★東大、全学生の傷害保険料負担
東京大学(小宮山宏学長)は31日、学生の福利厚生を図るため、全学生(約2万9000人)に
傷害保険に加入してもらい、保険料を大学が負担すると発表した。
加入するのは、日本国際教育支援協会が運営する「学生教育研究災害傷害保険(学研災)」。
支援協会によると、全学生の傷害保険料を大学が賄うのは国公立大では初めて。
大学の負担額は年間約2800万円(1人当たり約1000円)の見通しで、4月から実施する。
補償額は最高2000万円で、大学の授業や行事、課外活動中の災害事故による傷害のほか、
通学途中の事故も補償対象になる特約を付ける。
東大ではこれまでは任意加入となっており、加入率は約7割だった。
石堂正信副理事は「保険に入るようにあっせんしてきたが、入り忘れる学生も多かった。
大学が負担すれば全員が補償対象になる」と話している。
日経新聞
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20070201STXKD043831012007.html