【バンコク30日共同】タイ憲法法廷は30日、昨年4月のタイ総選挙で不正があったとして
政党法違反の罪で訴追されたタクシン前政権の与党タイ愛国党に有罪判決を下し、解党を命じた。
一方、同じく訴追されていた前政権時代の野党第一党、民主党には、無罪を言い渡した。
タクシン前首相の下、タイで初めて単独政権を実現した愛国党の解党に、
支持者らの反発は必至で、さらなる政情混乱は避けられそうにない。
総選挙では主要野党のボイコットで与党候補者1人しかいない選挙区が続出。
こうした選挙区では有権者数の20%以上の得票が当選に必要となる。
検察当局は、愛国党が小政党を買収して対立候補を擁立させたとし、
民主党については選挙妨害を行ったなどとして訴追した。
反クーデターの団体やタクシン前首相支持派は30、31の両日にバンコクで集会を計画。
愛国党への判決を受け、支持派の抗議行動が激化、治安が悪化するとの懸念も出ている。
http://www.47news.jp/CN/200705/CN2007053001000903.html 関連スレ
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