働かず、働くための教育訓練も受けていない、いわゆるニートと呼ばれる若者たちは
、県内に約5000人いるといわれています。
このような若者たちが合宿生活をしながら就労をめざす「若者自立塾」が、
来月大津市内で開校します。
「若者自立塾」は、ニートと呼ばれる若者たちが3ヶ月間合宿形式で研修を受けながら
就労をめざす施設で、厚生労働省の委託団体が認定します。
これまでに全国で30か所の施設が認定されていて、
県内で初めての若者自立塾「レークサイド琵琶」が、来月はじめ大津市で開校することになりました。
「レークサイド琵琶」を運営するのは、若者の就職支援事業などをしている大津市のNPO団体で、
開校にあたっての説明会をこのほど大津市内で開きました。
説明会では、NPO団体のスタッフが訪れた家族らにプログラムの内容について説明したり、
悩みなどの相談に応じたりしていました。
「レークサイド琵琶」は、大津市北比良の企業の保養所だった施設を借りて7月2日に開校します。
定員は20人で塾のカリキュラムでは、若者らが3ヶ月間一緒に暮らしながら、集団生活のルールを身につけ、
農業や介護などの職場体験を積みながら、就職をめざすということです。
運営するNPO団体では現在塾生を募集しているということです。
BBCびわ湖放送
http://www.bbc-tv.co.jp/houdou/news/news_today.php