県警監察室は二十九日、二〇〇三−〇四年の間に取り扱った四件の交通事故捜査を
長期間怠ったとして、当時土浦署交通課に勤務していた男性巡査長(30)=現行方署交通課
勤務=を同日付で戒告の懲戒処分にしたと発表した。
監察室によると、巡査長は〇三年九月から〇四年十一月までの間に、いずれも同市内で
起きた飲酒事故や軽傷事故計四件の捜査を放置していた。昨年六月、土浦署から県警
運転管理課に送付されてきた書類などから発覚。さらに巡査長は「ほかにも未処理の
ものが三件ある」と申告した。いずれの事故も処分が出ているが、最長で二年十一カ月
かかったものもあるという。
巡査長は「日常業務に忙殺され、長期間放置してしまった」と話しているという。
監督上の責任について、当時の交通係長ら上司三人が本部長や署長から口頭で注意処分を
受けている。
江幡義孝県警監察長は「不適切な事案を起こし誠に遺憾。各部において業務管理を徹底する
など再発防止に努めたい」としている。
茨城新聞
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