沖縄県の仲井真弘多知事は2日の記者会見で、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)移設
について、同県名護市が政府に提示した修正案に同調する考えを示した。政府にも修正案
に理解を示す声があり、国と地元が対立している移設問題が打開される可能性が出てきた。
同飛行場移設で政府は昨年5月、キャンプ・シュワブ沿岸部(同名護市)にV字形滑走路
を造ることで米政府と合意したが、沖縄県などが反発。仲井真知事も反対姿勢を示していた。
ことし1月19日に開かれた政府と地元との協議会で名護市が、滑走路を沖合にずらす修正案
を提示。
高市早苗沖縄北方担当相は22日、塩崎恭久官房長官と会談した際に、修正案について
前向きに検討すべきだとの考えを伝えた。
■ソース(共同通信)
http://www.47news.jp/CN/200702/CN2007020201000337.html