★東証から提出の6件の認可申請書、金融庁が紛失を発表
金融庁は16日、1996〜02年度に東京証券取引所から提出された
定款変更など6件の認可申請書を紛失したと発表した。
1件は、添付された総会の議事録に氏名、印影の個人情報が含まれて
いた。個人情報が外部に漏えいしたとの情報はなく、誤って廃棄した可能性
が高いという。
五味広文長官は同日の記者会見で、「監督する立場の金融庁で、この
ような事態が発生しおわび申し上げる」と陳謝した。
金融庁の文書管理規定は認可申請書は10年間保存するよう定めている。
金融庁によると、今年2月下旬の情報公開請求をきっかけに紛失が発覚し、
詳しく調べたところ6件が見つからなかったという。
金融庁は04年、05年にも金融機関から提出を受けた経営情報や個人
情報が入ったフロッピーディスクを相次いで紛失し、関係者を処分している。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070416i414.htm?from=main4