【社保庁】「旧台帳」と呼ばれる厚生年金記録、83万件を廃棄 法令違反認める 杜撰な記録管理に、国民の批判がさらに高まるのは必至

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56名無しさん@八周年
基金の半分は、実は運用している。財政投融資、国債、その他に海外債権、海外株式投資も含まれる。
問題はこの海外運用分だ。仮に運用益が出たとして、それを国内に戻す方法が存在しない。
何でそうなるのか。これはドル買い介入のカラクリと同じ理屈だ。

日本政府は、円安を維持するため、政府短期証券、割引短期国債で調達した資金(歳入の2倍近い80兆円)を
元にドル買い介入し、それによって得たドルを米国債で積む。米国債は利息が付くので、この操作は決して
無駄ではなく、運用益が得られると説明されている。

ところがその運用益を「決して引き出す事ができない」、という裏がある。

外国為替資金特別会計で出た儲けを一般会計に繰り込む際、償還のためドル資産を売ると円高になるから
それはできない。そもそも円安にするために資金を借り入れてまで介入したのだからな。

このため、儲けと同額を政府短期証券(FB)で新たに国内で借り入れて、それを一般会計に繰り込むという
信じがたい会計処理をしている。帳簿上の帳尻だけ合わせているが、要するにいったんアメリカへ持ち出
した金は、その利息も含めて取り戻すことができない仕組みになっている。

このようにして日本政府は次から次へと借金を積み上げている。ドル資産を売ることは決してできないの
だから、必然的に圧縮の見込みは無い。増える一方だ。

同様に年金基金も海外に投資した分は、帳簿上は存在するが事実上回収する事ができない資産と化している。

年金を国内の小型株、新興市場に投資しようという動きもあるようだが、同じ問題が発生するぞ。
年金資金が引き上げたら暴落する。だから事実上、回収できない投資となるだろう。
このアイディアは、"ババ"を年金に押しつける事が真の目的だ。