肉球でペットのストレス測定 ライフケア技研 産学連携、今夏にも販売
ライフケア技研(富山市)は犬やネコなどペットのストレス状態を調べる「ペット用ストレスチェッカー」を富大医学部、同大生命科学先端研究センターなどと共同開発した。
ストレスが高まると、足肉球からの発汗量が増えることに着目し、肉球に張った紙の色の変化で発汗量が分かる仕組みとした。
ペットは性格や飼い主の対応、環境などによるストレスで健康を害し、かみ付いたり、家具を傷つけたりするケースがあるとされる。
散歩を長くしたり、触れ合いを増やすなど、ストレスを和らげるタイミングを見極めるため、ストレスチェッカーを開発した。
測定方法は、塩化コバルトを含んだ直径十―十五ミリのパッチ剤を、足の肉球に二、三分間張る。
発汗量が多いと、ブルーから濃いピンクに色が変わり、ストレス度を把握できる。
ライフケア技研は昨年七月、人用の測定器を市場投入している。
ペット用は今夏にも、獣医やペットショップ向けに販売開始する。
http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20070419303.htm