【自民党】中堅「伝統を軽視し皇室を形骸化させる発想だ」 「秋のGW」構想に反発の声強まるとSANKEI EXPRESS

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1春デブリφ ★
 歴史と文化に根付いた祝日を移し替えようという動きが与党に浮上している。今年夏の参院選を
念頭にということのようだが、「もう少し見識を働かせたら?」という声も聞こえてきそうだ。
 自民、公明両党内で出ているのは、11月に「秋のゴールデンウイーク(GW)」を作るため、
「文化の日」(11月3日)の前後に「体育の日」(10月第2月曜日)と「勤労感謝の日」
(11月23日)を移し、3連休とする構想だ。公明党は夏の参院選で与党マニフェスト(政権
公約)の「目玉」にしたい考えだが、「勤労感謝の日」は皇室神事の「新嘗祭(にいなめさい)」
に当たることなどから、「伝統を軽視し皇室を形骸(けいがい)化させる発想だ」(自民中堅)と
反発の声が強まっている。
(中略)
 、「勤労感謝の日」は、天皇陛下がこの年に収穫した五穀を神様に勧め、自らもこれを食し収穫
を感謝する新嘗祭であり、「文化の日」は明治天皇の誕生日を祝う「明治節」にあたることから、
自民党内で「皇室軽視だ」(中堅)と反発の声が続出した。
 片山虎之助(かたやま・とらのすけ)参院幹事長(71)は15日の会見で「祝日にはその日付に
それなりの意味がある。休日を動かすことに皆の納得が得られるのか」と批判。中川(なかがわ)昭一
(なかがわ・しょういち)政調会長(53)も「安易に祝日を変えるべきではない。皇室ゆかりの祝日
はなおさらだ」と強い不快感を示している。

 自民党執行部には、東京五輪開会式の日に由来する体育の日だけを「文化の日」の前後に移動する
妥協案も浮上しているが、「安易に祝日の変更を繰り返せば、次第に祝日の意義が薄れる」(中堅)
との声もあり、自民党内での意見集約は困難になりつつある。
(後略)
■ソース(iza・SANKEI EXPRESS)(略部分はソースで)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/52358/