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381名無しさん@七周年
女性死亡し、長女は脳障害 高松赤十字病院を遺族が告発
http://www.sankei.co.jp/chiho/kagawa/070306/kgw070306001.htm

 高松市番町の高松赤十字病院で平成17年に出産のため入院中だった女性=当時(30)=が死亡、生まれた長女に脳障害が出て、
カルテも改ざんされたなどとして東京都内に住む女性の兄が昨年4月、主治医らを業務上過失致死傷罪と証拠隠滅の罪で
高松北署に刑事告発したことが5日、明らかになった。女性の夫と長女は今後、病院を相手取り、損害賠償を起こすという。
病院はカルテの不適切な書き換えは認めているが「誤診はなく、医療行為は適切」としている。
 関係者によると、女性は16年11月、他病院の紹介で高松赤十字病院に来院。主治医は、胎盤が子宮口をふさいで帝王切開が必要となる
「全前置胎盤」の疑いがあると診察、同年12月20日には前置胎盤を示す「P」などの文字をカルテに記載した。
17年1月4日、出血を訴えた女性を別の医師2人が診察、自然分娩できる「低置胎盤」と診断。2日後の6日、産気づいた女性は入院したが
深夜に心肺停止状態となり、7日未明に死亡。帝王切開で長女が生まれたが、脳に障害が残った。
 女性の夫や兄ら遺族は同年1月11日、病院に説明を求めた際、12月20日のカルテをカメラで撮影。「P」と書かれた部分が
12日の説明時には「低置−」と書き加えられていた。主治医が加筆した、という。
 遺族は女性が死亡して長女に障害が残ったのは病院が前置胎盤を低置胎盤だと誤診、適切な時期に帝王切開しなかったためとしている。
一方、病院は女性の死因について「羊水が血管に入ってできた血栓で起きた『羊水塞栓』と病理解剖で判明している」と主張。
また、長女の障害についても「女性の診断結果とは関係がない」と主張している。