■「性的興奮」動機供述暴行より量刑重く
奈良市内で女児が体液入りの液体をかけられた事件で、暴行容疑で逮捕された京都府木津川市、
自称アルバイト店員阿南延晃容疑者(38)が、県警の調べに対し、犯行の動機について
「性的興奮を味わいたかった」と供述していることがわかった。地検は暴行罪より量刑の重い
強制わいせつ未遂罪の適用が可能と判断、近く同未遂罪で起訴する。
県警のその後の調べに対し、阿南容疑者は「ほかにも20件あまりやった。
液体が女の子の顔にかかると興奮した」などと自供。
このため県警と地検が協議。この供述に加え、女子児童・生徒ばかりを狙った犯行の
悪質性などを考慮、同罪を適用できるとの結論に達したという。
調べでは、阿南容疑者は今月5日、奈良市小川町の市道で、たばこの箱に入れた液体を
小学5年女児(11)のスカートにかけた疑い。同日、奈良署に暴行容疑で逮捕された。
また、県警は別の少女の顔にも体液をかけたとして、阿南容疑者を近く強制わいせつ容疑で
再逮捕する。
読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nara/news002.htm