★横須賀市基地対策課職員など原子力空母安全対策協議のため渡米
来夏に在日米海軍横須賀基地へ配備が予定されている原子力空母ジョージ・ワシントンの
安全対策について協議を行うため、横須賀市基地対策課職員や外務省の島田順二
日米安全保障条約課長らが十三日から渡米する。日本の自治体としては、初めて
原子力事故を想定した安全訓練の視察なども行うという。
訪米団が足を運ぶのは、ワシントン州ブレマートン市にあり、原子力空母や原子力潜水艦の
整備・点検を行っているピュージェット・サウンド米海軍造船所などの施設が中心。
原子力艦船の事故を想定し、地元自治体などと米海軍が定期的に実施している安全訓練を見学する予定。
このほか、ジェームズ・ケリー在日米海軍司令官や、原子力空母に搭載されている
原子炉の管理などを行っている担当者らと意見交換。秋に横須賀市で予定されている
原子力災害を想定した安全訓練のシナリオについても協議するという。
同市と在日米海軍司令部、横須賀基地司令部は三月に、原子力艦船の災害も想定し
「災害対応準備及び災害救援の共同活動に関する市と米海軍の覚書」を締結している。
神奈川新聞
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiimay070589/