★石原東京都知事、「東京DC特区」構想に語気を強め反論
・東京都心部をワシントンDCのようなどこの都道府県にも属さない国の直轄地にして
しまおうという「東京DC特区」構想が持ち上がっている。
この構想は、自治体の税収格差の是正を狙ったもので、大企業が集中する東京23区の
およそ半分にあたる都心部を、首都機能などに特化した国直轄の地域「東京DC特区」に
指定し、法人からの税収などを財政難の地方自治体に回そうというもの。
この構想を立ち上げたのは、政府の地方分権改革推進委員会のメンバーである作家・
猪瀬直樹氏。猪瀬氏は「日本全体の努力の結果、たまたま東京に税金が集まっているので
あって、その税金は、東京が多少痛みをともないながら、もう一度日本を救うために使うと」
と語った。
この構想に、都民からは「いいことじゃないですか。わたしは非常に賛成ですね」、
「おかしいですよね、都民のものが地方に行くっていうのは」といった声が聞かれた。
一方、この恩恵を受ける可能性がある地方都市の人々からも、さまざまな声が聞かれた。
島根県民からは「(地方に)還元するという意味で、生かしていければいいのでは」、「(税収
分配)そうしてくれれば、少しは街も盛り上がるんじゃないかなと思いますけどね」といった
声が聞かれた。
23日、初登庁をした石原都知事は、この構想について、「東京が1人勝ちしている。金持ち
だからオリンピックをやる。やるんならそこからむしり取ろうと、税法を変えるというのは、
わたしは極めて乱暴な議論だと思いますね」と語気を強め、語った。
猪瀬氏は「東京オリンピックより夢のある話なんだけどね」、「石原 慎太郎さんは『何を
言うんだ!』と今思っているかもしれないけど、でもよく考えてみれば、絶対これは、歴史に
残る大仕事だと思うんですね、僕は」と話しているが、石原都知事は「くわしく聞いてないから
わかりません」と述べている。(一部略)
http://www.fnn-news.com/headlines/CONN00109390.html ※動画:
http://www.fnn-news.com/windowsmedia/sn2007042309_300.asx ※前:
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1177395702/