★超党派議連、独自の改憲提言・「天皇を元首に」
自民、民主、国民新などの保守系の国会議員でつくる新憲法制定促進委員会
準備会(古屋圭司座長)は2日、独自の憲法改正提言をまとめた。
象徴天皇制は維持しつつも、天皇を国の「元首」と位置付け、皇位は男系男子が継承すると明記。
9条1項は表現を改め、集団的自衛権の行使容認を明確にする内容だ。
安倍晋三首相に思想信条が近い議員が多く参加しており、今後の憲法論議に影響しそうだ。
3日の憲法フォーラムで発表する。
前文については「歴史や伝統的な価値観など国柄を明らかにすべきだ」と強調。
改憲の発議要件は現行の「衆参両院の3分の2以上」から「5分の3以上」に緩和することも盛り込んだ。
日経新聞
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20070503AT3S0200T02052007.html