのを「都会から来て気取って
る金持ち」と地域住民が一方的に嫉妬して、村八分にしている実態が浮かび上がっている。↓

 3・「山形マット死事件」をめぐる地元での聞き取り調査(p.78−82)

 児玉家は幼稚園を経営する、モダンな感じの、仲睦まじい裕福な家庭であり、かなり目立つ立派な家に
 住んでいる。自宅も隣接する幼稚園も、デザインが非常に美しい。有平君の父親の児玉昭平さんも裕福
 な家の生まれで、理想主義的なことを真顔で話す珍しいタイプである。家族の団らんが趣味で、外で酒を
 飲まないで家で飲む。十数年前に新庄に移ってきた。児玉家の人は全員標準語を話す。子どもたちは
 「自律的な個人」となるべく育てられた。有平君は授業中に手を上げて発言し、学校行事でも目立っていた。

 このような児玉家に対する妬みや反感も多かった。家の塀には「ころしてやる」と落書きされた。生意気
 だという近所の老人もいた。児玉家を貶めるための、根も葉もないデマがまことしやかに囁かれた。
 事件に対して、「あそこの育て方なら当然」という近所の主婦の声もあった。容疑者の身内の子どもたち
 は、、児玉家の玄関前で有平君の妹をとりかこみ、「兄ちゃん殺されてうれしいか」と罵った。

 「遊んでいただけだ」と「やった子どもたち」を弁護する近所の主婦は、有平君の死を「飼っていた虫を
 うっかり死なせたようなものだ」と言う。「人間の死に重みを感じていない」と記者たちに言われて、彼女は
 憤懣やるかたない。
ttp://web.archive.org/web/20011222161213/park.itc.u-tokyo.ac.jp/kiss-sr/~naito/newpage5.htm