お茶かけられた運転手急死で乗客逮捕
愛知県警西署は11日、タクシー運転手に対してペットボトルのお茶をかけるなどの
暴力を振るいショックで死亡させたとして、傷害致死の疑いで乗客の名古屋市西区、
貸金業高篠巧一容疑者(34)を逮捕した。高篠容疑者は「殴ってもいないし、
茶をかけてもいない」と容疑を否認している。
調べでは、高篠容疑者は昨年6月22日未明、名古屋市西区の路上でタクシーから降りる際、
料金の支払いをめぐって運転手の長沼章次さん=当時(68)=とトラブルになり、
長沼さんを土下座させた上、350ミリリットルサイズのペットボトルで頭を殴り、
中身の茶を頭からかけて、直後に死亡させた疑い。
長沼さんに心臓疾患があったことから、西署は高篠容疑者の暴力と死亡との因果関係を調べ、
今年4月に死因は外因性急性心不全と断定した。高篠容疑者の
暴行が過度のストレスとなり心不全が発症したらしい。
[ 2007年06月11日 20:49 速報記事 ] スポニチ
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20070611075.html