★郷原議長が公開質問状送付 「TBSは捏造疑惑に向き合え!」
・不二家の信頼回復対策会議の議長を務めた郷原信郎・桐蔭横浜大コンプライアンス
研究センター長(同大法科大学院教授)がTBSに対し公開質問状を送った。TBS
「みのもんたの朝ズバッ!」の放送内容に「捏造疑惑」が持たれている問題で、信頼
回復対策会議が「捏造疑惑」の証拠となるテープなどを公開した。しかし、TBS側が
これについて「道義にもとる」などとコメントしたことが、郷原議長の怒りにに火をつけたようだ。
事の発端は3月30日に、不二家が社外に設置した信頼回復対策会議が「最終報告書」を
同社に提出したことを発表した記者会見。同会議は「最終報告書」のなかで、消費期限
切れ原料の使用が明らかになって以降のマスコミ報道について、「メディア・スクラム」
状態になった要因は「マスコミの理解不足、誤解」と「それに対する不二家側の対応」に
あったと指摘している。
しかし、1月22日放送の「朝ズバッ!」での報道だけは、「無理解による間違った報道と
いうレベルを超え、きわめて意図的な事実に反する報道を行って、しかも、それを根拠に
して不二家を徹底的に批難するということを続けた。『朝ズバッ!』の報道は不二家の
営業上、相当深刻な影響を与えた。社会問題だ」(郷原議長)として、TBSに対し法的
措置を取る事を検討すべきだと不二家に提言している。そして、「朝ズバッ!」の内容に
訂正を求め、両社が協議した際に録音された音声がこの日の会見で公開された。
だが、それに対し、TBS側は「音声公開は道義にもとる」などとマスコミにコメントした。
これに対し、郷原議長は、TBSこそ「モラルが問われている」として4月2日にTBS井上弘
社長宛に個人名で公開質問状を提出した。
質問状を提出した理由について郷原議長はJ-CASTニュースに対し、 「私をはじめとした
信頼回復対策会議のやり方に対するTBSの『言いがかり』によって、コンプライアンス研究
センターの所長として、また表舞台に立たざるを得なかった」と語る。(
>>2-10につづく)
http://news.livedoor.com/article/detail/3106172/