【社会】 「安い業者などに注意を」 引っ越しトラブル、増加傾向…苦情トップ「約束不履行」

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1☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★:2007/03/22(木) 23:13:41 ID:???0
・春は年間の引っ越し件数の3割以上が集中するといわれる「大移動」の季節だ。ただここに
 来て、引っ越し業者をめぐるトラブルが増加傾向にある。中でも多いのが「業者が約束を
 守らない」という基本的なもの。

 国民生活センターは先月、引っ越しサービスをめぐるトラブルの実態をまとめた。平成13年度は
 1841件だった相談件数がここにきて急増し、17年度には2500件を超えた。月別に見ると、
 3、4月のこの時期の相談が特に増えている。
 苦情で最も多いのは「『約束の時間に来ない』に代表される『約束不履行』です」と説明するのは
 同センター相談調査部の浦川有希さん。過去5年間で、2453件と他の苦情を抑えてトップと
 なった。中には「引っ越しスタッフが女性だけということで契約したが、実際来たのは全員男性
 だった」という笑えないケースもある。

 トラブル増加の背景には、業界の内部事情もあるという。
 住民票の移動数が年間で最も多かったのは高度成長期の853万人で、17年は約560万人
 までに減少。「少なくなったパイを取り合う状況になっている」と、全日本トラック協会輸送
 サービス室では解説する。

 “いまどき”のトラブルも報告される。
 「ネットの発達で、意外なトラブルが出てきています」と指摘するのは、情報誌「引越
 情報」を発行するHJ引越情報代表の有馬寛治さん。
 有馬さんは、いくつもの業者の料金を比較できる「料金比較サイト」の存在を指摘する。
 「ネット上に安い金額を提示して、契約を結ぶことを最優先にする業者が増えています」と
 有馬さんは解説する。消費者としてはつい安い業者を選んでしまうが、有馬さんは「安いのには
 理由があって、梱包が雑だったり輸送が乱暴だったりと、満足なサービスがともなわないことが
 ある」と指摘する。
 また、「フリー便」「午後便」とも言われる時間指定なしで料金を割り引くサービスを用意する
 業者が増加しているが、これにも注意が必要だという。「『午後からうかがいます』という約束を
 しながら、作業が遅れ、深夜零時近くに来たという報告もあります。結局、値段だけで安易に
 選ぶことは避けたほうがいい」(有馬さん)(抜粋)
 http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/44403/