★野党3党、「姑息なやり方」と批判=国民新は「新しい参拝方式」と評価
民主党の鳩山由紀夫幹事長は8日昼、党本部で記者団に対し、安倍晋三首相が靖国神社の
春季例大祭に合わせ私費で5万円を負担して真榊(まさかき)を納めていたことについて
「それが美しい国造りへの首相の行為なのか。あまりにも姑息(こそく)だ」と批判した。
その上で「私人と言いながら、首相の名前で真榊を出すのは矛盾している。(中韓両国と
の関係に)影響が出ないことを望みたい」と語った。
共産党の市田忠義書記局長は国会内で記者団に「靖国神社が体現する侵略戦争、植民地
支配肯定の立場に首相がしがみついていることを行動で示した。言行不一致も甚だしい」
と指摘。
社民党の福島瑞穂党首も国会内で記者団に「ご都合主義、2枚舌の姑息なやり方だ。
明確に政教分離に反するので、憲法違反という観点からも追及していく」と強調した。
これに対し、国民新党の綿貫民輔代表は衆院議員会館で記者会見し、「1つの新しい
参拝の方式だ。わたしはいい方法だと思う」と評価した。
■ソース(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2007050800375