【愛知・発砲立てこもり】解決まで約29時間…「いつまで作戦考えていたのか」「仲間を長時間放置したことは許せない」 県警内からも批判の声

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1早よ説教部屋に来栖川芹香 m9( ゚д゚) → ネットナンパ師φ ★
愛知県長久手町の発砲立てこもり事件は発生から24日で1週間。県警特殊部隊(SAT)の林
一歩警部(23)が死亡し3人が負傷、解決まで約29時間かかった県警の対応には身内からも
批判が上がっている。

発生初日の17日午後9時すぎ。立てこもった元組員大林久人容疑者(50)宅の玄関からわず
か3メートルまで迫った捜査員たちに、窓から突き出された銃口が向けられた。空気を裂くよう
に4発の銃声が断続的に響いた。

木本巡査部長を盾で覆うようにして助け出し、捜査員が数歩下がった時に「被弾、被弾」と後
方で叫び声。犠牲者は、約5メートル後方でサブマシンガンを構えていたSATの林警部だった。

射撃許可は出ていたが、応射はなかった。ある捜査員は「窓のブラインド越しで容疑者の姿が
よく見えず、人質を撃つ可能性があった」と苦渋の選択だったことを明かす。

県警にとって最大の誤算は「小さく構えた初動」だった。

110番は17日午後3時50分ごろ。「父親が拳銃を持って暴れている」という内容だったが、そ
の直後に「拳銃はおもちゃ。来ないでいい」と第二報。県警は「おもちゃ」との言葉を信じ、大
掛かりな緊急配備を敷くことなく、最寄りの交番勤務の木本巡査部長ら2人を向かわせた。
防弾チョッキ着用は指示しなかった。

充実した装備の特殊班やSATが現場に集結するまでに約2時間。大林容疑者が「みんな撃
つぞ」と叫び続けたため、初期の突入をあきらめ、新たに救出の作戦を練り、近くの空き地で
訓練を行って、本番までさらに約3時間要した。

「いつまで作戦を考えていたのか」「仲間を長時間放置したことは許せない」。県警の捜査員
の中には、一連の対応が遅すぎると身内を批判する声が強い。

しかも、18日午後3時ごろ、人質の森三智子さん(50)が自力で脱出してから、現場の捜査員
は「突入の必要なし」との意向を示したが、県警幹部は同日中の突入を指示。大林容疑者が
投降するまで双方の判断が分かれる場面があったという。
(抜粋。全文は http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200705230273.html