【社会】制御棒の挿入は経験のない課が担当 北陸電力志賀原発臨界事故 [03/17]

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16名無しさん@七周年
原子炉停止機能強化工事。
その性能検証試験中に、事故は発生した。

原子炉の上ぶたを全開放。
制御棒89本全てを原子炉の下部から挿入、全出力を停止、、、、させたはずだった。

作業員は試験手順書に従い試験を行っていた。
しかしその手順書には誤記があり、本来なら開いておくべき弁を閉じてしまっていた為
漏水により逃げ場を失った水圧が制御棒3本に集中した。
そして、とうとう3本の制御棒は脱落してしまった。
脱落した直後から中性子の量が増加。異常発生の警報が鳴り響く。
これは、核反応を停止させている筈の原子炉内で、核反応が発生し出したことを意味した。つまり臨界である。
最悪の事態を避けるため、ついに原子炉緊急停止装置を作動させる事を決断。しかし
試験開始前の事前設定で、緊急停止装置は作動しないように設定されていたのである。
遠隔操作による原子炉制御手段は全て失われた。
もはや事態を収拾させる手段は一つだけであった。
作業員の手作業による弁の開け閉めである。
数名の作業員たちが緊急招集された。
弁の開け閉めをする為に、果敢にも核反応が起きている炉心へ向かう彼等の運命や如何に。

時、1999年6月18日午前2時すぎ  石川県北陸電力 志賀原子力発電所1号機内




※この話は現実にあった話である。
  尚、作業員の放射線の被曝は無く、全員無事であった。と発表されているが、、、真偽のほどは・・・・