《再掲載》(2007/01/09(火)) 経緯 - ヲ・ヲォ〜レ様の過去の提言集より
> 1.北九州市と下関市の合併による「西京市」は実現可能か 2003年10月26日(日)
> (中略)北九州市は江戸時代における小倉藩の領地と福岡藩の領地がそれぞれ「折半」の
> 形で市域を有し、人口も小倉藩側では小倉北区、門司区、小倉南区の51万人、福岡藩側
> では八幡東区、八幡西区、戸畑区、若松区の49万人と、ほぼ2等分する形である。これは
> 意図的なものではなく、戦国時代の古戦場としての到津(小倉北区と八幡東区の行政区境)
> あたりがもともと境になっていて、このあたりから丘陵地が延々と続き、市街地が大(後略)
>
> 2.道州制の報道について 2004年 2月 7日(土)
> (中略)また、「東京に対する警戒感」を標榜しながら実は福岡市に利益を誘導するだけの
> 発想を好む者もいる。道州制導入を好んで報道するのは…もちろんそれによって得をする
> 福岡市だろう。おそらく九州国際空港構想(のちの新福岡空港構想)と同様に、たいした進
> 展もなく誰にも相手にされなくなるだろう。(後略)
>
> 3.考えれば考えるほど「不可能」は減る 2004年 3月26日(金)
> (中略)併に伴う、ありがちな「不公平感」を取り払い、より一体感を体現でき、しかもこれら
> 西京市・西京県以外の福岡県や山口県の「残りの地域」に対する「損得感情」も出さない考
> え方である。
>
> ◆西京県・西京市の新しい行政区域を考える
> 基本的に「1県1市10区」の、非常にシンプルな構成でまとめたい。こうすることにより、そ
> の組織の透明度が確保され続けるものと言える。現在、下関市は豊浦郡4町の合併が前
> 提にあって、それらが実現すると人口が30万人を超える。そうなると、下関市中心部と長
> 府方面、それと豊浦郡4町を2分割することになる。新下関駅以東の長府地域を(後略)
「 1県1市の関門特別市 」 は語句 「 西京 」 を 「 関門特別 」 に入れ替えただけ?
…ではお待たせの要旨部分Bの全文公開、とw
《再掲載》(2007/01/09(火)) 旧・北九州都市再開発情報掲載分(当時の原文をそのまま掲載) page 1/2
3.考えれば考えるほど「不可能」は減る 2004年 3月26日(金)
◆「マジック」は可能である
北九州市と下関市の合併による、「西京市」の実現には多くの難題が目前に並べられている。県境の
取り扱いもそうであるが、行政サイドはもちろん対応を渋る。なぜならば、それらは一歩間違うと合併
による「コスト削減策」として職員の削減や議会の定員総数減にもつながりかねないからである。しか
し、これらを解決する方法も…もちろん、ある。
◆「西京市」の設立と同時に「西京県」も設立する
そこでオレ様は考えた。単なる市区町村どうしの合併の場合、上記の人員削減についての問題は避
けて通れない。しかし、これらに対して新県「西京県」を設立すれば、これらの問題はことごとく解決す
る。しかも、これらは福岡県と山口県の「残りの地域」に対する「損得感情」も出さずにすむ。では、以
下にそれらを提示する。
◆「最小限のコスト」による「最大限の権限」の獲得
まず、これらの素案は既存の行政インフラを最大限に再活用できる。つまり、現在の北九州市役所を
「西京市役所」として、そして、下関市役所を「西京県庁」として使えば、差し引きは「ゼロ」になる。どち
らが「市役所」になるか「県庁」になるかはこの際たいした問題ではない。現在の北九州・下関両市長
にしても同じく、どちらかが「西京市長」にどちらかが「西京県知事」に就任すればよいことである。議会
にしても同じだ。どちらかを「西京市議会」とし、どちらかを「西京県議会」にすればよい。警察組織にし
ても同じだ。どちらかを「西京中央署」とし、どちらかを「西京県警本部」にすればよい。北九州市と下関
市の双方に同じように「役割分担」をさせることで合併に伴う、ありがちな「不公平感」を取り払い、より
一体感を体現でき、しかもこれら西京市・西京県以外の福岡県や山口県の「残りの地域」に対する「損
得感情」も出さない考え方である。
《再掲載》(2007/01/09(火)) 旧・北九州都市再開発情報掲載分(当時の原文をそのまま掲載) page 2/E
◆西京県・西京市の新しい行政区域を考える
基本的に「1県1市10区」の、非常にシンプルな構成でまとめたい。こうすることにより、その組織の透
明度が確保され続けるものと言える。現在、下関市は豊浦郡4町の合併が前提にあって、それらが実
現すると人口が30万人を超える。そうなると、下関市中心部と長府方面、それと豊浦郡4町を2分割す
ることになる。新下関駅以東の長府地域を、「長府区」に、それら以外の下関市中心部と豊浦郡4町の
地域は「下関区」とすることが無難だろう。北九州市では中間市の編入合併が予定されているが、これ
は中間市の行政区域を踏襲する形での「中間区」とすることが、住居表示改定に対する業務量も削減
され、認知上のトラブルも少なくてすむだろう。残りの地域の行政区の名称はそのままで、変更しない。
住居表示改定に対するコストをいたずらに浪費するのはよくない。へたに見栄を張った「中央区」などを
設定すると「無用な地価高騰」を招くだけである。
≪ 新しい行政区の概要 ≫
◆継承
門司区・小倉北区・小倉南区・戸畑区・若松区・八幡東区・八幡西区
◆分割
下関区…現在の下関市市域のうち、新下関駅より西側地域と豊浦郡4町
長府区…現在の下関市市域のうち、新下関駅より東側地域
◆新設
中間区…現在の中間市市域の継承
◆同じ「呼称」のもとにある同じ「生活圏域」
さて、西京県・西京市の実現は北九州市・下関市及び広域地方の一体感を体現する方法としてはもっ
とも相応しい。同じ呼称のもとにある同じ生活圏域。これこそがこの地域の躍進の重要な要素であると
オレ様は考える。
《再掲載》 (2007/01/09(火))
…ここまで、ヲ・ヲォ〜レ様の ” 3年前の提言 ” を引き出しておいた。
想定範囲外の ” ゴミ袋の3.3倍値上げ ” があったのでこの案は基本的に却下する方針を既に提示
し、東小倉湾岸地域への都心機能移転及び役割分担議論の方針に転換した。
…残念ながらヲ・ヲォ〜レ様の中には ” 西京県西京市 ” はもう存在しない。
今あるのはより現実的な ” 北九州市の新しい中心地、東小倉 East-Kokura の創生 ” だけである。
# ” 将来 ” を悪い方向に変えようとすれば、それをも 「 変える 」 しかない。
…市長選も終わり、北九州市の新しい方向性を模索している局面に入った。
6月の新予算提示に向けて、前向きに進もうと言うのであれば…ヲ・ヲォ〜レ様は協力してやってもよい。