なんで?!大阪で「イタチ」の被害急増
≪年300匹捕獲 大半は外来種、相談数カラス超す≫
小型の肉食動物のイタチが都市部で頻繁に出没し、生ごみを散らかしたり、ニワトリを
襲ったりするなどの被害が相次いでいる。近年、大阪府には「家の天井裏に住み着いた」
などの被害相談が急増。年間捕獲数は全国最多の300匹近くに達しており、
動物に関する相談件数はカラスを超えている。戦前に大陸から入った
チョウセンイタチが多いとみられ、えさの生ごみなどが多い都市部の環境に順応しているようだ。
イタチに関する大阪府への相談件数は大阪市内だけで平成16年度が364件だったが、
18年度は4割増の503件。以前から苦情が多いカラスの相談は年間200件程度で、
イタチの相談が最も多い。府内の捕獲数は12年度は100匹台だったが、
最近は300匹近くになり、全国最多。うち大阪市内が3分の1を占めている。
イタチは数センチのすき間があれば民家などの建物に入る。「ネズミがいる」として
詳しく調べたらイタチだったというケースもある。
天井裏に住み着いて糞(ふん)尿で板が腐ったり、
食べ物を盗んだりするほか、農家では飼育している
ニワトリを襲うなどの被害が報告されている。
産経新聞
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/environment/57118/ >>2に続く