【ゲンダイ】政治評論家・森田実氏「共産党、安倍政権の悪政にストップをかけるチャンスを自分たちで潰している」

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1春デブリφ ★:2007/02/08(木) 10:07:59 ID:???0
★共産党は安倍政権の助っ人か

 崖っぷちに追い詰められた安倍政権を結果的に救ったのは、またも共産党
だった。
 柳沢発言でムードが一変し、最後の最後まで開票結果がもつれた愛知知事選。
辛うじて自公が推した現職の神田知事が逃げ切ったが、大ポカなのは野党が票
を食い合ってしまったことだ。

 民主などが推す石田候補と共産党の阿部候補の票を合わせれば、10万票近く
与党候補に勝っていた。
「いつも言うことですが、共産党は勝てもしない候補者擁立はやめるべきです。
相手の自公が一丸となって選挙をやっているのに、野党が候補者を乱立では愚の
骨頂。票を分散させ、自公を助けるだけです。共産党だって、安倍政権の悪政
ストップが目的でしょう。それなのに、ストップをかけるチャンスを自分たちで
潰している。まったくバカらしいし、これじゃ、まじめな有権者に嫌われるだけ
です」(政治評論家・森田実氏)

 共産党は、ほかの野党と一緒になって柳沢大臣の辞任を要求している。それな
のに、愛知知事選で安倍政権を勝たせ、柳沢大臣のクビの皮一枚を残してしまった。
言うこととやることが大矛盾だ。
「もちろん共産党が民主党と組んでも、うまくいかない。政策のすり合わせなどで
グチャグチャになってしまう。沖縄知事選で勝てるはずだった野党共闘候補が敗れ
たのはそのせいです」(民主党関係者)
 となると、安倍政権が潰れるまで、共産党はじっとしていることだ。独自候補を
立てず、野党共闘の前面にもシャシャリ出ない。安倍の改憲や教育改悪を阻止する
には、しばらく身を隠しているのが近道かもしれない。

【2007年2月5日掲載記事】
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/society/story/08gendainet02030485/