【社会】JA徳島中央会職員、顧客の個人情報777件をスポーツバッグに入れて不法投棄 眉山中腹に

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★顧客資料を不法投棄 JA徳島中央会職員、眉山中腹に

 JA徳島中央会(徳島市北佐古一番町、畠山正夫会長)の男性職員(53)が、JAバンクの顧客の氏名や
口座番号など七百七十七件の個人情報が入った資料を、同市内の眉山中腹に不法投棄していたことが
十七日、分かった。
 不法投棄されたのは、二〇〇一年九月末の県内JAの決算用資料。男性職員が〇二年二月上旬、監査
のため入手、自宅に持ち帰っていた。A3判、A4判の二種類計約二百ページに、顧客の氏名や金融取引の
年月日などの個人情報が記載されている。
 今年三月中旬、県道・鮎喰新浜線沿いの眉山中腹で、テニスボールなどとともに青色のスポーツバッグに
入れて不法投棄された資料を、清掃活動中の男性が発見した。関係者によると、監査を担当していた男性
職員はバッグの投棄を認めているが、捨てた時期は不明という。
 中央会は県内各JAの指導的な立場にあり、年二回、決算の外部監査を実施している。職員による個人
情報入りの資料の不法投棄は全国で初めてで、中央会は「関係者に深くおわびするとともに、全職員の
指導を徹底したい」と話している。

 ◎「再発防止に努める」 会長謝罪、職員を近く処分

 JA徳島中央会(徳島市北佐古一番町、畠山正夫会長)の男性職員(53)が、個人情報が入った内部資料
を同市八万町の眉山中腹に不法投棄した問題で、中央会は十八日、JA会館で会見を開いた。畠山会長は
「資料の厳格な管理について再発防止策を講じる。JA利用者に深くおわびしたい」と謝罪した。
 会見で畠山会長ら三人が、頭を下げて謝罪した後、経緯を説明。近く男性職員を懲戒処分にすることも
明らかにした。問題が起こった原因、背景については<1>職員の法令順守の意識<2>資料の管理・
保管方法<3>職員のチェック体制−などの欠如を挙げた。
 不法投棄されたのは、二〇〇二年二月に実施した監査用の資料。JAバンクの顧客の氏名や口座番号
など七百七十七件の個人情報が入っていた。

徳島新聞 2007/04/18 15:52
http://www.topics.or.jp/contents.html?m1=2&m2=3&NB=CORENEWS&GI=Kennai&G=&ns=news_117687915605&v=&vm=1