・JR留萌線秩父別駅で9日朝、通学の高校生26人が列車に乗れなかったのは「列車内の
高校生が奥に詰めなかったから」とのJRの説明に、当時乗り合わせていた高校生や
学校側から疑問の声が上がっている。10日朝、同じ列車に乗り、検証した。
留萌駅から乗った。定員74人(座席数とつり革数)の車両に乗客は7人。石狩沼田駅で
約70人の高校生が乗り込んできた。深川西高と深川東高の生徒たちだ。秩父別駅でも
55人がホームで待っていた。最後部にいた私はすぐに身動きができなくなった。
JR北海道旭川支社によると、9日の運転士は秩父別駅で奥へ詰めるよう放送で要請したが、
詰まらないため、「いっぱいになった」と判断。運転指令から「タクシー手配」の連絡を受け、26人を
残し出発した。残された高2男子は「いつも以上に込んでいるように見えた」という。
9日の同列車は10日より定員が10人少ない車両だった。
9日は両校とも生徒から「いつもより一般乗客が多かった」と報告を受けたという。ただ、
同支社の認識は「そういう事実は確認していない」と食い違う。
旭川支社によると、9日、深川駅に着いた列車の乗車状況を確認したところ、後部に数人程度
乗れる余裕があったという。「運転士は(秩父別駅で)まだ乗れることに気付かなかったと思うが
実際は詰めればあと数人は乗れた。26人全員乗れたという認識は持っていない」と
10日に当初の説明を微妙に変えた。
9日に同列車に乗っていた高1女子は「みんな後ろに詰めていた。あと2、3人しか乗れ
なかった」と話す。高3男子は「冬にも5人ほど乗れないことがあった」と混雑への不満を述べた。
列車をよく利用する男性(74)は「車両が小さ過ぎる」とぼやいた。
深川東高の川真田教頭は「マナー違反が原因と一方的に責められ、生徒は傷ついている」
と憤る。通学でこの列車を利用する生徒は同校が昨年より約20人、深川西高は約10人増えた。
教頭は10日、「2両編成で運行してほしい」とJR側に要請した(一部略)
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hokkaido/news/20070511ddlk01040099000c.html ※前:
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1178961302/